Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのアートデート

Vol.26 連休におススメ!自然に囲まれた本格派美術館@伊香保のハラ ミュージアム アークでは、近現代アート・建物・景色を楽しめます

 大自然の中に忽然と現れるハラ ミュージアム アーク。なんと、榛名山麓にある伊香保グリーン牧場の一角にあるのです。手前は、黒いシャープなフォルムを持つ木造建築が自然を背景に際立っていて、そのアートなオーラに惹き寄せられます。奥は古来の書院造を参照した和の空間。手前の建物は1988年に開館した現代アートの館、奥は2008年に開館した觀海庵で、近世日本美術を中心とした原六郎コレクションや原美術館(品川)の現代美術を紹介。双方、設計は磯崎新。


蛍光色のグリーンが際立つ看板。 磯崎新設計のハラ ミュージアム アーク。
 
取材に訪れた2018年4月21日は八重桜が満開!夢のような桜の庭から爽やかな風が吹き込みました! 

 【2018年6月24日までは、戸谷成雄の彫刻《森 II》を展示】
  ハラ ミュージアム アーク 現代美術ギャラリーにて戸谷成雄の彫刻《森 II》を鑑賞できるのは、2018年6月24日まで。『アートを発信する―原美術館発国際巡回展の軌跡』展の会期中です。
 この《森 II》、灰色の迫力が迫りくる作品。太古から未来へと通じる悠久の時間を感じます。

戸谷成雄の彫刻《森 II》。火山灰に埋もれた森を掘り起こしたようなイメージ。※主催者の許可を得て作品内に入り撮影。 

 戸谷氏によると、彼の作品は、ヴェスヴィオ火山噴火による火砕流によって地中に埋もれたことで知られるポンペイの遺跡から受けた影響も大きいとのこと。展示中の《森 II》も、火山灰に埋もれた森を掘り起こしたようなイメージが表現されています。

ハラ ミュージアム アークの講演会にて自作について語る戸谷成雄氏

 【ミュージアムカフェ、カフェ ダールのスイーツが《森 II》のイメージ!】
 戸谷氏の《森 II》展示期間中は、《森 II》をモティーフにしたスイーツをいただけます。ビジュアルはそれほど似ていないのですが(失礼!)、色や質感が《森 II》の存在感を表現しています。しっとりチョコレートが濃密につまったチョコレートケーキと姿を変えた《森 II》!おいしいです。

《森 II》をモティーフにしたスイーツ。美術館の敷地内にあるカフェ ダール。

 【原美術館の館長 原俊夫氏のセンスが光る現代アートコレクション】
ハラ ミュージアム アークにて見どころの、現代アートコレクションをいくつかご紹介します。

写真左の逆さまの女性:森村泰昌《美術史の娘、マハ》

草間彌生:《ミラー ルーム (かぼちゃ)》。ドットの大きさは3種類とのこと。3種類のドットで草間ワールドができてしまうことに驚き!


ジャン=ミシェル オトニエル《Kokoro》

  自然に囲まれた非日常空間で現代アートが更にサプライズをもたらしてくれます。
カフェもあって、リゾートアートデートにもってこいですね。伊香保温泉も近くにありますから、旅行がてら出かけてみてはいかがでしょうか。
 それでは、みなさん、good luck! アートと共に楽しいひとときを!

 【美術館情報】
❖アクセス
JR上越・吾妻線「渋川駅」より(上越・北陸新幹線利用の場合は高崎駅で上越線に乗り換え)伊香保温泉行きバス(3番のりば)にて約15分、「グリーン牧場前」下車、徒歩7分。または、渋川駅よりタクシーで10分。お車の場合、関越自動車道「渋川伊香保インター」より伊香保温泉に向かって約8㎞、約15分。(無料駐車場有)
❖開館時間
9:30 am-4:30 pm (入館は4:00 pmまで)
❖入館料
一般1,100円、大高生700円、小中生500円 ※70歳以上半額、 原美術館メンバーは無料。
❖休館日
木曜日(祝日は開館)、展示替え期間、1月1日、冬季(1月中旬)
【展覧会情報】
❖アートを発信する―原美術館発国際巡回展の軌跡
2018年3月10日[土]-6月24日[日]
場所:現代美術ギャラリー
❖墨のちから―狩野派障壁画の世界
前期:2018年3月10日[土]-4月25日[水]
後期:4月27日[金]-6月24日[日]
場所:特別展示室 觀海庵

菊池麻衣子 
【現代版アートサロン・パトロンプロジェクト代表、アートライター、美術コレクター】
東京大学卒:社会学専攻。 イギリスウォーリック大学大学院にてアートマネジメントを学ぶ。ギャラリー勤務、大手化粧品会社広報室を経て2014年にパトロンプロジェクトを設立。

【月刊誌連載】2019年から《月刊美術》「菊池麻衣子のワンデイアートトリップ」連載、《国際商業》アートビジネスコーナー連載
 資格:PRSJ認定PRプランナー
同時代のアーティスト達と私達が展覧会やお食事会、飲み会などを通して親しく交流する現代版アートサロンを主催しています。 美術館やギャラリーなどで「お洒落にデート!」も提唱しています。

パトロンプロジェクトHP:  http://patronproject.jimdo.com/
パトロンプロジェクトFacebook: https://www.facebook.com/patronproject/
菊池麻衣子Twitter: @cocomademoII

インスタグラム:https://www.instagram.com/cocomademois/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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