Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

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今なら近い北海道! 紅葉狩りと秋の味覚の旅 ~生のししゃもに十勝ワイン

ひがし北海道特集も今日で最後。しめくくりは、ここならではの「味の楽しみ」をご紹介します。

帯広から車で約30分の池田町では、昭和38年から自治体でワインを造りはじめました。試行錯誤の末、ブドウは寒さに強い山ブドウと醸造用品種を交配させて開発しました。その代表作が「山幸」と「清舞」。そのブドウを「生で、2、3粒食べてみてください」と言われて食べてみたら、甘くて濃くて美味しいこと。生食もOKです。あんまり食べると怒られそう(笑)。

ここには、国内初のビン内2次発酵法で造られるスパークリングワインもあります。あいにく、試飲はなしでしたので、味はわかりません(涙)。

 

さて十勝ワインの話が出たところで、夜の町の話題。

釧路では「赤ちょうちん横丁」、そして帯広には全国に広がる屋台村ブームの火付け役となった「北の屋台」があります。釧路の「赤ちょうちん横丁」は、新宿のゴールデン街のような雰囲気で私にはちょっと入りづらかった。

「いきぬき通り 北の屋台」は、帯広駅から徒歩5分ほどの所でとても便利です。町の活性化を目的につくられた屋台通りのオープンは2001年。「帯広のまちを元気にしたい」という有志が集まり、駐車場だったところに、上下水道、電気、ガスを完備させ、20軒の屋台が集まる通りをつくりました。和食、中華、フレンチ、韓国料理など、個性的な店を集め、賑わいを生み出しています。地元の人も観光客も、お店の人とお客さんが一緒になってワイワイがやがや。しかも、今、ここでしか味わえない地元の旬の食材を生産者の力を借りて提供しています。長いも、豆、チーズ、、、ちょうど私が伺ったときは「十勝産ししゃも祭り2018」の真っ最中でした。10月13日から27日までの短い期間の超スペシャルメニューです。本来なら、屋台は生ものは出せませんが、ここは飲食店営業の許可をとっているので、生ものもOK。

さらに、おもしろいことに他の屋台から出前をとることもできます。ですから、入りたいお店がいっぱいでも、他のお店に入って、お目当てのお店のメニューを頼むこともできます。私が行ったときは、すでにどこも満席でしたので、地元の方に、この屋台を卒業したお店に連れて行ってもらいました。

 「オブリガーダ」は、ブラジル人のおかみさんが経営しています。「ししゃもを食べたい」とお願いしたら、鮮度の関係で生は食べられませんでしたが、焼いたのと、フリットを出してくれました。嬉しい~。

そういえば、生のししゃもを売っているのを、私は釧路で見ました。場所は、JR釧路駅前の「和商市場」。この左側にあるのが、生のししゃもです。

「和商市場」では、好みのお刺身をのせてつくる「勝手丼」が人気だそうですが、私だったら、刺身の盛り合わせを買うけどなぁ。食べきれないからだめなのかなぁ。

 

最後に、食べられなかったししゃもの刺身と、お寿司をご覧ください。小さいのでさばくのに時間がかかるけど、お寿司が美味しかったと仲間が言ってました。食べたかったなぁ。

北海道ふっこう割」を利用して、今度は蟹がいいなぁ。「夕食は北海道に蟹を食べに行こうか」なんて誘われてみたいなぁ~ないない。

 

「池田ワイン城」中川郡池田町字清見83 015-572-2467

「いきぬき通り 北の屋台」帯広市西1条10丁目7 北の起業広場協同組合0155-23-8194 http://kitanoyatai.com/

「オブリガーダ」帯広市西2条南10丁目うまいもん通り 090-6691-9650

「和商市場」釧路市黒金町13-25 0154-22-3226  http://www.washoichiba.com/

 

 

「北海道ふっこう割」https://genki-hokkaido.com/

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*2018年10月25日現在の情報です。*写真・記事の無断転載を禁じます。*協力:北海道観光振興機構

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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