Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のための焼酎入門

第40回「焼酎をベースとして使う飲み物各種」

ワタクシとうとう先日倒れてしまいまして、不覚にも意識がとんでしまいました。

原因はどうやら首の筋膜断裂らしいです。

その瞬間には首の後ろで「ブチ~ン!」と確実に何かが切れたような音がしました。

その時の感想は一言。

「あ、終わったな…」

遠のいていく意識の中でそれだけを思いました。

 

さて怖い話はこの辺にして、今回も焼酎について語っていきましょう。

今回で40回を数えるこのコラム。

まだまだ話題が尽きないとは、焼酎の世界は奥深いですね~。

そんな今回ですが、焼酎ベースの○○ってものについて考えていこうと思います。

 

焼酎をベースとする飲み物で真っ先に浮かぶのは、焼酎ハイボールこと酎ハイではないでしょうか。

最近ではもうカタカナでチューハイと表記されることが多いですね。

これについては細かい解説を以前にしているので今回はさらりと流しますが、鉄板ですよね。

現在は缶に入った缶チューハイが主流です。

家でも手軽に飲めて、アルコール度数もバラエティーに富んでいます。

 

他にはホッピーなどが焼酎ベースの飲み物として挙げられます。

ビールの代用品として登場したこの飲み物ですが、健康志向から近年3度目のブームを迎えています。

消費の8割は関東地方での消費となっていますが、最近は関西地区にも広がりをみせています。

また黒ビールに近い味のブラックなども生まれて裾野の広がりも見せている飲み物です。

焼酎のことを「ナカ」、ホッピーのことを「ソト」と呼び、それぞれに追加がきくのも独特。

原則的には甲類焼酎が「ナカ」として向いているとされていて、中でも「キンミヤ」が特に人気です。

 

カクテルの分野でも焼酎はベースとして徐々に使われるようになっています。

ワタクシのバーテンダー下積み時代にはほとんど知られていませんでした。

時代ってやつはどんどん先に進んでいるんですね~。

マティーニのベースを焼酎に変えた「酎ティーニ」のようなアレンジ組を筆頭に、いろいろできています。

見た目もオシャレで以前の回にも少し紹介した「金魚」もそのひとつ。

本格的なカクテルとして「村雨」といったようなカッコいい名前のものもあります。

ここではせっかくなんでそのレシピをご紹介。

  麦焼酎     45ml

  ドランブイ   10ml

  レモンジュース 1tsp

  ※ オールドファッションドグラスに注ぎ、ステア。

 

さてここまでは焼酎と何かをその場で混ぜ合わせるタイプのものを紹介してきました。

いわゆる広い意味でのカクテルです。

お酒と何かをブレンドすることによって新しい味を生み出す。

なんだか料理にも似た製法とも言えますね。

それでは次に製造の段階で焼酎をベースとして使用しているものを挙げていきましょう。

 

代表的なものと言えば梅酒です。

梅酒はワタクシの東京のお店でも十八番としているところです。

解説にも力が入るというやつです。

梅酒はそもそも甲類焼酎の35度のものをベースに青梅と氷砂糖で仕込む熟成酒です。

だいたい3年以上は熟成期間を要します。

最近では他のベースで作る梅酒もたくさん出てきています。

本格焼酎で作るものを筆頭に、ウォッカやブランデー、ウイスキー、ワイン、日本酒などなど…。

様々な種類の梅酒が出てきています。

またフルーツやスパイスを効かせたようなものも登場し、多様化してきています。

ワタクシの店でも2000種を超える梅酒を揃えておりますので興味がある方は是非!

(宣伝?)

 

他の焼酎ベースと言えばリキュールですかね。

ワタクシの店では和リキュールと呼んで区別している国産のリキュールにそれらが含まれます。

梅酒と同様の製法で果実を仕込むのが基本ですが、こちらも近年多様化しています。

果実に限らず、野菜や各種スパイス、乳製品などのリキュールも出てきています。

ベースも焼酎だけでなく他のお酒でも作り始めましたので、こちらもバラエティー豊かです。

こちらもワタクシの店で豊富にご用意がありますので是非!

(またまた宣伝?)

 

さて今回はなんだか宣伝宣伝になっていったような気が…。

いやいや気のせいだと思いましょう。

ただ飲みたい焼酎ベースの何物かがある場合は是非ご一報を。

専門家としていろいろご案内いたしましょう。

(ん?なんだかエラそう…)

 

それでは今回もおすすめの焼酎を一本紹介します。

当店に新入荷の高濃度の米焼酎にしようと思います。

新潟の有名清酒蔵が造る至極の逸品です。

是非一度お試しください。

 

* 今回のおすすめ焼酎 *

「風媒花」

米焼酎・40度・新潟県・八海醸造

米と酒粕を原料とした、オーク樽熟成の洋酒風情の焼酎。

秀逸な日本酒製造技術が生み出す吟醸香と樽熟成独特の芳しい香りが特長。

 

山口 昌宏
焼酎・梅酒が日本一、GEN & MATERIALを経営。酒全般マニアの元バーテンダー。

株式会社GENコーポレーション社長。
バーテンダーをしている中で、2000年に焼酎と出会いマニアに。
焼酎ブームの火付け役ともされるEN-ICHIで修業後、独立。
現在、東京・渋谷に数店舗を持ち、大阪にプロデュース店有。
昨年、兵庫・高砂に焼酎日本一の店舗「セイエイカン」を開店。

東京 焼酎&梅酒Bar GEN&MATERIAL

和歌山おでんと焼酎専門店セイエイカン

和歌山おでんと焼酎専門店セイエイカン インスタグラム

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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