Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのおでかけエンターテイメント

映画『ローマ法王になる日まで』は、2017年6月3日から

キリスト教の信者さんも、そうでない方も、心が揺さぶられる感動の映画『ローマ法王になる日まで』が上映されます。

 

主人公は、現在のローマ法王フランシスコ。

2013年にローマ法王に就任したフランシスコの半生を事実に基づいて描いた監督は、カンヌ映画祭常連のイタリアの名匠、ダニエーレ・ルケッティ。すでに伝説の人となっているフランシスコ法王にまつわる逸話の中から、真実のみを描くようにルケッティは細心の注意を払いました。法王に選出された直後から映画にしたいと考えていたプロデユーサーのピエトロ・ヴァルセッキとともに、アルゼンチンに行き、フランシスコの友人たちから話を聞いて回ったのです。

 

この映画では、活動的に世界中を飛びまわり、今、最も影響力のある人物と言われる法王になる前の人生をたどっています。

 

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1936年にブエノスアイレスで生まれ、大学で化学を学んでいたベルゴリオは、神様に仕えるのが自分の生きる道だと確信してカトリック教会の中の修道会の一つ、イエズス会に入会。35歳の若さでアルゼンチン管区長に任命される。しかし、この頃のアルゼンチンは、ビデラ軍事独裁政権による恐怖政治の時代。多くの市民が反勢力の嫌疑でとらえられ、拷問され、命を奪われていく。強制失踪させられた3万人の人たち。軍部と教会、教会に救いを求めてくる人々、自分の周りの友人知人、司祭に対して、ベルゴリオは何を考え、どう行動したのか・・。

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その真実のドラマは驚きに満ちています。

「事実は小説よりも奇なり」と言いますが、まさに小説のような人生を歩み、その体験を経て今の法王があるのだということが伝わってきます。

アルゼンチンの暗黒の時代は、言葉に尽くせないほどのものでした。その中で、悩み苦しみ、様々な苦難を乗り越えなくてはならなかった。問題を解決するためにはどうしたらよいか。命を救うためには何が必要か。教会の命令と、良心と、信念と。

 

良く生き延びてくださったと、感謝の念があふれてきます。

 

現在、法王フランシスコは、様々な慣例を質素にし、法王庁改革を成し遂げ、世界で最も人気がある偉大なリーダーとして、人々を熱狂させています。

私は、もっともっと法王フランシコのことが知りたくなりました。世界が平和でありますように。自分本位に陥らず、世界中の人が仲良くできますように。祈るような気持ちで一杯です。

 

キリスト教に興味がなくても、是非ご覧ください。同時に、アルゼンチンの歴史も学べちゃいますよ!

 

2017年6月3日(土)から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー

HP: http://www.roma-houou.jp/

*写真はすべて映画の一場面で©TAODUE SRL 2015。記事と写真の無断転載を禁じます。2017年5月16日現在の情報です。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

http://www.geocities.jp/officewe_homepage/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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