Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

攻めてるね、C3(シーキューブ)

東京駅八重洲北口改札を出たすぐの所にある「東京ギフトパレット」。ここを覗くと、仕事で移動中なのにもかかわらず、色々と買いたくなって困ります。6月20日(木)、東京駅初のティラミス専門店『シーキューブTIRAMISU』の1号店がオープンしました。

『C3(シーキューブ)』というと、百貨店でよく見かけるお店。1987年創業で、以来30年、日本一美味しいティラミスをづくりを目指しています。「ティラミス」のマスカルポーネ(チーズ)は北海道根釧地区の酪農家が土壌作りから品質を管理し、その生乳からつくったものを使っています。コーヒーは、ティラミス用に3種類の豆をブレンドし、毎朝自社で挽いて抽出しています。

現在人気の「焼きティラミス」(8個1404円)、「ティラミスL」(1個1404円)に加え、東京駅限定で「ホワイトティラミスラテ」(1個1296円)、「サクッチ・ホロッチ・ティラミス」(10個1296円)、「ティラミスエクレア」(1個594円)、「ティラミス ラング・ド・シャ」(12枚入り1944円)、「ひとくちティラミスタルト」(5個1620円)が登場しました。

特におすすめなのが「ホワイトティラミスラテ」。口に含むと、ふんわりした優しいクリームに、コーヒーの香りが立ち、苦みと甘みが上品に溶け合います。卵白と卵黄に分けて泡立てたクリームは、大切に、つぶさないように混ぜて、ふわっと感を際立てます。何よりコーヒーの香りがいい。1296円という価格も手ごろで、ちょっとした手土産に喜ばれそうです。

 

何人かで簡単に分けて食べられるのは、個包装されている「サクッチ・ホロッチ・ティラミス」や「ティラミス ラング・ド・シャ」、「ひとくちティラミスタルト」だけど、「ホワイトティラミスラテ」は捨てがたい。笑顔が想像できるスイーツです。

シーキューブを運営する株式会社シュゼットは、百貨店を中心に抜群の知名度を誇る「アンリ・シャルパンティエ」、ティラミスを代表商品とするコーヒー、チーズ、カカオの3つのCに由来する「C3(シーキューブ)」、ミルクレープをはじめとした重ねる味わいを追求する「カサネオ」、クリームパンが大人気の「バックハウスイリエ」の4つのブランドを展開しています。新業態の『シーキューブTIRAMISU』が、東京駅から全国へ広がっていく日も近いかもしれません。

 

*2024年6月22日現在の情報です。*記事・写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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