Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
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紳士のためのお出かけエンタテインメント

リヒャルト・シュトラウス「サロメ」 20年ぶりの新演出 6月27日(金)~7月3日(木)1週間限定 (東劇のみ7月10日木)

おぞましい「サロメ」の世界がMETライブビューイングに登場します。METでの20年ぶりの新演出を手掛けるのは、ローレンス・オリヴィエ賞を受賞している演出家クラウス・グート。スタンリー・キューブリック監督の映画「シャインニング」「アイズワイドシャット」にインスパイアされた演出と言われれば、その世界感がイメージできるでしょう。

(c)Evan Zimmerman/Metropolitan Opera

予言者に恋した少女サロメ役はドイツオペラ最大の難役と言われています。スターソプラノのエルザ・ヴァン・デン・ヒ―ヴァ―。狂気の少女を演じる演技力はすさまじいものです。

予言者ヨハネをペーター・マッテイ。予言者らしい威厳のある美声、サロメをはねつけます。サロメの母ヘロディアスにグラミー賞歌手ミシェル・デ・ヤングがMET9年ぶりの登場です。連れ子のサロメを好色に見つめる継父ヘロデ王にゲルハルド・ジーゲル。ヤニック・ネゼ=セガンの指揮で、音楽が寄り添い、牽引します。

(c)Evan Zimmerman/Metropolitan Opera

大スキャンダルを巻き起こしたオスカー・ワイルドの戯曲をリヒャルト・シュトラウスが艶やかな音楽で彩ったオペラは、METで1907年に初演されたとき、あまりの衝撃に一度しか上演されませんでした。その後、27年刊間封印されていました。いまでは、R・シュトラウスのオペラ出世作として知られています。

どの場面も恐ろしく、疲れ気味の私は予告映像を見るだけで「今は、ちょっと無理かも」「受け入れられない」「辛い」と思いながら、ついに見てしまいました。人間の嫉妬心や欲望を浮き上がらせる天才演出家クラウス・グートは、このインパクトの強い「サロメ」でMETデビューです。

本日、6月29日(日)13時40分から東劇で日本リヒャルト・シュトラウス協会事務局長の解説付き上映がありますので、理解が深まるかも。

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*2025年6が圧29日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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