Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

第2回 「その場にあった衣装」を選んではいけません!

こんにちは!

「あきざくら」代表の山村沙世子です。

第2回目のコラムもご覧頂き、とっても嬉しいです。

1回目は概論をお伝えしたので、早速今回から3回に分けて、男性の着物の種類についてお伝えしていきます!

 

今回のテーマは、「男性の着物の種類 -礼装・略礼装-」です。

 

最初に、着物の種類を学び、活かしていくにあたって、何より1番押さえておいて欲しいことをお伝えします。

それは何かと言うと、

「その場の価値を最大化する衣装」を選ぶ

です。

 

詳しくお話すると、、、

紳士の皆様でしたら、パーティーに参加したり、ハイクラスのレストランに行く時に、「ドレスコード」をしっかり確認して、その場にあった衣装を選択されてきたでしょう。

 

「もちろん!」と思われた方。

本当に「その場にあった衣装」でいいのでしょうか?

 

紳士たるもの、参加するパーティーやレストランの価値・格を上げてこそ、紳士としての存在感が増します。

 

「こういうレストランだったら、ああいう素敵な紳士がいるべきだよね。」と言われる衣装。

スタッフからも他のお客様からも、同じ空間にいることを喜んで頂ける衣装。

こちらの方が、断然、紳士として望むところではないでしょうか。

 

ぜひ、紳士の皆様には、「その場にあった衣装」ではなく「その場の価値を最大化する衣装」を身につけて頂きたいのです。

 

 

この考え方は、着物でも洋服でもかなり重要な考え方です。

特に着物の場合、これが抜けると「仮装」のようになってしまったり、「しかたなく着る」ものになってしまうので、絶対に忘れないで下さいね!

 

では、お待たせの「着物における、礼装・略礼装」について説明していきます。

 

礼装・略礼装が必要なのは、格式のある式典や冠婚葬祭の主賓・礼節を重んじるフォーマルな場です。

 

この時着る着物は、紋付の羽織と着物、袴となります。

ご自身の結婚式に和装したという方は、こちらを着られたのではないでしょうか。

男女共通しますが、着物の第一礼装は、必ず紋入りであることが第一条件なのです。

 

「紋」はご存知ですよね?

家紋。日本固有の紋章のこと。かつては家の象徴として1家に1つ家紋がありました。

↑こちらは徳川家の家紋

 

第一礼装の「黒紋付」と一般礼装の「色紋付」とがあり、「黒紋付」は、「黒紋付羽織袴」といわれ、表面が柔らかな黒地の着物と羽織に縞柄の袴のスタイルのことです。

「色紋付」は黒以外の着物と羽織、袴を履いたスタイルのことをいいます。

 

ちなみに、「黒紋付」を着る時は、足袋と羽織紐は白を着用するのがルールです。

色紋付の場合は、足袋は白が推奨され、羽織紐は着物の色に合わせて選びます。

 

 

礼装・略礼装に関しては、フォーマルな場だからこそ、全ての方が気持ちよく過ごせるように、上記ルールをしっかり踏まえて、着こなす必要があります。

 

ぜひ、和装でのフォーマルな場が求められた時は、上記参考に着物を選んで下さいね!

 

次回は、「男性の着物の種類 -外出着-」をお伝えします。

 

来月もお楽しみに!!

山村沙世子
着物のアップサイクルブランド【あきざくら】代表
 
株式会社すかいらーくの店長・新卒採用担当、株式会社リクルートでホットペッパーの企画営業に従事後独立。
講師・コンサルタント業を経て、2017年4月、着物を通じて「Re(リ)」(=再生)の文化を世界に発信し、調和のとれた持続可能な社会づくりに寄与したいという想いで【あきざくら】を立ち上げ。着物のアップサイクルで製作した傘や扇子を取り扱う。
現在、国内に留まらず、シンガポールをはじめとした国外でも展開中。
 
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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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