Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

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紳士のためのお出かけエンタテインメント

新宿高野「苺」のこだわり

の一番おいしい季節って、いつだかご存じですか?かつて苺は春の果物でしたが、今では冬に美味しい果物になったと生産者の方に伺いました。りんごやみかんと共に、糖度が増した赤い宝石のような苺が華やかに店頭を彩ります。

新宿高野でも、各地から様々な苺が集まって来る季節。今日は、新宿高野&タカノフルーツパーラーこだわりの「苺」をご紹介します。

まずは新宿高野本店で4月30日まで召し上がれる苺のメニュー。「苺のパフェ(2200円税込)」は、見た目もゴージャスです。

 

こだわりは、フルーツ専門店のパフェなので苺を主役にしていること。ハート型、クロス型、フラワー型など可愛らしくカッティングされた苺が落ちるほどにのせられています。フルーツの美味しさが活かされ、グラスの中にきれいな層が作られています。スパークリングワインのゼリーや苺のコクが味わえる自家製シャーベット、苺とリンゴの氷菓、カラメルマスカルポーネクリーム、スライスされたローストアーモンドがカリカリした食感でポイントになります。底の方には苺を煮出してつくった真っ赤なゼリーが入っています。パフェの食べ方は、上から横に食べていくのではなく、底までずんと縦に食べていくのが良いそうです。本日の苺は、甘さと酸味のバランスがよい栃木の「とちあいか」が使われていましたが、その時の入荷状況によってどこの苺になるかはご確認ください。

また「シャンティ~いちご~(1026円税込)」には、静岡県の紅ほっぺが使われていました。スポンジにはアーモンドパウダーが合わせられしっとり重い味わいです。可愛い「苺ショコラサブレ(378円税込)」、アッサム紅茶に苺フレーバーとストロベリーリーフをブレンドした「苺のチャイ(20g箱378円税込)」もほんのり甘くて香りがよい紅茶です。そして、季節商品「あまおう&とちおとめ チョコレートSPリボン(810円税込)」は、それぞれのパウダーを使った甘酸っぱいチョコレートです。

また、産地ブースでは、奈良県、大分県、滋賀県の苺が並びます。それぞれ、生産者の方の説明を聞きながら味比べをしてみました。大分県のオリジナル苺「ベリーツ」はやわらかくふわっとした食感、みずみずしい滋賀県の「みおしづく」は新品種です。

奈良県は苺生産に昭和30年代後半から力を入れていて、研究力と技術力には自信があるそうです。「古都華」はヘタの際まで真っ赤に熟し蝋細工のように艶々でずっしりした重みがあります。白苺系の「コットンベリー」は、市場で赤い苺に対抗できる味だと評価されているのだとか。「古都姫」は大粒で味が濃く、果肉がしっかりしています。

「ベリーツのパフェ(2640円税込)」も本店限定で召し上がれます。何とどう組み立てられるのか、それによっても味わいが違うはず。苺はビタミンCもたっぷりですし、どれもこれも食べて見たいので、ランチ抜きで挑戦しようかしら(笑)。

新宿高野本店 新宿区新宿3-26-11 B2Fタカノオリジナルフード&ギフト03-5368-5151

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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