Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

ハイアット セントリック 銀座 東京の「NAMIKI Blooming Terrace」

銀座には毎日のように行っているのに、気がつかなかった。銀座並木通りにハイアット系の「ハイアット セントリック 銀座 東京」というホテルが誕生していました。2018年1月にオープンした164室のこのホテルは、部屋の種類や時期によっても変動しますがスタンダードルームは1泊平均4万円代でロケーションは抜群。アメリカ、中国を中心とした海外からの顧客の人気を集めています。

「NAMIKI667」は、ホテルの3階、並木通りに面したテラス席やショーキッチンのあるダイニングで朝食、ランチ、ディナーを含めて終日オープン。エレベーターを降りてすぐのバー&ラウンジエリアと、ダイニングエリアでは、ランチからカフェ、夜はバータイムまで楽しめます。

こちらの総料理長はパーク ハイアット東京「ニューヨークグリル&バー」、アンダーズ 東京のメインダイニングの副料理長を経て、ザ・リッツ・カールトン東京「タワーズ」の料理長だった早坂心吾氏。東京都産にこだわり、江戸野菜、東京都産黒毛和牛などをつかったオーブン料理と創作料理が中心です。

ここに2019年3月、期間限定スペシャルメニューが登場しました。「NAMIKI Blooming Terrace」は、ドリンクは飲み放題。私は、乾杯用カクテルでロゼワインを凍らせた春色のFrose(フロゼ)がお気に入り。桜の塩漬けが入り、趣のある爽やかな味わいです。

料理は、キヌアとアボカドのグリーンサラダ サスティナブルサーモンのスモーク。ジンジャードレッシングに桜のチップで燻した脂ののったサスティナブルサーモンのスモークをあわせていただきます。この上質のサーモンとドレッシングが絶妙の味わいです。

スパイスでマリネした国産鶏を低温調理しローストしたオーブン料理、ブロッコリーとジャガイモのニョッキ トマトソースグラタン、特製ディップソース付きのミックスハーブフレンチフライ。

デザートは、ミックスベリーのパブロバ。アクセントに伊豆大島産の天日海塩「海の精」桜の塩がつかわれています。

2時間制で5000円(サービス料、消費税別)。3月19日~5月8日の期間、14時半から22時まで、要予約です。春を感じさせるテラスでゆっくりと頂くと、気分はマックス。詳細はコチラをご覧ください

また、ジャン・ジョルジュ 東京などで活躍していたペストリーシェフ大澤隆一さんによる季節のフルーツ満載ケーキセット(フリードリンク、2400円 サービス料、消費税別)は14時~17時まで。女子会には、こちらもいいかも。

総料理長に伺ったところ、「NAMIKI667」は、宿泊客以外の方が大半だそうで、私が伺った平日の夜もバー&ラウンジエリアは、仕事帰りとみられる方々でほぼ満席でした。気軽に立ち寄れるゆっくりした大人の空間は、今の銀座の空気を存分に味わえます。

こんなところを知ってたら、ちょっと銀座通に見えるかも(笑)

 

ハイアット セントリック 銀座 東京「NAMIKI667」
東京都中央区銀座 6-6-7 3F
TEL:03-6837-1300

 

*2019年3月21日現在の情報です*記事、写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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