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紳士のたしなみ

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紳士のためのアートデート

紳士のためのアートニュース☆パトロンプロジェクト 佐藤美術館と猫展での交流イベントを共同開催 中尾祐輔記者 寄稿 

 今年設立3周年を迎えたパトロンプロジェクト。一般の会社員や主婦などから構成され、アート鑑賞や会食などを通して同時代を生きるアーティストとの交流を深めている。こうした活動の中で好きな作品に出会えたら購入したり、知人に紹介したりしてアーティストの支援につなげている。そんなパトロンプロジェクトは今回、佐藤美術館(東京都新宿区)と協力して「夏目漱石生誕150周年 吾輩の猫展」(猫展)での交流イベントを企画した。展覧会は、12月24日まで開催している。


佐藤美術館「夏目漱石生誕150周年 吾輩の猫展」の看板

アートで楽しく交流をコンセプトとするパトロンプロジェクト
 同館の立島惠学芸部長は、パトロンプロジェクトと組むメリットについて「若いアーティストの支援につながる」と強調する。パトロンプロジェクトの菊池麻衣子代表は「佐藤美術館は奨学金を支給したり、作品発表の機会を用意したりして美大生や若手アーティストたちを支援している。パトロンプロジェクトのコンセプトと共鳴するものがある。また、立島さんには、プロジェクト設立当初から応援していただき感謝している」と語る。
 
「猫展」の交流イベントで解説をする佐藤美術館の立島惠学芸部長とギャラリートークの様子

ギャラリートークには、親子も楽しく参加
 パトロンプロジェクトの拡散性も強みだ。菊池代表は大手上場企業の広報部出身。そこで培われた発信力、報道関係者との人脈・信頼関係は美術業界では極めて希で得難い武器となっている。立島氏は「彼女の支援によって今回もさまざまな新聞や雑誌に取り上げていただいた。やはり美術館を盛り上げていくという意味では彼女とパトロンプロジェクトは最良のパートナーだと思う」と語る。
 既存のネットワークに加え、新規開拓のための「飛び込み」営業も得意としている。なんと猫展には高級日本酒で有名な「獺祭」を手がける旭酒造(山口県岩国市)も協賛するにいたった。とにかく、美術業界と外の世界をつなぐ能力に長けている。

「猫展」でのパトロンプロジェクト菊池麻衣子代表

協賛していただいた獺祭と、獺祭で盛り上がるパトロンイベント参加者達

 パトロンメンバーでもある筆者と獺祭。
 11月18日に開催された猫展の交流イベントでは、出展アーティストである金木正子さん、川本淑子さんを講師とするワークショップも行われた。約30人の参加者は、ステンシル板を使うというアーティストと同じ手法でおのおのの猫作品を制作した。
 
佐藤美術館5階の展示会場で実施したワークショップの様子

佐藤美術館5階の展示会場で実施したワークショップの様子
 

佐藤美術館5階の展示会場で実施したワークショップの様子    使用したステンシル版と色鉛筆
 立島氏は「みなさんに楽しんでいただきながら、自然にアーティストとコミュニケーションできる仕組みになっていた。このワークショップが次の社会との接点・窓口になるかもしれない」と期待する。ワークショップ後は参加者とアーティストが獺祭で乾杯した。美酒に酔いしれ、双方のコミュニケーションは深まるばかり。パトロンプロジェクトならではのアーティスト支援をそこに見たような気がした。
 
ワークショップの講師を務めた展示アーティストの金木正子氏(写真右)、川本淑子氏(写真中央)とパトロンプロジェクトの菊池(写真左)

 
テーマの猫に合わせて、猫パンもふるまう。
 最後に立島氏は「菊池さんやパトロンプロジェクトには、既存のコミュニティではない人ならではの面白さがある。なるべくこちら側に入り込んでもらって、一緒に新しいものを作っていきたい。今の美術業界は低迷しているので、そこに新しい風を吹き込むにはパトロンプロジェクトの存在が必要だ」と力を込めた。

【展覧会概要】~現代作家70名が描く、つくる~吾輩の猫展
会期:2017年11月7日(火)~12月24日(日)
休館日:月曜日
会場:佐藤美術館
主催:公益財団法人佐藤国際文化育英財団・佐藤美術館、新宿区、日本経済新聞社
協賛:三菱ケミカル株式会社
協力:パトロンプロジェクト、オフィスif、(株)日経プラザ&サービス
入場料:一般600円/学生400円 *中学生以下無料
開館時間:午前10時~午後5時(金曜~午後7時)*入館は閉館15分前まで
出品概要:日本画、油画、版画、ミクスドメディア、立体彫刻(70名のアーティストによる74点)

菊池麻衣子 
【現代版アートサロン・パトロンプロジェクト代表、アートライター、美術コレクター】
東京大学卒:社会学専攻。 イギリスウォーリック大学大学院にてアートマネジメントを学ぶ。ギャラリー勤務、大手化粧品会社広報室を経て2014年にパトロンプロジェクトを設立。

【月刊誌連載】2019年から《月刊美術》「菊池麻衣子のワンデイアートトリップ」連載、《国際商業》アートビジネスコーナー連載
 資格:PRSJ認定PRプランナー
同時代のアーティスト達と私達が展覧会やお食事会、飲み会などを通して親しく交流する現代版アートサロンを主催しています。 美術館やギャラリーなどで「お洒落にデート!」も提唱しています。

パトロンプロジェクトHP:  http://patronproject.jimdo.com/
パトロンプロジェクトFacebook: https://www.facebook.com/patronproject/
菊池麻衣子Twitter: @cocomademoII

インスタグラム:https://www.instagram.com/cocomademois/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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