Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのおでかけエンターテイメント

オペラには珍しいロマンティックコメディ「愛の妙薬」METライブビューイング

まもなく新国立劇場でも始まるドニゼッティの「愛の妙薬」は、オペラでは珍しいロマンティックコメディです。今、上演中のMETライブビューイングでの「愛の妙薬」は、MET一押しの看板テノール、マシュー・ポレンザーニと、ライブビューイング初登場の南アフリカ出身プレティ・イェンデの2人が主役です。

©Karen Almond

 

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地主の娘アディーナ(プレティ・イェンデ)に夢中の、文無しの農夫ネモリーノ(マシュー・ポレンザーニ)。ネモリーノは、インチキ薬売りドゥルカマーラ(イルデブランド・ダルカンジェロ)から「惚れ薬」と偽った安ワインを購入します。純情な彼は、これでアディーナは間違いなく自分を好きになってくれると信じてのこと。アディーナは「惚れ薬」を飲んで、自信満々、強気になったネモリーノに当てつけるように、軍曹ベルコーレ(ダヴィデ・ルチアーノ)と婚約してしまうのですが・・・。

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今回の、幕間の解説役を務めるのはリリック・ソプラノのスザンナ・フィリップス。彼女のインタビューで紐解かれるのは、ポレンザーニがこの役を15年も演じているということ。また、指揮者のドミンゴ・インドヤーンなどMETデビューの人たちにも話を聞きます。

さらに面白かったのは、舞台上で婚礼の料理を食べる場面があってその料理をイータリーのシェフが作っている所。ドゥルカマーラがほおばるパスタは、ポルチーニにマッシュルーム、チーズとパセリが入っていて美味しそう~。

「パスタ・デ・アモーレ」のレシピはコチラ このレシピでつくってみたくなりました!

 

ドゥルカマーラ役は、イタリアの名バリトン、ダルカンジェロで、ドン・ジョヴァンニ役で一世を風靡した人物です。二枚目でも、ひょうひょうとしたコメディもこなせます。ライブビューイング初登場。

©Karen Almond

 

ポレンザーニの歌声は言うに及びませんが、聴かせどころはやはり2幕のアリア「人知れぬ涙」です。これは、たまりませんよ。

そして安定感のあるプレティ・イェンデ。ドミンゴ主催のコンクールで優勝した次代を担う実力者です。

 

コメディは出演者も、オーケストラのメンバーも楽しそうでいいですね。もちろん、観客の私たちも笑顔で帰れます。日本にあるイータリーに寄って食べちゃうかも(笑)。イータリーに寄りたくなったらコチラ。

 

 

 

METライブビューイング ドニゼッティ「愛の妙薬」

2018年3月3日(土)~3月9日(金)

上映劇場や時間など詳細はコチラ

 

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

http://www.geocities.jp/officewe_homepage/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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