Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

「新米」召し上がっていますか

令和の米不足」と騒がれ、店頭の棚から米袋が姿を消し、どれほど心細く思ったことか。「あと少し、あと少しで新米が出るから」と、指折り数えて待ちました。新米は毎年楽しみにしていますが、これほど、待ち遠しく思ったことがあったでしょうか。多少、高価になっても、米が手に入らないよりずっといい。改めて米のありがたみに気づきました。

AKOMEYA TOKYOでは、およそ1カ月ほど前の10月18日から新米祭りが始まっています。日本全国から集まった20種類以上のお米が2合ずつ真空パックになっていますので、食べ比べて楽しめます。お米を、「しっかりからやわらか、そしてもっちりからあっさりへ」と分類し、好みの米を選べるようになっています。

    

私はまずは、「令和6年度特別栽培米出雲国ご奉納 島根県飯南町産コシヒカリ」(真空2合パック800円税込)を炊いてみました。出雲大社と古くからゆかりのある島根県飯南町長谷地区でできたお米は、出雲大社へ実りと収穫、ご加護とご縁を願って奉納されています。出雲大社の大しめ縄は、この町で作られています。ふっくら、豊潤で、つややかで粘りが強い味わいで歯ごたえがあります。

続いて、新潟大学が約20年かけて開発に成功した暑さに強い新品種「令和6年度特別栽培新潟県産 新大コシヒカリ」(真空2合パック800円税込)。気候変動に対応してつくられ、従来のコシヒカリの美味しさをそのまま、厳しい暑さでもしっかりと育つようにつくられました。粒に弾力があり、香り高い味わいです。

さらに、福井県産の「いちほまれ」の新米発表会にも行ってきました。

大島優子さん、タイムマシーン3号さん

こちらは、「コシヒカリ」を超えるお米をつくろうと、「コシヒカリ」を生んだ福井県農業試験場で品種改良を7年重ねてつくりあげたもの。「この暑かった夏も、例年以上に収穫できた」と語るのはJA福井県五連会長の宮田幸一さん。「発売して3年たち、だいぶ浸透してきた」と福井県杉本達治知事は胸を張ります。甘みがあり、粒感が強く、しっかりした極上の味です。

 

炊き立てご飯のお供には、AKOMEYA TOKYOの「おおぶりほぐしシリーズ」の愛媛県産「伊予牛の甘辛煮」(900円)、愛媛県産「天然真鯛の焼きほぐし」(750円)はいかがでしょう。ゴロゴロと素材の味がいき、ご飯の美味しさを引き立てます。

    

また、「新米は卵かけごはんで味わいたい」と思う方は、卵かけごはん専用の卵かけごはん専用「牛肉ビビンバ」(750円)も試してみてください。コチュジャンをベースにした甘辛い味になります。

あなたの、好きなご飯のお供は何ですか。

AKOMEYA TOKYO新米祭りは2024年11月21日(木)まで

*2024年11月16日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

 

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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