紳士が知るべき東京夜市
第三回東京夜市開催
2020年2月13日(木)、14日(金)
渋谷ストリームにて日本初のナイトマーケット「東京夜市」が開催された。
来場者は、3,000人を超え、大盛況のうちに幕を閉じた。
台湾、シンガポール、タイなどアジア圏では「夜市」は観光の目玉として、多くの観光客を惹き付けてやまない。
昼間は通常のマーケットでありながら、暗くなると一帯に明かりが灯り、非日常的な空間に姿を変える。
その「夜市」に「東京らしい」洗練されたおしゃれな味付けをプラスしたのが「東京夜市」だ。
コンセプトは「大人の遊園地」。
大人が子供のように目を輝かせながら屋外で楽しめるよう、会場には様々な工夫が施されている。
第三回目の様子をお伝えしつつ、この新感覚のコンテンツの魅力をお伝えしていこう。
今回の会場は当企画では初の開催場所となる「渋谷ストリーム 稲荷橋広場」。
2018年に開業して以来、「渋谷」のブランドを担っている複合施設だ。
まだ厳しい寒さが続く中、夜市の灯りに誘われて、続々と人が集まる。
渋谷駅に直結している会場は、自ずと多くの人の目を惹きつける。
今回はお酒の提供はもちろんのこと6種類のフードキッチンカーがオープン。
寒い冬と相性抜群の多彩なメニューで盛り上げる。
特に女性には可愛いワッフルがインスタ映えすると大人気。
東京夜市は食も充実している。
この日は、「縁日ブース」も展開された。
日本の夏祭りでしか味わえない縁日を体験しようと、特に外国人観光客が殺到する。
「異国の風が吹く」という表現でこれまでの東京夜市の魅力をお伝えしてきのだが、訪日外国人観光客は東京夜市の重要なターゲットなのだ。
会場内を見渡すと、そこかしこに日本文化を感じられる工夫が凝らされている。
常に新しい姿をみせていく、それこそが東京夜市の大きな特徴だ。
今回は、アートスペースも充実。
新進気鋭のアーティスト、サスペンスガールの展示スペースには感度の高い人々が集まる。
東京夜市では欠かせない、ステージパフォーマンスが幕を開ける。
プロフェッショナルチアリーディング協会のオールスターチアリーダーズの登場だ。
ステージ前の空間はたちまち人が溢れかえりチアリーダーの掛け声に合わせ「東京夜市」コールが夜の渋谷に響き渡る。
ステージとの距離を感じないダイナミックな演出は人々を惹きつける。
NINJA ダンサーたちも素晴らしい技を披露した。
「東京夜市」はまさに大人の遊園地。
楽しみ方によっては人それぞれなのだ。
お酒を片手に夜風を感じながら友と語らうことも、素晴らしいパフォーマンスをじっくり味わうこともできる。
楽しみ方は「あなた次第」なのだ。
いま大きな変化を遂げている渋谷からスタートした「東京夜市」。
何が起こるか、何を味わうか。
「東京夜市」に出かけてみよう。

東京夜市
夜市(ナイトマーケット)を日本でも根付かせたいという想いのもと始まった、日本初のナイトマーケット
現在は東京・渋谷を中心に行われているが今後は大阪、福岡、沖縄など全国展開する予定
この事業は、東京都・(公財)東京観光財団の「ナイトライフ観光振興助成金」を活用して実施されている