Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

いくらなんでもクリスマスケーキは、まだ暑い。

クリスマスケーキの予約販売が始まります。気温の高さや陽射しの強さに関係なく、もうおせち料理も、年賀状も、クリスマスケーキも予約がスタートです。

毎年恒例、ロイヤルパークホテルのパティシエたちが競い合ってつくる新作のクリスマスケーキ。ホテル内でクリスマススイーツコンテストが7月に開催され、このたび結果発表がありました。選ばれたものが商品化され、クリスマスを彩ります。

今年1位を獲得したのは、新入社員・浅野ひらりさんが考案した「サパン ド ノエル」(7560円 80個限定)。クリスマスツリーをイメージした、ピスタチオのガナッシュで覆われたケーキ。チョコレートジョコンドの上に、イチゴのジュレ、イチゴチョコレートムース、イチゴシャンティがのせられ、アーモンドの食感がアクセントになっています。ふわふわ感、たっぷりです。

2位の「スノーフレーク」(7020円 80個限定)は、山下晴香さんが雪の結晶を表現したホワイトチョコレートの装飾が美しい。バニラの香りと、マスカルポーネのムース、イチゴのジュレやピスタチオのガナッシュが組み合わせられています。

3位は、ムースの表面に描かれたサンタクロースと雪の結晶や、プレゼント袋の飾りがキュートな「サンタクロースからのプレゼント」(6480円 70個限定)。2種のベリージュレとトンカ豆のブリュレを包んだ、可愛らしいムースです。ロマンティックなピンク色に包まれた、受賞者唯一の男性、福久駿さんの作品。

審査員特別賞は、白井柚花さん。歯車時計の文字盤が時を告げる「モマン ジョワイユ」(8100円 70個限定)。アールグレイの風味と、オレンジジュレがアクセントとなった、ムースショコラ。カカオ40%のミルクチョコが使われています。

そして私の今年の一押しは、一人用のプチガトー「ジョリー ノエル」(864円 1人用)。ラズベリーをベースにライチとホワイトチョコのムース、ピスタチオビスキュイが組み合わせられた、優しい甘さのケーキで口に含むと、ふんわりした気持ちになります。見た目も愛らしく、一人でクリスマスを楽しめるところにも一票。手土産にしても喜ばれるでしょう。期間中1階のスイーツ&ベーカリー「粋」で購入できます。12月21日から25日の期間中、予約購入することも可能です。

今年は、ロイヤルパークホテルの35周年ですから、ホテル内のクリスマス装飾も楽しんで!

ロイヤルパークホテル 中央区日本橋蛎殻町2-1-1 最寄り駅はメトロの水天宮前か人形町。クリスマス商品の予約の受付は10月1日(火)~ 

*2024年9月11日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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