Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

イギリス人スターシェフによる絶品金目鯛にほれぼれ@「東京エディション虎ノ門The Jade Room + Garden Terrace」🍷絶妙なワインセレクトにも驚嘆

16回目の結婚記念日ディナーは、2年ほど前から気になっていた「東京エディション虎ノ門The Jade Room + Garden Terrace」に行ってみることにしました💒
イギリス出身のミシュランスターシェフのトム・エイキンズさんによる新鮮で革新的な料理をいただけるということで興味津々♪
現在フランス国旗色に輝く東京タワーを目の前に、亜熱帯のようなテラス席に出られるのも魅力🗼

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フランス国旗色に輝く東京タワーが眼前に!
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テラスはグリーンがいっぱい

麻布台ヒルズが眼下に広がるので、へザウィック・スタジオがデザインしたうねるような建物の流線を俯瞰できたのもレアな体験で良かったです!

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へザウィック・スタジオのデザインの全体が見える貴重なアングル

店内は翡翠モチーフの鮮やかなグリーンで統一されていてゴージャス。ブラックアメリカンなジャズが終始流れていてちょっとミスマッチだったけどそれはご愛嬌かな(笑)。

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注目の8品のコースは次の通り⇨
①Snack スナック
②Trompette courgette,negionion,curds,yarrow
トランペットズッキーニ、葱、カード、ノコギリソウ
③Penshell,tougan,junsai,greentomato
平貝、冬瓜、じゅんさい、グリーントマト
④Onioncustard,fermented grains,Hokkaidocheese
オニオンカスタード、発酵穀物、北海道産チーズ
⑤Alfonsino,Hyogo onion,clams,kagafuto cucumber
金目鯛、兵庫県玉ねぎ、蛤、加賀太きゅうり
⑥Aomori duck,white peach,red chicory,tagete
青森県産鴨肉、白桃、レッドチコリー、タジェット
⑦Blacksugarcream
きび糖クリーム
⑧Shizuoka muskmelon,cucumber,greenpepper
静岡県産マスクメロン、胡瓜、グリーンペッパー

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どれも繊細でおいしかったのだけど、珍しくポーションが最初から最後まで小さかった(笑)珍しくと言うのは、大抵ヌーベルキュイジーヌ的なコース料理の場合、スタートの何品かは前衛的であると同時にとても小さくて「本当にお腹いっぱいになるのかな?」と多少心配になるのだけど、メインの頃になると大きめの料理が増えてきて、最後は小菓子をお持ち帰りにしてもらうことになるほどお腹いっぱいになるケースがほとんどだからです。

しかしながら今回は、最後の一品までとても上品なサイズでしたので、セーブして食べないようにしていたパンをもう1つたのんで、スーパーユニークな蕎麦と味噌のバターをたっぷりつけていただきました(笑)。パンはお腹の具合を調節するのに最適なアイテムで助かります!

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モンブランのような形をした蕎麦と味噌のバターがあまりにも美味しかったので全部食べてしまいました

コースを通じて目立っていたのがきゅうり!🥒!
翡翠がテーマのレストランだから緑色の野菜を目立たせていたのかな?笑

トランペットズッキーニという珍しいズッキーニ(イギリスではよく使われるとのことでしたが)の繊細な輪切りがヘルシーでおいしかった(でも量はとても少ない!笑)。

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平貝はプリっとしてコクがあり美味♪グリーントマトと合わせるところがやはり翡翠のグリーンを意識しているのでしょうか?!冬瓜とじゅんさいを組み合わせているところに和の心を感じました。

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また、玉ねぎを隠し味やアクセントとして多用していたのも特徴的。なんとシグニチャー料理もザ・タマネギ!分厚い玉ねぎをボイルしたものがドーンと入っていました。私は玉ねぎが好きなのでウェルカムなのですが、ダンナさんはネギと玉ねぎが苦手食材なので、ちょっと大変だったかも?!笑

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でももちろん予約の時に伝えてあったので、ダンナさんには玉ねぎとは無関係のお料理をちゃんと運んでくれました。ぷるんぷるんのヤリイカ♪ありがとう♪

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お酒はと言うと、ここまではコートデュローヌのロゼを合わせていただきました。どのお料理とも抜群のコンビネーション♪この日に給仕してくれた女性のスタッフが、お料理の説明が素晴らしい上に私たちの好みとお料理との相性がバッチリと合うワインをセレクトしてくれたので超感謝❤️

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CÔTES DU RHÔNE ROSÉ E. GUIGAL

そしてこの後メインに合わせるお酒を選ぶという重要なフェーズに!メインのお料理は「金目鯛」と「鴨」。進めてくれたのは、オーストリア産の白ワインである「シュロス・ゴベルスブルクリースリング」。ドイツの白ワインのように甘くないですかとちょっと心配になり聞いたところ大丈夫だとのことなのでこの白ワインにしました。

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DOMAENE GOBELSBURG RIESLING SCHLOSS GOBELSBURG

そして運ばれてきた金目鯛。ひと口で、今までに食べたことのないぷるぷる感と甘み、深い旨味を感じました♪これをイギリス人のシェフが料理したの?!恐るべし!刺身とも、焼き魚とも違う金目鯛の美味しさ♪多分ですが低温調理のスキルを駆使して生まれたのではないかな〜。そして先程の白ワインとの相性は?
「マーベラス!ブリリアント!」♪
さりげない桃のような甘みに強すぎない酸味、華やかでありながらしっかりとしたミネラルも感じられる素晴らしい白ワインがこのイギリス仕立ての金目鯛料理を引き立ててくれました。ステキなセレクションに感謝!

そしてさらなるサプライズは、もう一つのメイン料理である青森県産鴨肉が届いたときに!なんと同じオーストリア産の白ワインがしても絶妙なシナジー効果を発揮してくれたのです。

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金目鯛から鴨の料理まで白ワインで通すことを見越した先程の女性の給仕スタッフさんお見事でございます。このような方がついてくれると、例えばお料理のおいしさが5倍、お酒のおいしさが5倍、全体的なおいしさが25倍になるので、感謝感激雨あられです。ありがとう!鴨肉は絹ごし豆腐のような滑らかさと強靭な弾力を併せ持ち、レバーのように濃厚ながら臭みのない品のあるお肉でした。

メインを頂いてから、デザートが来るまでの間に、テラスに出てフランス国旗色の東京タワーとともにパチリ。ダンナさんは相変わらず顔出しNGにて失礼!

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デザートには「結婚記念日」のお祝いメッセージをつけてくれました。
「静岡県産マスクメロン、胡瓜、グリーンペッパー」と、やはり緑色づくしのデザートでした(笑)。めでたしめでたし♪ これからもよろしくね💛

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【店舗基本情報】
店名 The Jade Room + Garden Terrace(ジェイドルーム+ガーデンテラス)
ジャンル創作料理
予約・お問い合わせ03-5422-1630
住所 東京都港区虎ノ門4-1-1東京エディション虎ノ門31F
予算 夜¥15,000~¥19,999、昼¥10,000~¥14,999
交通手段東京メトロ日比谷線神谷町駅直結
神谷町駅から230m

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菊池麻衣子 
【現代版アートサロン・パトロンプロジェクト代表、アートライター、美術コレクター】
東京大学卒:社会学専攻。 イギリスウォーリック大学大学院にてアートマネジメントを学ぶ。ギャラリー勤務、大手化粧品会社広報室を経て2014年にパトロンプロジェクトを設立。

【月刊誌連載】2019年から《月刊美術》「菊池麻衣子のワンデイアートトリップ」連載、《国際商業》アートビジネスコーナー連載
 資格:PRSJ認定PRプランナー
同時代のアーティスト達と私達が展覧会やお食事会、飲み会などを通して親しく交流する現代版アートサロンを主催しています。 美術館やギャラリーなどで「お洒落にデート!」も提唱しています。

パトロンプロジェクトHP:  http://patronproject.jimdo.com/
パトロンプロジェクトFacebook: https://www.facebook.com/patronproject/
菊池麻衣子Twitter: @cocomademoII

インスタグラム:https://www.instagram.com/cocomademois/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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