Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべき日本の逸品

【鯖江のメガネフレーム】かける人の気持ちを想う谷口眼鏡

鯖江01
職人の手によって、豊富な色柄を生かす美しい艶や温かみのある質感に仕上げられる、オリジナルブランド「TURNING (ターニング)」のフレーム。
オケージョンや服に合わせて、あるいは気分で使い分けたいメガネだ。

鯖江02
「かける人のために」という作り手の意識と、妥協を許さない職人魂が黙々と作業を続ける姿に現れる。
お客さまとの信頼関係を築くため、小売店との連携強化にも努めている。

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顔のイメージを左右するメガネ。
ダンディズムを追求するなら、一歩とはいかなくても、半歩でも冒険する意気込みでメガネを楽しんでほしい。

谷口眼鏡は小規模ながら、半世紀余に渡り企画から製造までを一貫して行う、プラスチックフレームのメガネメーカーだ。
素材は自然由来のアセテートとセルロイドが中心。
9割程をしめる前者は発色のよさが魅力で、主にイタリアの生地を使う。
後者は渋い色みが特徴で味わい深く、根強い人気がある。

日本製メガネフレームの90%以上が福井県鯖江市で生産されているが、その歴史は古く110年ほど前に遡る。
雪深い福井の冬を支える村の産業とするべく先を見据えた村会議員が、メガネフレームの修行に手先の器用な大工を大阪へ連れて行き、また大阪からも職人を連れてきたのが一大産地となったきっかけだった。
世界で初めて、1980年代にチタンのメガネが誕生したのも鯖江だ。

職人の手で、デザインによっては200~300の行程をかけてじっくり作られる谷口のメガネ。フロントが重くならない重量のバランス、摩擦力をかけて前にずれないようにする太めのテンプル、日本人のためのノーズパッド、滑らかな裏側の仕上げ等、感性に人間工学や物理学も駆使した精度の高いもの作りの連続が、軽いフィット感につながっていく。

頭を締め付けたり痛くなったりしないホールド感、かけ外しする際のスムーズさといった普段のかけ心地に関わる弾力性。
さらにアクシデントによる衝撃が加わったときに、目や顔を傷つけないフレームの弾力性も重要。常にかける人の安全や気持ちを考える、職人気質の熱い想いが凝縮されたフレームが谷口のメガネだ。

谷口眼鏡
〒916-1221
福井県鯖江市西袋町228
☎ 0778-65-0811
http://www.turning-opt.com

■福井編
神に供え天皇に捧げる食物  〝 御贄(みにえ)“  を供する  “ 御食國(みけつくに)”  であったのをはじめ、江戸から明治にかけて活躍した北前船の寄港地(三国湊と敦賀港)があるなど、奈良京都に近い要衝であり、多くの文化や歴史を積み重ねてきた福井。
現在は幸福度N0.1の県として知られ、日本の原風景が残る当地では風土や歴史、人々が育んできた数々の逸品がある。
代々受け継がれてきた匠の技。職人気質が物語るこだわり。

伝統を守りながら、日々研鑽する男たちの逸品をご紹介。

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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