Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士と行きたい京都

シリーズ第17弾 幽玄の世界に浸りながら大人の粋な舟遊び【宇治川の鵜飼】

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祇園祭りとともに夏が始まり、五山の送り火は京の夏の終わりを告げるとはいえ、残暑の厳しさも半端ではない京都。気持ちだけでも涼やかになる話題をご紹介。京都の中心地から少し離れたエリアとなる「宇治」。世界遺産の平等院鳳凰堂を始め、シリーズ第11弾でご紹介させて頂いた紫陽花の名所で有名な三室戸寺や宇治上神社ほか歴史深い寺院・神社が多くある。源氏物語のゆかりの地でもあり、また日本茶の高級ブランドである宇治茶は『日本三大茶』としても有名だ。

創業850年の歴史を誇る老舗茶屋もあり、歴史を感じさせる建物のなかで頂くお抹茶や極上スイーツは格別。豊かな自然と深い歴史に包まれた空間が広がるなか、観光客も少なく、ゆったりとした雰囲気を楽しむのにぴったりの穴場スポット。「紳士と行きたい京都」シリーズ第17弾は、こちらで毎年夏の恒例行事となっている夏の風物詩「宇治川の鵜飼」をご紹介。静寂な暗やみの中、かがり火の灯りのもと、鵜と鵜匠が川面に織りなす様子は、まるで古典絵巻のよう。平安貴族気分に浸りならが、ゆったりとした舟遊びはいかがでしょうか。

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宇治の夏の風物詩<鵜匠と鵜がおりなす華麗な世界>

鵜飼とは日本のほか中国でも行われている漁業の一つ。特別な訓練を受けた鵜匠が昔ながらの装いで手綱を引き、鵜を巧みに操り、鵜に飲み込ませた鮎などの川魚を吐き出させ、取るという稀有な漁法である。現在、鵜飼は全国12ヶ所、京都では、宇治・嵐山の2箇所で行われており、鵜飼を観賞しながら優美な船の遊びやお料理を楽しむことができる。

平安時代に始まったとされる宇治川の鵜飼は夏の恒例行事の一つ。全国の女性鵜匠はわずか6人だが、そのうちの2人が宇治で活躍されている。また、平成26年6月29日、宇治川の鵜飼で飼育されている鵜に日本で初めてのヒナが誕生、ヒナの名前は「ウッティー」と名付けられ、この日も鵜飼デビューを目前にひかえたウッティーは猛練習。とても美人な女性鵜匠と初めてのヒナの鵜飼デビューでかなり話題になっている。

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宇治川に夕闇が訪れる頃、幻想的なかがり火の中、古式ゆかしい衣装に身をかためた女性鵜匠が、鮮やかな手綱さばきで鵜をあやつる光景はなんとも神秘的。鵜はバシャバシャッ音を立てながら勢いよく水中に潜ってアユを捕らえるとあちこちから拍手と歓声が沸き起こる。かがり火の熱気を間近に感じ、川面で繰り広げる勇壮な鵜匠と鵜の絶妙のコンビネーション技は臨場感に溢れ迫力満載!

伝統が今に伝わる夏の風情、かがり火が川面に揺れる幽玄の世界に浸りながら大人の粋な舟遊びを是非とも♪

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★宇治川の鵜飼
【会場 乗船場所】京都府立宇治公園中の島喜撰橋畔(宇治橋上流塔の島)
【日時】 2015/6/14(日)~9/23(水・祝) 
【出船時刻】6/14~8/31…19:00 9/1~9/23…18:30
【住所】 宇治市島喜撰橋
【交通手段】JR・京阪「宇治駅」下車
【貸切船】10人乗が27,500円、15人乗が41,250円。20人乗が55,000円(事前予約必要)
【乗合船】大人2,000円 小学生1,000円 
【公式ホームページ】https://www.city.uji.kyoto.jp/0000005980.html

田中 栄美(Emi Tanaka)

京都生まれ京都育ち、京都を愛してやまない生粋の京女。趣味は海外旅行、美食巡り、お料理

FBアカウント https://www.facebook.com/emi.tanaka.9887

 

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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