Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

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紳士のためのお出かけエンタテインメント

劇団四季「リトルマーメイド」 東京ディズニーリゾート内・舞浜アンフィシアター 2026年8月26日(水)開幕

オペラはよく見に行くのですが、ミュージカルは久しぶり。この劇場での「こけら落とし」公演とあって、華やかな開幕となりました。
劇団四季のミュージカルは、舞台装置や衣装、色彩などを含めた大掛かりな世界観を楽しむものなのだと実感。
四季とディズニーが提携する第4弾「リトルマーメイド」が、舞浜で始まります。
東京で日本初演を迎えたのは2013年のこと。東京でロングランし、各地を回って以来、約10年ぶりの首都圏での公演となります。

▲劇場までの通路に張られたポスターで気分上々

この作品は、1989年にディズニーが製作した劇場版長編アニメーションを舞台化したもので、基はアンデルセンの『人魚姫』です。人魚姫のアリエルが、人間の王子エリックに恋をして・・というお話です。
ミュージカル『リトルマーメイド』は、ピューリッツア賞、トニー賞受賞の劇作家ダグ・ライトが、登場人物の造形を深め、音楽は、アカデミー作曲賞を受賞したアニメーション映画の名匠アラン・メンケンと故ハワード・アッシュマンが担当。アラン・メンケンは数々の舞台音楽や映画音楽で知られる天才です。「アンダー・ザ・シー」「パート・オブ・ユア・ワールド」などのオリジナル楽曲のほか、メンケンとスレーターの10曲も加わります。「アンダー・ザ・シー」は、アカデミー主題歌賞を受賞していますので、どこかで耳にしたことがあるはず。
演出はグレン・カサール。振付にジョン・マッキネス。衣裳デザインは、トニー賞最優秀ミュージカル装置デザイン賞など、数々の賞を受賞する舞台美術家ボブ・クローリー。約300点の見事な衣裳が登場します。衣裳と装置デザインを同じ人がすることによって、世界観が統一されるのでしょう。

▲©Disney 撮影:荒井健 提供:劇団四季

驚異的だったのは、海中での人魚のしなやかな動きです。フルオートメーションの最新技術が使われていて、すべてコンピュータで制御されています。役者たちは、腰につけられた2本のロープで吊り下げられているわけですから、よほど体幹がないとまっすぐにもなっていられないでしょう。身体を鍛えあげ、バランスをとりながら、優雅に水の中で揺れている演技をし動き、泳ぎ、さらに歌うわけですから、かなりの訓練が必要そうです。

海中では髪が逆立ちソフトクリーム状になり、地上では髪はダウンしています。その髪は、人毛が使われており、定期的にシャンプー、カラーリング、セットされるなど、見えないところで、どれほどの手間がかけられているかが忍ばれます。

海の魔女アースラの存在感がスゴク、紫色の衣装にはタコの吸盤がつき、それぞれの足に黒子ならぬ、紫子がついて動かしています。

▲©Disney 撮影:阿部章仁 提供:劇団四季 

海の生物にも、たくさん出会えます。タツノオトシゴや、ウミヘビ、エイに、オコゼにクラゲに、かもめ・・。あの魚は何だろうと思って見るのも楽しさの一つです。
客席にも魚が泳いだり、クラゲがやってきたり、観客も一緒に海の仲間にしてもらったかのようで、おとぎの国の一夜を堪能しました。
大人も子供も、家族連れで楽しめる劇団四季の舞台を垣間見、幸せな気持ちで劇場を後にしました。

*2026年8月27日現在の情報です*記事・写真の無断転載を禁じます

岩崎由美

東京生まれ。上智大学卒業後、鹿島建設を経て、伯父である参議院議員岩崎純三事務所の研究員となりジャーナリスト活動を開始。その後、アナウンサーとしてTV、ラジオで活躍すると同時に、ライターとして雑誌や新聞などに記事を執筆。NHK国際放送、テレビ朝日報道番組、TV東京「株式ニュース」キャスターを6年間務めたほか、「日経ビジネス」「財界」などに企業トップのインタビュー記事、KADOKAWA Walkerplus地域編集長としてエンタテインメント記事を執筆。著書に『林文子 すべてはありがとうから始まる』(日経ビジネス人文庫)がある。

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ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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