Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

ロイヤルパークホテル 2025クリスマスケーキが決まりました

今年もホテルのクリスマスケーキをお披露目する季節がやってきました。東京・水天宮前にあるロイヤルパークホテルでは、15年ほど前より、ホテル内で「クリスマススイーツコンテスト」を実施し、受賞ケーキを発売してきました。

今年の応募は16あり、その中からトップ3と審査員特別賞が選ばれました。何カ月も前から若手パティシエ考案のもとベテラン勢が指導役となってバックアップします。若手のモチベーションが高まり、チームのコミュニケーションも深まるこの企画。ロイヤルパークホテル総料理長松山昌樹氏は、「このコンテストで知識が深まり、技術力があがり、感性に磨きがかかり、大きな成長に繋がります」と語ります。

1位は浅野ひらりさん「Nuit de Noël クリスマスの夜」。はちみつムースとカスタードバタークリーム、キャラメルが奏でる優しい味わい。とろける舌触りが印象的です。トナカイが空に駆け上っていく様子を表現したデコレーションが夢のよう。80個限定、8100円(税込)。直径約11センチ×高さ約14センチ。要予約

2位は金子聖菜さん「あなたに贈るクリスマスケーキ」。真っ赤なカシスとラズベリーの色が鮮やかで、緑色のリボンのチョコレート細工が美しい。シナモンの風味豊かなタルトにバニラムース、甘酸っぱいラズベリージュレが濃厚です。これをつくった金子さんは驚くことに入社一年目の新人です。「リボン細工が一番難しかった」と話していました。60個限定7020円(税込)。直径約17センチ×高さ約11センチ。要予約

3位は西海風さん「Rêve de Neige 雪の夢」。雪の上に羽がのり、流れ星をイメージしているそう。トンカ豆のガナッシュとピスタチオムースを、ココナツムースが包みます。ココナツ好きにはたまらない一品。軽やかです。60個限定、7020円(税込)。直径約15センチ×高さ約5センチ。要予約

 そして、外部審査員による審査員特別賞に白井柚花さん「クリスマスの物語」。絵本のようなデザインのオペラケーキ。通常オペラケーキはコーヒーを使いますが、代わりにバナナピューレを入れることでバナナの味わいがふんわり香り、バタークリームがなめらかで、試食した子供にも人気だったとか。トナカイが表紙にチョコレートであしらわれていたため「トナカイは型があるのですか」と伺うと、「まず絵を描いて、その絵を写した薄紙の上にチョコレートで描いていく」と、手の込んだ作業をしていることを教えてくれました。70個限定、8100円(税込)、直径約18センチ×横約14センチ、高さ約5センチ。要予約

これらは、どれも数量限定。2025 年10月1日(水)から予約の受付が始まります。

このほか、1階で店頭販売もする「ブッシュ・ド・ノエル」(4860円税込 直径約12センチ×高さ6.5センチ)や、シロップに漬けたフルーツがたっぷり入った、毎年大人気の「シュトーレン」(Sサイズ1512円税込 Lサイズ2916円税込)も登場します。切り株を表現したブッシュ・ド・ノエルは、ビターなチョコレートがほろ苦く、バニラのババロアとキャラメルビスキュイが重ね合わさりまろやかな甘みと溶け合います。お一人様用ケーキには「ドレス・ルージュ」(918円税込)や「ころころトナカイ」(918円税込)もあります。

また、クリスマスチョコレートの新作「クリスマスチョコレート メリーベア」(4536円税込 50個限定、直径約9センチ×高さ約12センチ 要予約)もラインナップされています。リボンとサンタ帽を乗せてマカロン型の台座に座る可愛らしいクマはホワイトチョコレートで仕上げられています。手元の赤いオーナメントも全てチョコレートでできているので食べられますが、なんだかもったいない。

もう9月も半ばになり、クリスマスまであと3カ月です。

 

*2025年9月17日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

おすすめのたしなみ