Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

創業55周年を迎えた「アンリ・シャルパンティエ」

兵庫県・芦屋で1969年に創業した「アンリ・シャルパンティエ」。幼少期神戸に住んでいたことから、「アンリ・シャルパンティエ」には一方ならぬ想いがあります。このたび、創業55周年を記念して、第一弾として9月にはファン投票で一位に選ばれた「ファンズフィナンシェ2024」シチリア産アーモンドがアクセントになった淡路島レモンのフィナンシェ「シトロン」が発売され、このたび第二弾として10月1日から、スペシャルなフィナンシェ、シチリア産のアーモンドとヘーゼルナッツを使った「ヘーゼルナッツ・フィナンシェ」(4個入り1188円税込)が数量限定で登場します。

ヘーゼルナッツとアーモンドはイタリアから鮮度保持のため温度管理され真空パックで届きます。マスコミ向け試食会では、まずヘーゼルナッツとアーモンドをそのまま食べさせてもらいました。かりかりで風味豊かなナッツです。

続いて、デモンストレーション。目の前でフィナンシェを作る様子を見せてくれました。卵白に砂糖、塩を混ぜ、こだわりの小麦粉とアーモンドとヘーゼルナッツプードルを丁寧に振るいます。すりまぜたあと、北海道産の発酵バターを溶かして流し入れ、事前にアーモンドとキャラメルをペーストしたプラリネを加えます。ひとつが24g。型に流しいれたら上からヘーゼルナッツをかけて焼き上げます。見事な熟練の技を見せてもらったあと、およそ10分ほどで焼き上がったあつあつのフィナンシェをいただきました。通常は回りがカリッとしていますが、これはまったく別物。あたたかくて柔らかくてしっとり、全く違うお菓子のようでした。焼きたてフィナンシェ(1個216円税込)は百貨店の催事で召し上がれますので、場所はHPでご確認ください。

また、特別企画として芦屋本店と銀座メゾンでフィナンシェをデザート仕立てにした「55周年記念デセール・フィナンシェ」が召し上がれます。

フィナンシェ3個を組み立て、上に生クリーム、バターとアーモンドのディスク、バニラアイスが積み上げられ、上からアーモンドが削ってふりかけられています。そこに温かいメープルシロップをとろりとかけて召し上がれ。ドリンクは、アンリ・シャルパンティエのスイーツにあわせた特別なブレンドティです(銀座メゾン:ドリンク付きで3300円税込10月1日~31日まで)。

このほか、銀座メゾン限定メニューとして北海道余市のあかねリンゴでアップルパイをデセール仕立てにした「ポム・タタン~アップルパイのデセール仕立て~」もメニューに加わります。

もちろん、アンリ・シャルパンティエの代表商品であり創業の原点でもある、青い炎を放つ「クレープ・シュゼット」も召し上がれます。贅沢な空間でスペシャルなスイーツとともに、ようやくやってきた秋を満喫しましょう。

 

*2024年9月26日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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