Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

お米が高いと聞くと、何だか「おにぎり」が食べたくなる?

AKOMEYA TOKYOで、2月28日(金)から「おにぎり道」フェアが始まりました。お米にこだわるライフスタイルショップAKOMEYA TOKYOが、このたび、おにぎり用に開発したオリジナルブレンド米と、新作ごはんのお供をつかった本格おにぎりを提案しています。

おにぎりは「コンビニで買って食べるもの」と思っていらっしゃる方も多いと思いますが、自分で作るおにぎりも格別です。

アコメヤお米コンシェルジュの渡邉さんは「おにぎりを食べるシーンを考えると、冷めた時に美味しいお米であることがポイントです。それを念頭にオリジナルブレンドしました」と語ります。「令和6年度産おにぎりブレンド真空2号パック」(900円税込)は、冷めると甘みが際立ち粒立ちの良い青森県産の「青天の霹靂」をメインに、「サキホコレ」と「シギの恩返し 米 夢しずく」をブレンド。さらに「おにぎりブレンド十六穀米(900円税込)」では、おにぎり用にブレンドされたうるち米に、16種類の国産雑穀が配合されています。

20品種以上のお米に約300種類のご飯のお供が店頭に並んでいますので、いつもの自分の定番を選ぶのもいいですが、新しいものを試してみると好みの世界が広がるかもしれません。

さらに、渡邉さんから「おにぎり型」でつくる「おにぎり」も教えてもらいました。ヒノキの木でできた、おにぎり型は水にさっとぬらして使います。これまで2サイズあり、ご飯の目安が60gと100gでしたが、新たに特大サイズ、お茶碗一杯分のご飯が握れる1個150gのものが登場しました。まず、ふわりとご飯を入れ、具は半分の所に置いて、その上からまたご飯をかぶせるだけで、できあがり。押しすぎて米粒をつぶさないように、「口ほどけがよく、米粒がわかるように」(お米コンシェルジュ渡邉さん)したほうが美味しいそうです。また、型のヒノキが余分な水分を吸収してくれるということでした。

左は、「まぜ×かけ ごまわかめ梅」(550円税込)をご飯に混ぜたもの。こちらも新商品で梅と海老があります。一番多く入っているのは、一番搾りのごま油を絞った後のごま、乾燥わかめ、塩、紀州南高梅の梅干し、ごま油、隠し味にシナモンが入っています。

右は「銀鮭 焼きほぐし」(800円税込)が具です。銀鮭を宮城の地酒と天日塩だけで味付けしました。使われているのは脂ののったお腹の部分ハラスです。

お花見やピクニック、公園で食べるお弁当にはおにぎりが欠かせません。美味しいおにぎりが作れる人になれると嬉しいですね。

また、今のお米事情からAKOMEYA TOKYOでは、量り売りの精米したてのお米が売れているそうです。全体的に価格が上がっているため、それなら精米したての美味しいお米を食べようという人が増えているのではないかと推測しているとのこと。米農家が潤ってくれることを願ってやみません。

*2025年3月2日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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