Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
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紳士のためのお出かけエンタテインメント

「Shibuya Sakura Stage」7月25日グランドオープン

JR渋谷駅に7月21日に新南改札ができ、そこに直結するのが「渋谷ストリーム」と7月25日にグランドオープンを迎える「Shibuya Sakura Stage」です。今、渋谷は100年に一度の大規模開発が行われています。これを機に動線がよくなり、街の回遊性があがり、アクセスが向上するということですが、少しはわかりやすくなるとよいのですが・・。期待が高まります。

渋谷のスクランブル交差点から国道246をはさんで反対側に当たる南側は、街づくりの一環として再開発が行われています。東急と渋谷区、桜ケ丘地区120の地権者たちは2008年に準備組合を設立して以降、15年かけて協力しながら進めてきました。

このたびグランドオープンする「Shibuya Sakura Stage」は、地下2階、地上5階で、一部先行オープンしていました。7月25日から新たに37店舗がオープンします。

新しくできたJR新南改札口のある3階からエスカレーターを上がった4階には16万冊の在庫を持つ渋谷エリア最大の書店「TSUTAYA BOOKSTORE/シェアラウンジ」があります。シェアラウンジは、1時間から利用が可能です(ソフトドリンクプラン1時間1650円 延長30分ごとに825円)。個室(1時間2200円)や会議室(1時間6600円)も備えられているところがありがたい。1日利用(1日5500円)や月額利用(1カ月5万5000円)もできます。そのほか、アートコミュニティスペース「re-search」や、クリエイターの拠点「404 not found」があります。

  

 

3つのフードホール「渋谷By STREET」「404 Kitchen」「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」には17店舗入っています。

まずは「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」では、ここで醸造した出来立てのクラフトビールが飲めます。フードコートのように8つの店舗からモバイルオーダーで料理を頼んでそこで食べられるスタイル。「SHIBUYA BREWERY」のビールは絶品ですし、北海道のフライドポテトはぜひ、召し上がってみてください。数種類のじゃがいもを揚げたフライドポテトは心に残る美味しさです。

  

ブルワリーの隣にあるのが、表参道のミシュラン一つ星「LATURE」の室田シェフのピザ屋「Ciel Pizza」。ブルワリーの社長が室田シェフに懇願して実現しました。丁寧に熟成発酵させた米粉の入ったもっちりした生地、チーズ職人の魂を込めたチーズ、シラスのピザや、ご自身で狩りをされるというシェフお勧めのジビエのピザをぜひお試しください。クラフトビールにピッタリ。

  

カキの専門店「BIG OYSTER KAIRI」もあります。

2つ目のエリアは、ポップアップレストラン。「404Kitchen」は、これまで店舗を持っていなかった方や、キッチンカーで営業していて実店舗でやってみたい人、スタートアップを応援する場所になります。現在は「立ち飲みJUICCCY」。千葉の豚をもっと知ってもらおうというお店。アンパンにソーセージを挟んだアンパンソーセージが、意外な美味しさです。1年の期間限定で営業します。

3つ目のエリアは、6店のお店の連なりです。こちら、和食・酒「えん」の代表が6店舗すべてを運営しています。ソウルの流れるカジュアルな寿司屋「SUSHI SOUL」や、手ごろな「鉄板 BANANA STEAK」は、食券を買うスタイルです。

  

7階にあるのは、ビジネスエアポートという会員制のシェアオフィス。最低2か月からの契約で月14万円で入居できます。「SHIBUYAウエルセンター」は、東大の医科学研究所の協力で、今後、様々なイベントなどを開催していく予定です。ビジネスエアポートとつながっていますが、こちらのウエルセンターはどなたでも入れます。

2階には、大きな東急ストアも入りましたので、近隣生活者のお助け店舗になるでしょう。また、「CHEEAT TOKYOチートトウキョウ」は、日本全国の食をベースにした地域応援・生活者支援のための場です。東急不動産と「まちづくり協定」を締結するカルチャ・コンビニエンス・クラブが企画しています。都市と地域を繋ぎ、全国の想いを発信する食とアパレル雑貨のお店。常設とポップアップの2タイプがあります。

ビルの中は結構、複雑で、どのエスカレータに乗れば行きたい所に行けるのか、わからないことも多く迷子になりそうです。ただでさえ今の渋谷はわかりづらく泣きそうですが、慣れたら楽しいかも。

*2024年7月24日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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