Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

東京・大手町「星のや東京」で、「東京・夜桜舟あそび」

春めいたポカポカ陽気が続き、梅が満開。梅が咲けば、次は桜。今年の桜の開花はいつごろになるでしょうか。今年はどこでお花見をしようかしら、どんな趣向を凝らそうかしらと、ソワソワしてしまいます。

東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、宿泊した人限定で、特別メニュー「東京・夜桜舟あそび」を楽しめます。舟で川遊びをしながら、夜桜とナイトクルーズを楽しもうという大人の上質な遊びです。

 

大都会のビルの中、喧騒を後に、一歩「星のや東京」の暖簾をくぐると、そこはまったく別の世界が広がっています。ラグジュアリーであり、くつろげる和の空間は、靴を脱いであがる日本旅館の佇まい。ここに宿泊して楽しむお花見は、どれほどエレガントかしら。

 

この旅館「星のや東京」から車で5分ほどの距離にある日本橋桟橋から夕暮れ時に舟に乗りこみ、日本橋川から隅田川へ下り、その日の桜の見所を水辺から楽しみます。潮位や開花状況に合わせて巡る場所が変わるのも、楽しみの一つ。

佃島や大横川沿いの桜を愛でる60分間のナイトクルーズは、「星のや東京」に宿泊している顧客ならではの特別なプランです。

予約をしたら、まずは当日借りる着物の色や柄を選びます。当日は着付けとヘアメイクを早めにしてもらって、ぶらぶらお散歩をしても良し。舟に着物姿で乗れば江戸情緒UP。お花見弁当人気ナンバーワンと言われる神田下の「新開花」のお弁当とお酒を頂き、ライトアップされた桜を眺めたら、ロマンティック気分満喫。戻りの水路では、お花見団子と抹茶も頂けます。

 

その昔、江戸の町は、物資や人を運ぶのに水路を使う水の都として栄えていました。その水路を軸に問屋や市場、旅籠や料亭でにぎわっていたのは、山本一力さんの時代小説を読むとつまびらかです。水路として使っていた川に舟を浮かべようと企画したのがこのコース。「星のや東京」ならではの特別なはからいです。

ガイドさんから橋や町の歴史などを解説してもらいながらの舟遊びは、2名から6名までの貸し切りです。

 

お部屋に戻って、最上階の温泉につかれば、そこは非日常の世界。

 

クラブサロンのような「お茶の間ラウンジ」で、夜食や、日替わりおむすびにお味噌汁、お菓子やコーヒーなどでゆっくりと過ごせます。

 

「星のや東京」宿泊の魅力は、またいずれ!!

 

「星のや東京」HPはコチラ

東京都千代田区大手町一丁目9-1 0570-073-066

「東京・夜桜舟あそび」2018年3月25日から4月10日まで 14日前までに予約 1名8万8000円(税・サービス料10%別)*宿泊料別

 

 

*2018年3月1日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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