Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
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紳士のためのお出かけエンタテインメント

ベルギービールウィークエンド2025 六本木ヒルズ

今年もまた、六本木ヒルズで「ベルギービールウィークエンド」が開催されています。たくさんの種類のベルギービールが飲めるチャンスが一年ぶりでやってきました。

会場では、14タイプ、全部で57種類のビールが飲め、伝統的な修道院ビールからクラフトビールまで、そのうち初登場のものが18種類あります。

またベルギー名物のフライドポテト「フリッツ」や、「ベルギーミートボール」「カルボナード(シメイ・ブルーというビールを使った牛肉のビール煮込み)」「ジャークチキン」など、ビールに合うおつまみも召し上がれます。

ステージではライブもあり、今年は、ベルギーのバンドとシンガーソングライターが初登場。最終日は、エレクトロ・ポストロックバンド「synchre」が出演します。雨模様の初日に伺い、一緒に乾杯してきました。

ベルギーで毎年9月に開催されているベルギービールウィークエンドが日本で始まったのは2010年のこと。すでに15年が経過し、170万人が来場する日本有数のイベントになりました。

ベルギーには430以上の醸造所と1600種類以上のビールがあります。2016年には、「ベルギービール文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。発酵方法が4種類あり、醸造はもとより原料によっても風味や色、味、香りが違います。また小規模醸造所がたくさんあるので、そこならではのクラフトビールもたくさん。ベルギーでは、桃やサクランボ、パイナップルにスパイス、チョコレートのビールもあります。

会場に行って一番迷うのは、どれを飲むかということ。よく知られているピルスナー、私の好きなホワイトビール、修道院でつくられているトラピスト・ビール、フルーツの味わいのフルーツビール、赤い色をしたレッド・ビール、IPAという種類のイギリスからインドへ輸出するときに腐敗しないようにたくさんのホップを加えて造られたことが由来していて、現代はホップの香りが豊かで苦みが強いビール、じっくり悩んでください。

私は、「ブロンシュ・デ・ナミュール・IPA生」にしてみました。ホワイトビールにIPAのホップ感が加わり、今回初登場。アルコール度数5.6%の初登場(コイン5枚)。間違いなく好きで、一杯だけでかなり満足しました。

今日の日替わりは初登場の「グリゼット ブロンド ビオ」アルコール度数5.5%(コイン5枚)。軽やかで飲みやすい味わいです。

    

会場での飲食は専用グラスと飲食用のコインが必要です。「スターターセット」は、専用グラス1個と飲食用コイン13枚(当日3990円)。あるいは、「ちょい飲みセット」で専用グラス1個と飲食用コイン8枚(当日2840円)の2パターンから選べます。ビールは4コインから6コイン。コインは買い足しもできますので(5枚セット1150円)もっと飲みたい方も大丈夫。

毎年グラスが違いますので、集めて自宅で楽しむもよし、イベント会場で販売しているベルギー瓶ビールを購入して、そのグラスを使って余韻を楽しむもよし。

2025年は、4月日比谷から始まり、名古屋、横浜、福岡、大阪。このあと10月1日~5日まで六本木ヒルズ、10月9日~13日京都、12月3日~7日新宿と8会場を回ります。

ベルギービールウィークエンド2025六本木 土・日は11時からです。HPはコチラ

‘2025年10月4日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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