Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
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紳士のためのお出かけエンタテインメント

しゃぶ禅で「博多和牛フェア」が、2月15日からスタートします

しゃぶしゃぶ・すき焼の専門店「しゃぶ禅」が2月15日から3月14日まで「博多和牛フェア」を開催します。これまで、徳島阿波牛(あわぎゅう)、茨城常陸牛(ひたちぎゅう)、岐阜飛騨牛(ひだぎゅう)フェアを自治体とコラボして実施してきて、今回は福岡県の博多和牛です。

菅野雄介社長は「インバウンドのお客様も多く、神戸牛や近江牛、松坂牛を求めていらっしゃいます。しかし日本には、ほかにも美味しい銘柄牛がたくさんありますので、もっと知ってほしい。各地にある銘柄牛を世界中の人に知ってもらうためのお手伝いをしたいと思っています」と語ります。今回のフェアでは、首都圏、大阪、福岡の計10店舗で「食べ放題コース」が提供されます。

博多和牛」は、今から20年前に福岡県で生産者が立ち上げたブランドです。福岡県内の指定生産者が、九州の生産地から子牛を仕入れ、約20カ月かけて丁寧に育てています。米どころ福岡の稲わらやとうもろこし、むぎ、ふすま、大豆などを食べ、肉質等級が3頭級以上の牛のみが認定されます。2022年の和牛オリンピックで、最高位である優等賞を受賞しました。年間約3000頭という出荷量のため、東京ではレストランかホテルでしかおめにかかれません。

博多和牛食べ放題コース」(2時間 通常価格1万2000円⇒特別価格9800円税込 別途テーブルチャージとお通し代)のお肉は、ほぼ5等級。コースは、しゃぶしゃぶかすき焼で、博多和牛リブロース、黒毛和牛赤身肉、国産豚、国産野菜盛り合わせ、きしめん、餅がつきます。

印象的だったのは、「しゃぶ禅」こだわりの「生のたれ」。秘伝の「胡麻だれ」と「ポン酢」は、十数種類もの素材から独自の製法で作られています。非加熱、無添加、化学調味料不使用です。作り置きはせず、毎日各店舗で職人が手作りで仕込んでいます。コクのある胡麻だれ、柑橘の爽やかさを昆布、鰹だしでまろやかに仕上げたポン酢、さらに、豚しゃぶのたれである「特製出汁だれ」も秀逸。作り方を伺ったところ、残念ながら企業秘密だそうです。

この「たれ」をつけて食べられる、幸せなしゃぶしゃぶ時間を求めて、また、来店してしまいそう(笑)。

 

開催店舗はコチラ「しゃぶ禅」https://www.shabuzen.jp/news/14780/

*2025年1月23日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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