Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべきファッションコーディネート

オーダースーツサロン「サローネ・パルテンツァ」大阪店の魅力

同じ日本の中でもファッションは地域によって、お客様の好みが当然変わってきます。その違いをどうブランドとして、生かしていくかが、その地域でお客様に指示されるかどうかに関係してきます。

 

ミユキ毛織がお届けしているPARTENZA。前回の東京本店に続き、今回は大阪店のショップ店長、岩元孝道さんをご紹介します。

岩元さんは高校卒業後、大阪文化服装学院にて服飾を学び、アパレル業界に就職しました。とある大手アパレルメーカーに就職するも、学んでいた頃からのスーツに対しての想いは消えることなく、ミユキ毛織のコンセプトに賛同し、転職、2016年2月より、大阪店の店長を任されています。

 

岩元さんとの対談でいくつか質問をさせていただきました。

 

Q:お店の特徴を教えてください。 

A:大阪店は東京と違い、少しお客様の年齢層が上のようで、40代〜60代の方が多いのが特徴です。そして、東京と選ぶ色や柄が違うのが大きく違うところでもあると思います。店頭に置いているサンプルに関しても、東京本店と違う、より大阪のお客様のお好みを考えた品揃えになっています。

 

Q:岩元店長がお客様を接客する際に気をつけていることはありますか?

A:関西地区のイメージとして、やはりプライスにこだわりを持つイメージがみなさんにもあると思いますが、そこは接客をしていて実感をしています。ですので、お客様に満足していただけるプラスαがなければいけないとも思っています。

そこでまずは、店頭のサンプルにこだわったのです。サンプルを製作する時点で、大阪店のお客様の好みを十分に考え、来店された時にお作り頂くスーツのイメージがわかるように生地の選定を心掛けています。

 

 

Q;岩元店長の今年の春夏のおすすめ生地を教えてください。

A:DORMEUIL(ドーメル)のナチュラルズ<ウール・リネン・シルク>です。

私自身が麻が好きということもあるのですが、これを見て頂くとわかるように、ドーメルの独特の優しい色合いがオススメです。リネンだけではどうしてもシワを気になさるお客様が多い中、ウールを入れ込むことにより、シワを軽減できると同時に、シルクによる光沢感がエレガントさを増してくれるオススメ生地です。ジャケット147.000円(税別)でパンツもお作り可能です。

また、もう一つオススメがありまして、スーツとしてお召し頂きたいこちらのスーツ。「エアードライ」と言われる生地で仕立てたスーツです。

この生地は、太陽熱遮断・軽量・撥水・ストレッチと機能満載の、日本の蒸し暑い夏を過ごすのには大変適した素材です。写真のダブルスーツで65,000円(税別)とリーズナブルな価格でお求めいただけます。

 

 

Q:最後にお客様へのメッセージをお願いします。

A:最近、オーダーメイドのテーラーが増えてきています。ですので、大阪店では今後、ビスポーク(フルオーダー)を展開できればと思っています。お客様の趣味や好みをお聞きしながら、生地を選び、シルエットを相談しながら型紙を作り、裁断・縫製をする、そんなことができる店舗にしていきたいと思います。

また、大阪に来れば岩元が居る、そんな思いでお客様が来店していただけるようにしたいと思っています。スーツ談義をするだけでも結構なので、足を運んでいただければと思います。

 

 

持てる限りの知識や技術をフルにご提供しながら、お客様の満足度を提供するためにビスポークへの挑戦をする、岩元店長にぜひ、一度相談してもらうといいかもしれません。

 

 

 

【サローネ・パルテンツァ大阪店】

〒541-0054

大阪市中央区南本町3-4-15 南本町武田ビル1F

TEL:06-6281-3084

営業時間:10:30~19:00(平日)

          10:00~18:00(土曜日)

定休日:日曜・祝日

ホームページ:

http://www.salone-partenza.com

 

 

 

紳士服業界30年の経歴と経験を生かしスタイルコンシェルジュとして、男性の嗜みを日夜ご提案しています。
スタイルコンシェルジュ。聞きなれない言葉だと思います。
ファッションの括りとして扱うことができるすべての事のご提案をしています。洋服の着こなしは勿論の事、ライフスタイル全般と言えば、お判り頂けるでしょうか。
 
まだまだ、日本の男性の着こなしは後進国だと思います。世界に引けを取らない着こなしをしている男性を増やしていきたいです。
 
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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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