Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

今年の冬は「& ONDO(アンド オンド)」でポカポカ

去年9月に発売された「& ONDO(アンド オンド)」は魔法瓶のサーモスが開発したアパレル小物です。

世界で初めて高真空ステンレス魔法瓶をつくったサーモスは、2019年からフライパンやキッチンツールなどに進出し、2024年から温度によるセルフケアを追求する肌触りや快適性の高いアパレル小物をスタートさせました。

& ONDO(アンド オンド)」は、真空断熱技術を活用した製品で、熱を蓄える機能で保温します。足首やふくらはぎをあたためるもの、首や手首をあたためるもの、腰回りを中心としてあたためるものがあります。

足元には「起毛であったかルームソックス」「締め付けないあったかソックス」「もちはだ起毛のあったかソックス」、首や手首には「手首あったかビーズウォーマー」「もちはだ起毛のあったかアームカバー」「あったかネックインナー」、腰回りには「あったかビーズクッション」「微起毛あったかハラマキ」「あったかボアブランケット」と全部で12アイテム。

起毛であったかルームソックス」は、ミドル丈とロング丈があり、約2年半かけて企画開発しました。靴下の内側にサーモスで独自開発した極起毛が使われています。毛足の長い極起毛が空気層を作ることで足先の体温をキャッチして保温します。原料から糸をよって編んでパイル編地をつくり、そこをブラッシングして起毛にします。「極起毛は最上級の温かさ」とサーモス商品戦略室の山田恭平さんは胸を張りますが、その言葉に納得する柔らかい温かさです。

黒、ベージュ、ピンク、ミント、グレーの5色で22センチから25センチ。メンズを意識した25センチから27センチのブラック。ロング丈にも、ブラック、ベージュ、ピンク、ミントグレーの5色あります。パステルカラーで見た目も心地良いものばかり。素材は、アクリル、ポリエステル、ポリウレタンで、私は、化学繊維はあまり得意ではないのですが、これは履いていても足がかゆくなりません。足首より上は、締め付け感の少ないリラックスリブで、家で履いていて違和感がなくふんわりと温かい。

冷えは女性の困りごとかと思っていましたら「今、20代の男性の50%が冷え性を自覚している」とイシハラクリニック石原新菜先生は言います。運動や食事などで筋肉量をアップして基礎体温をあげる努力をするのはもちろんですが、自分の体温で温めた空気をまとい身体を外側から温めることもできます。寒波が来るようです。身体を温めて、快適な毎日を過ごせますように。

サーモスのHPはこちら & ONDOはこちら

*2025年2月16日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

 

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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