Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのおでかけエンターテイメント

「PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス」は六本木ヒルズです。

GWいかがお過ごしですか?今日から、2、3、東京都内のおでかけ情報をお伝えします。

『トイ・ストーリー』が公開された時、「コンピュータで全部作った」と評判でした。そこには、本物のヒーローだと思い込んでいるおもちゃや、時代遅れになってしまって持ち主から捨てられそうになっているおもちゃたちの命が息づいていました。

 

ルーカスフィルムから、スティーブ・ジョブズのものとなり、現在はウォルト・ディズニー・カンパニーの子会社となった「ピクサー」。ハリウッドのCGアニメスタジオ「ピクサー」の作品は、ゴールデングローブ賞やアカデミー賞などを数々受賞し、タイトルを思い出すだけでワクワクする作品を次々と生み出しています。

 

その映像制作の裏側を観ることができ、体験できる展覧会が2019年4月13日(土)から東京・六本木ヒルズ展望台東京シティビューで始まっています。『ファインディング・ニモ』『カールじいさんの空飛ぶ家』『モンスターズ・インク』『Mr.インクレディブル』『カーズ』・・・。

これらの作品がどのように生み出され、魂が吹き込まれていくのか。実際の制作工程の片鱗をスイッチやレバーを動かすことによって体験することができます。

まずは、3階のイントロダクションシアターで短い映像を観てから、52階へ。

実際に制作のカギとなる8つの工程は、モデリング、リギング、サーフェイス、セット&カメラ、アニメーション、シミュレーション、ライティング、レンダリング。しかもその制作工程は、順番に動くのではなく、各工程を行き来しながら精度を高めていくのだそうです。

まず、最初にストーリーが書かれ、そこに筋書き、テンポやカメラの角度まで書かれます。そしてコンセプトアートでイメージをつくり、粘土でキャラクターの立体模型を作るとデジタルモデラ―という役割の人が、バーチャル3Dモデルを作ります。

モデルに動きをつける関節と筋肉を作るリギングのあとは、サーフェイスという、肌、髪、服、質感などといった外見を決めていきます。物語りの世界を撮影するのがセット&カメラ。セット・デザイナーがバーチャル世界を構築し、その世界をカメラ・アーティストが撮影します。

キャラクターに演技をつけてストーリーに命を吹き込むのがアニメーター。プログラムで、キャラクターの髪や服を本物のように動かすのがシミュレーション。そして照明デザイナーが灯りを調節してシーンに強弱をつけ、ストーリーの情感を出すのがライティング。最後にレンダリングで、データを2Dイメージへ変換して、映画館で愉しめるようにして完成です。

 

実際にレバーを動かしたり、スイッチを押したりして操作してみると、アニメーションを支える科学にどれほどの専門知識と技術が詰まっているのか、どれほどの時間をかけて作品を作っているのか、実感できます。

「フェイス リギング ワークステーション」では、画面上のおてんば娘カウガール人形のジェシーの眉、上まぶた、下まぶたを動かすことで、表情が変化します。よほど人間の表情を綿密に観察していないと、眉の形をどうすると怒っているのか、喜んでいるのかわかりません。

 

「サーフェイス アピアランス ワークステーション」は、表面加工で印象がガラッと変わり、ライティングでは、照明一つで雰囲気が様変わりすることがわかります。

 

2019年4月12日のプレス内覧会には、ピクサー・アニメーション・スタジオ ミュージアム・展覧会シニアマネージャーのマレン・ジョーンズさんがおみえになり、「数学と科学と芸術の結晶です」と語りました。

会場内のギャラリーツアーをしてくれたのは、ボストン サイエンス ミュージアム企画展運営マネージャーのピーター・ガーランドさん。2015年にボストンサイエンスミュージアムで開催されてから、世界8カ国を回ってきて、これがアジア初の展覧会となりました。ジョーンズさんは「これは教育が目的です」と語り、子供の頃から興味を持ってもらって、今はない技術を生み出してほしいと、それがこの展覧会の狙いだと話しました。

 

なるほど、見て体感していくと、数学と科学と芸術のすべてがつまっているのだということがわかります

 

ピクサー・アニメーション・スタジオの作品を生みだす技法と科学に迫る展覧会「PIXARのひみつ 展 いのちを生みだすサイエンス」は、2019年9月16日(月・祝)まで

数々の魅力的なキャラクターや作品の世界観が、どのように生みだされ、作られていくのか、実際のアニメーションづくりを体験しながらひみつを解き明かしていってください。
HPはコチラ

 

*2019年4月13日現在の情報です。*マスコミ向け内覧会のため、撮影が許可されています。*写真や記事の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

http://www.geocities.jp/officewe_homepage/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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