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ファビオ飯×marukome 発酵Restaurantが麻布十番にオープンしています

麻布十番に「ファビオ飯×marukome 発酵Restaurant」が登場しました。110万人の登録者を誇るYouTubeチャンネル「ファビオ飯/イタリア料理人の世界」で知られるファビオシェフマルコメが提供する期間限定ポップアップレストラン(6月11日~13日まで)です。

「みその発酵の旨味をイタリア料理で活かし『やさしいコク』と『余韻のある甘み』を素材の一部として自然に溶け込ませた」と語るファビオシェフ。

提供するメニューは、発酵がテーマの「シーザーサラダ マルコメエディション」華やかな見た目で大きさにも驚き、さらに味わいも豊かで、食感も香りも様々。とても美味しかったので、私も再現してみようと思った一品。

レタスに、鶏ハム、ミニトマト、クルトン、レモンの果肉、皮、エディブルフラワーが飾られています。「鶏ハム」を作るのに使われているのが「プラス糀 生塩糀パウダー 黒胡椒ブレンド」。胸肉にこのパウダーをまぶし、しばらく置いてからオリーブオイルと一緒に加熱して出来上がり。またクルトンも「みそクルトン」というこだわりようです。さいの目にカットして焼いたパンに「オーガニックみそパウダー」をまぶして「みそクルトン」にします。

選べるパスタ料理は

大豆のお肉のボロネーゼ」。

こちらは、YouTubeチャンネル「ファビオ飯/イタリア料理人の世界」で作り方が公開されています。材料は、平たいパスタのタリアテッレ、大豆のお肉、プラス糀 生みそ 糀美人 なめらか、トマトピューレ、玉ねぎ、にんにく、バター、パルメザンチーズ、赤ワイン、ローズマリー、黒胡椒、塩、オリーブオイル。お肉のように大豆を使うところが“みそ”(笑)。

豚バラ、アサリ、茄子 スパゲッティアーリオオーリオ仕立て

ペペロンチーノをベースに、「プラス糀 生みそ 糀美人 塾甘」「プラス糀 生塩糀パウダー 黒胡椒ブレンド」が入ります。みそとパスタをあわせることから、みそ汁の具として使われる豚汁の豚バラ、アサリ、揚げ茄子を使うことにしたそうです。これらは、にんにくとも相性がよく、うまく融合しました。お皿に小さじ1杯ほどのみそが塗られ、パスタをからめとるときにみそもいっしょに、からめとり、最後の一口までちょうどよいあんばいです。すべての具材に丁寧に手をかけ、間違いなく美味しい一品でした。

デザートには、大豆粉と米麹粉末で作られたグルテンフリーの「ファビオシェフ オススメ グルテンフリーのシフォンケーキ

みそをほんの少し使ってコクを出し、イタリア料理と共鳴させる。ファビオシェフの腕前が良くわかる品々でした。あいにくすでに予約はキャンセル待ち状態ですが、一部のレシピが公開されていますので、ご自宅で挑戦してみてください。

 

ファビオ飯×marukome 発酵Restaurant」場所はイベントスペースBIRTH LAB東京都港区麻布十番2-20-7 麻布十番髙木ビル1F 2025年6月11日~13日まで ※キャンセルは、ファビオシェフのInstagramのストーリーでアナウンスがあります。

*2025年6月11日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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