Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのお出かけエンタテインメント

GINZA SUSHI BANYA KAIは、おまかせコース一択

GINZA SUSHI BANYA KAIの2周年記念特別おまかせコースが人気です。通常のおまかせコース(9570円税込)に、山盛り雲丹と甲羅に入った蟹の豪快なお通しがついて12500円(税込)。1月16日からスタートし、あまりの人気に5月30日まで延長しました。夜の時間帯に2名3組と数量限定ですが、まだ少しは枠があるようです。

GINZA SUSHI BANYA KAIは、2023年1月にオープンしました。銀座でカジュアルな価格で江戸前寿司が食べられる店として知られ、メニューは、おまかせコース(9570円税込)のみ。実はそれにはわけがあったのです。

このGINZA SUSHI BANYA KAI を展開する大東企業は、銀座エリアを中心に29店舗の飲食店を経営しています。2022年秋には職歴、年齢に関係なく、店舗で働きながら学べるという「板前オープンスクール」をスタートさせました。スクール生は2か月ほど握る練習をして、次に店舗に入り雰囲気を感じながら営業時間中に「握る」練習を重ねます。人によっても違いますが、およそ半年でベテラン職人とともにお客さまの前に立てるというもの。だから決まったものだけを握る「おまかせコース」のみの提供となっています。魚を卸したり、骨をとったりする下ごしらえができるようになるまでにはまだ時間がかかりますが、カウンターの楽しさを味わい、腕のある職人に育つように鍛える新人職人育成の場という意味もあるのです。

では、特別おまかせコースのご紹介。「生雲丹」は、板1枚の4分の1がどさっと盛り付けられていて、見た目も豪華です。丁寧にほぐされた「蒸毛蟹」は甲羅に盛り付けられ、雲丹やイクラがトッピングされています。半身分が入っていますので大満足。自分でほぐさなくていいのは助かります。この2つは最初に出されるお通しですが、最後まで、お酒のあてに召し上がる方が多いようです。

   

次は「鰆のたたき」、鮨「極上南鮪食べ比べ 大とろ 中とろ」。お鮨と肴が交互に出てきて、飽きさせません。

  

真蛸桜煮」は、柔らかい。鮨「完熟柚子胡椒ののった春鯛昆布じめ かます炙り 辛子ののった赤身漬け 芽葱と生姜ののったしまあじ

  

山菜天麩羅は、ふきのとうと稚鮎」季節にさきがける稚鮎が嬉しかったですね。「鮑の茶わん蒸し 夜桜餡」は、ごろりとした鮑を楽しめます。

  

鮨「いくら軍艦 ハマグリ 赤酢しめ鯖 チーズカステラにのった煮穴子」そして「とろたく手巻き」に「生海苔赤だし」本日の果物「生ほうづきとパイナップル入りあんこと生クリーム最中

    

 

5月3日、今日の東京は快晴。気持ちよくお暮しください。

 

GINZA SUSHI BANYA KAI 東京都中央区銀座1-5-10銀座ファーストビル7F 営業時間12時~14時半 17時~22時半 電話03-6228-7301

*2025年5月3日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

 

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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