Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
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紳士のためのお出かけエンタテインメント

渋谷スクランブルスクエアで、モンブラン三昧 2024年秋

渋谷スクランブルスクエアも、あっというまに5周年。「渋谷スクランブルスクエアショップ&レストラン」で、秋に欠かせない「モンブラン」を集めてみました。

もちろんこの時期、シャインマスカットや、さつまいも、かぼちゃのスイーツも美味しいけれど、やはり私はモンブランが一押し。期間限定のものもありますので、期日に注意してお出かけください。

まずは、7月25日にオープンした地下2階の「渋谷 これがかき氷」の「モンブラン氷」(2500円税込 9月12日(木)~11月30日(土)の期間限定 イートイン・テイクアウト可)。本店が川越にある超人気のお店の渋谷店です。

  

「これがかき氷」は、小野田という会社の超純氷でつくられ、ふわふわしていて頭がキーンとなりません。四万十の和栗を使い、まるで大きなモンブランケーキのような装いです。中は幾層にもなっていて、下から栗のミルク、アールグレイ(紅茶)のシロップ、栗のミルク、バニラのエスプーマ、野ばらとフランボワーズのソース、栗のミルクと重なり、上からたっぷり美野里産の栗のモンブランクリームが絞られています。頂上には丹波栗の渋皮煮が2個、金箔が施されています。食べ進めるうちにいろいろな味と出会え、その凝り方とコンビネーションが、口の中で溶け合います。

店舗で購入したら、併設のカウンターや少し離れた椅子席で食べることができます。かき氷好きなら、一人でペロリといけるかしら。2人で召し上がる方も多いようです。

続いて、14階にある「神楽坂 茶寮」の「モンブラン抹茶パフェ」。

オープン直後の10時過ぎに伺ったのですが、次々に海外からのお客様が入っていらして、スクランブル交差点が見える眺めの良い席でスイーツとお茶時間を楽しんでいました。

  

こちらの本店は神楽坂にあります。始まりは、和食の店舗で洋と和を合わせたコースのデザートが評判だったことから和カフェとして店舗を構えたところ人気となり広く知られるようになりました。いまは専属のパティシエによるオリジナル和スイーツを展開しています。たっぷりとボリュームのあるパフェは、ほうじ茶と一緒にいただきました。(1980円税込 数量限定なくなり次第終了)お抹茶とのセット(2090 円税込)も選べます。

抹茶ゼリー、渋皮栗と栗の甘露煮、 自家製寒天、酸味のきいたカシスソース、パフ、チョコレートのフレーク、ブラウニーなどで食感も豊か。上には、白玉、栗、黒豆、チョコ、そしてラム酒のきいたモンブランクリームの中には、甘さ控えめの抹茶アイスクリームが入っています。お腹いっぱい、幸せいっぱいのパフェです。

続いて、TOKYU Foodshow EDGE 1 階に参りましょう。

Atelier Anniversaryの「栗の3種のナッツのモンブランバスケット」(3780円税込 期間限定 9 月1 日(日)~11月 30 日(土)  10月18日(金)~31日(木)の期間は予約 テイクアウトのみ )。

  

こちら1990年創業の「美味しくて美しいウエディングケーキ」を日本で初めて考案し、製造台数日本一を誇る会社の店舗です。大きなリボンがのったラブリーリボンピンクが有名ですが、今回は季節限定、秋の木の実の入ったバスケットをイメージしたモンブランケーキ。なんて可愛らしいんでしょう。チョコレート風味のスポンジに、モンブランクリームがかぶせられ、上に、丸ごとの栗と、どんぐりのように見えるアーモンドがふんだんにのせられています。私、リスになりたいかも(笑)。

EN VEDETTE(アンヴデット)「鳴門金時モンブラン」(680円税込 期間限定 9 月中旬~3月末 テイクアウトのみ 9月中旬から1日限定15点。なくなり次第、終了)

清澄白河で数々の受賞歴のある人気パティシエ森大祐シェフの季節限定のモンブラン。ぶんわりしたスポンジに、さっぱりした生クリーム、鳴門金時をつかったクリームが絞られ、軽い味わいです。さつまいもの甘露煮や、オレンジコンフィ、下にサブレが敷かれています。あら、モンブランという名前だけど、さつまいもだった・・。

  

MICHALAK「モンブラン」(864円税込 通年)

パリでスターパティシエとして知られるクリストフ・ミシャラクのお店。フランスの格式高いホテルで活躍し、今ではフランスと日本にお店を構えています。

ラム酒のきいたマロンクリームの大人のモンブランは、下の方がつややかなチョコでくるまれています。マロンクリームの中には、マスカルポーネとココナッツリキュールのクリームが入り、中心にあるメレンゲがサクサクした食感。なめらかなクリームとあわせて、召し上がれ。

FRUCTUS(フラクタス)「フレッシュモンブラン」(800円税込 渋谷スクランブルスクエア限定  通年商品 テイクアウトのみ 数量限定なくなり次第終了)

ここ、渋谷スクランブルスクエアのみの商品です。素材にこだわり、素材を活かした美味しさを追求し、生産者の想いやこだわりが凝縮されています。熊本県阿蘇の和栗を特別オーダーの2ミリメッシュで裏ごしし、舌触りの滑らかさに少し残る粒の食感も感じる栗のペーストをドレープ状に絞りあげています。タルト生地の上に栗のペーストや甘露煮をあしらい、生クリームと蒸留酒「キルシュ」が香る栗のペーストで仕上げた複雑な味わいは、どれほど手をかけているかが伝わってきます。

渋谷スクランブルスクエアは5周年を記念して、「空を見上げて、感性をひらく。SHIBUYA SKYの5周年」のイベントを開催しています。記念展示(10月3日(木)~11月3日(日))に始まり、屋外展望空間SKYでのスーパームーン鑑賞やライブ(10月17日(木)、4夜限りの映画の上映などもあります。詳細はHPでご確認ください。

SKYで遥か遠くの景色を眺め、涼やかな風に吹かれて心地良さに浸り、秋ならではのスイーツを食べて、渋谷の秋を満喫しましょ。

*2024年10月15日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます。

 

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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