Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

肉食女子「尾崎牛焼肉 銀座 ひむか」で、ご馳走ランチ

「お肉、食べましょう」と声をあげると、あっというまにメンバーが集まる肉食女子。お肉好きな女性が増えているのかしら、それとも、お肉に特化したお店が増えてきたのかしら。

 

去年の3月、銀座・東急プラザ誕生と同時に11階にオープンした「尾崎牛焼肉 銀座 ひむか」は、幻の和牛と言われる「尾崎牛」専門焼き肉店です。

尾崎牛というのは、宮崎の尾崎宗春さんという生産者の方のお名前。とうとうブランド牛に、地域ではなく個人の名前がつくようになりました。

尾崎さんは、宮崎県産の黒毛和牛に愛情とこだわりを注ぎこみ、35年かけて理想の肉質を実現しました。牛は、自然の湧水を飲み、防腐剤、抗生物質を使わない配合飼料を食べています。さらに、通常28カ月のところ30ヵ月以上かけて長期で飼育し、「生きたまま熟成」させて脂の質を変化させます。生きている牛を熟成させるって、何か不思議な感じ。私も熟成しちゃったかしら・・。いや、熟成どころじゃないわ、発酵してるかも!

 

ひと月の出荷頭数はわずか40頭で、そのうち20頭がEUやドバイに送られ、残りの20頭しか日本ではお目にかかることができません。そのため、あまりに希少で、幻の和牛と呼ばれています。

このお肉、サシの融点が低いため口どけがよく、霜降りでありながら赤身の旨味が強いとか。そのお肉を食べられ、しかも、この店舗には都内でも珍しい生食用の専用加工室があるので、生肉を食べられるのも魅力のひとつでしょう。

ランチ限定で食べられる「尾崎牛レディース膳」(3200円税別)

左から、尾崎牛のローストビーフ。ローストされているにもかかわらず、ほぼ生肉のようなフレッシュ味わいです。この食べ方が私は一番好きでした。

尾崎牛の一口ステーキは、焼肉屋さんのお肉の味です。 雲丹といくらのご飯。多すぎないので珍しく私でも残さず食べられました。

彩り野菜のナムル4種。さすが焼肉屋さんですから、ナムル付き。尾崎牛の赤身刺は、一枚はそのまま、もう一枚は粗塩をつけて頂きました。そしてタルタル。

お肉も、昔は「霜降り」が高級とされていましたが、今は脂が入りすぎない赤身が人気です。

美ボディのために旨味ののった赤身牛肉を食べ、柔らかい筋肉を作りたい。それに心身ともにエネルギーを充電するなら、やっぱりお肉食べなきゃね。

男性は、一日限定10食の「尾崎牛と雲丹・いくらの宝石箱」2900円(税別)はいかが。こちらも厚みのあるお肉が、たくさんのっています。

あぁ、これも食べた~い。

 

「尾崎牛焼肉 銀座 ひむか」

住所:東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ11階

電話:03-6264-5255

営業時間:月~金11時~16時(15時ラストオーダー) 17時~23時(22時ラストオーダー)

土日祝日11時~23時(22時ラストオーダー)

定休日:施設に準ずる

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

https://cross-over.sakura.ne.jp/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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