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ヒューゴ ボス アジア・アート賞2015の最終候補者として新進気鋭の アーティスト 6名をノミネート

2015/07/01

Press Conference June 2015_Mr. Gareth Incledon

メッツィンゲン/上海、2015年6月25日
ヒューゴ ボスと上海外灘美術館(RAM)は、現代アジアにおける新進気鋭のアーティストを対象としたヒューゴ ボス アジア・アート賞の第2回目の最終候補者6名を共同で発表しました。
その芸術活動によりノミネートされた6名は、グアン・シャオ(関小:中国)、フアン・ポーチー(黄博志:台湾)、モ・サ(ミャンマー)、マリア・タニグチ(フィリピン)、ヴァンディ・ラッタナ(カンボジア)、ヤン・シングァン(楊心広:中国)。
第2回目となる今回は、やはり中華圏全般を対象としつつ、東南アジアの刺激に満ちたアーティストをも視野に入れ、これら地域全体における文化交流と対話促進の豊かな可能性に焦点を当てています。

ヒューゴ ボスにおけるアート・プログラムの一環として2年に一度授与される同賞は、コンテンポラリー・アートの分野で活動し、創作活動と展覧会の実績において初期段階にあるという、新進気鋭のアジアのアーティストを讃えることを目的とするもの。
ヒューゴ ボスAGの文化事業担当責任者であるヒアデス・ケッテンバッハ博士は次のように述べています。
「ヒューゴ ボス アジア・アート賞は、弊社のアート・スポンサーシップ・プログラムの中でも重要な要素として位置付けられています。若い才能を讃える試みの第2回目を開催できるということは、特にこれがアジアのような文化的に重要な意義を持つ地域で行われることを考えると、実に喜ばしいものであると言えるでしょう」

第2回目となるヒューゴ ボス アジア・アート賞に際しては、アジアの10を超える国々のアーティストに関してより詳細なリサーチを行いました。
選ばれた6名の最終候補者は、RAMの企画・運営により開催される、来るべきヒューゴ ボス アジア・アート・グループ展にそれぞれ出展します。
このグループ展は、2015年10月30日~2016年1月3日の開催で、ヒューゴ ボス アジア・アート賞のために新たに作成・発表される芸術作品が展示される予定。
同展覧会の結果に基づいて選ばれた受賞者は11月に発表され、受賞者には今後の活動を支援するための奨学金30万元が贈られます。

RAMの理事兼ヒューゴ ボス アジア・アート賞審査員長であるラリス・フロギエールは、同賞のコンセプトについて以下の通りコメントしてくれました。
「ヒューゴ ボス アジア・アート賞は長期にわたる継続的な運営により、困難な課題や複雑な背景との対比を示し、その融合を図り、検証を行うことを目的としています。実際の話、アジアは均質的な地域性あるいは評価の定まった個性を持つものではなく、更に検証を深めるべき構造や問題を潜めた存在であると認識しています。アジアは、現在進行している変化や未来における進展、そしてもちろん過去の歴史的事実を踏まえた分析に基づく活性化を複数の観点から実践している土地であると言えるでしょう」

ヒューゴ ボス アジア・アート賞の重要な特色の1つは、2年に1度の回ごとに厳選された審査員団が最終候補者と受賞者の選出を担う点にあります。
2015年の審査員団には、フリーの立場あるいは団体の一員として、アジアにおけるプロジェクトやアーティスト活動に深い見識を有する強力な顔ぶれが揃いました。
彼らが誇る、現在のアジアにおけるコンテンポラリー・アート・シーンの発展に関する洞察や、未来の課題や好機についての視点などといった資産は、この賞を通じて、アジアのコンテンポラリー・アートの進展に刺激的な貢献を果たしてくれることでしょう。

ヒューゴ ボス アジア・アート賞2015の審査員団は、外灘美術館の理事であるラリス・フロギエールを審査委員長として、以下のメンバーで構成されます。
アレクサンドラ・マンロー博士、ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館サムスン・シニアキュレーター;ホウ・ハンルー(侯瀚如)、キュレーター兼批評家、ローマの国立21世紀美術館理事;パトリツィア・サンドレット・レ・レバウデンゴ、トリノのサンドレット・レ・レバウデンゴ財団現代美術館の創設者で館長;ウテ・メタ・バウアー、シンガポールの南洋理工大学(NTU)現代美術センター(CCA)理事;長谷川祐子、東京都現代美術館(MOT)のチーフ・キュレーター、第11回シャルジャ・ビエンナーレのキュレーター;アルレット・クイン=アン・トラン、ベトナムを拠点とするキュレーター兼著述家;エイミー・チェン(鄭慧華)、台北を拠点とする独立系キュレーター;ドリュン・チョン(鄭道鍊)、香港M+のチーフ・キュレーター;ドゥアン・ジャンユー(段建宇)、広州を拠点とするアーティスト;チョン・フーマン(張奕滿)、シンガポールを拠点とするアーティスト、キュレーター兼著述家;カレン・スミス、OCAT西安館のアーティスティック・ディレクター、上海が拠点;リー・チー、上海外灘美術館のシニアキュレーター;ロビン・ペッカム、香港と北京を拠点とするキュレーター兼編集者。

同賞の重要な一環として、今回はアジア及び世界の人々に向けた充実した内容の教育プログラムも展開します。
「IN-BETWEEN BORDERS」及び「WHAT WE TALK ABOUT WHEN WE TALK ABOUT ASIA」と題された2つのプログラムは、主要な思想家や実践家が扱う様々なアプローチ/学問分野/題材により、中華圏と東南アジアに見られるコンテンポラリー・アートにまつわる課題に特に焦点を当てつつ、アジアについて更に検証を深めるという試み。
プログラムは2015年8月~2016年6月に亘り、RAMに加えて、最終候補者の活動拠点である東南アジアの各都市でも開催されます。プログラムの全容を収めた冊子も2016年に刊行の予定。

■最終候補者について

グアン・シャオ(関小)
1983年、中国重慶市出身
居住地及び活動拠点は北京
ビデオや彫刻など、様々な媒体を駆使して創作を行うグアン・シャオ。
2006年に中国伝媒大学で演出の学士号を取得した彼女は、過去と未来、原始時代と古代、未加工とハイテクといった要素の対置、あるいは、様々な要素を組み合わせて独特にして個性的かつ様式的な美意識を作り出すことで知られる。
インターネットの開放性がある種均一的な作業環境をもたらすという観点から、コンテンポラリーなビジュアル・アートにおける階層の欠如を意識した創作活動を展開。

ニューヨークのニュー・ミュージアムで開催された2015ニュー・ミュージアム・トリエンナーレ『Surround Audience』に出展したほか、2014年にはグループ展として、ベルギーのアントワープにあるアントワープ現代美術館の『Don’t You Know Who I Am? Art After Identity Politics』、中国の上海にあるOCATの『Degeneration』などにも参加。
ハンス・ウルリッヒ・オプリストの著作『The Future Will Be…China』でも彼女の作品が紹介されている。

フアン・ポーチー(黄博志)
1980年、台湾の桃園市出身
居住地及び活動拠点は新竹市
台湾生まれのフアン・ポーチーは2011年に台湾にある国立台北芸術大学を卒業した後、2014年には台北にある台北市立美術館の『Testimony of Food: Ideas and Food』や同じく台北市立美術館の台北ビエンナーレ、中国の深圳市にあるOCATの第8回深圳彫刻ビエンナーレなど、様々なグループ展に参加。

様々な芸術活動の中で、主に農業/経済/大量生産と大量消費といった課題について模索し、台湾の歴史と社会・環境の変遷について検証・叙述するという作風。
様々な体験の集約点を手法として取り込み、体験を通じて得た歴史と文化の断片を再統合し、日々の生活に供する物やイベントを、社会におけるコミュニケーションの道具となる“模造品”として作り出し、複雑な社会関係の中でそれらの芸術(あるいは製品やイベント)がどのような新たな意味合いや定義を見出すのかという課題を追求。

モ・サ
1983年、ミャンマーのヤンゴン出身
居住地及び活動拠点はミャンマーのヤンゴン
ビジュアル/パフォーマンス・アーティストとしてミャンマーのヤンゴンで活動を続けるモ・サ。2005年に動物学の学位を得てミャンマーの東ヤンゴン大学を卒業した後に芸術活動を始め、現在はミャンマーの新世代を代表するアーティストの一人として知られる。

2008年にはパフォーマンス・アートのフェスティバル「Beyond Pressure」を創設。
パフォーマンス・アーティストとしては、ギャラリーに加えてヤンゴンの路上でも活動を展開。東南アジア及び南アジアに限らず、世界的な舞台においても、多くのライブ・アート・フェスティバルに精力的に参加している。
各地への旅で得た出会いを通じて、開かれた社会のアーティストとより閉ざされた世界のアーティストとの違いに着目。地域ごとに異なるパフォーマンス・アートのあり方やそれぞれの国ごとに違う芸術の思考様式に思いをはせながら、アーティストあるいは個人としての自らのアイデンティティへの理解を深めようという試みを展開。

最近では2014年に中国の北京にあるCAFA美術館の第2回CAFAビエンナーレに出展したほか、2013年に香港にあるパラ・サイト・アート・スペースのグループ展『A Journal of the Plague Year』にも参加。2014年にはタイのバンコクにあるレベル・アート・スペースの『General / Tiger / Gun』展の運営を担当。

マリア・タニグチ
1981年、フィリピンのドゥマゲテ出身
居住地及び活動拠点はフィリピンのマニラ
フィリピンのドゥマゲテ市に生まれ育ったマリア・タニグチは、2009年にロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで芸術分野の美術学修士号を、それ以前にフィリピン大学で彫刻の学士号を取得。
最近ではアート・バーゼル44が新進気鋭のアーティストによる個展を対象として選りすぐった2013年の「アート・ステートメント」に選出されている。
その他のプロジェクトとしては、2013年にアンマンのカーリッド・ショーマン財団が開催したアドリアーノ・ペドロサ運営によるアーティスト・イン・レジデンス・プログラム及び展覧会プログラム『HIWAR: Conversations in Amman』、2012年のマニラのMCADが開催したホセリナ・クルス運営によるグループ展『Without a Murmur』、マニラのメトロポリタン美術館が開催したパトリック・D・フローレス運営による『The Philippine Contemporary: To Scale the Past and the Possible』などがある。
ホルヘ・ヴァルガス美術館における2011年の個展『Echo Studies』ではアテネオ・アート賞を受賞。2012年にシルバーレンズ・マニラで発表された無題のビデオ作品『Celestial Motors』でも同賞を受賞。

アートは物質そのものであると位置付けるマリア・タニグチ。このコンセプトにより、陶芸からビデオに至るまで、ほとんど無制限なまでに様々な素材や物体のフォルムを追求する。
キャンバスを使った絵画など、いわゆる伝統的な素材の場合でも、時間、歴史、視覚における題材の物質性の位置付けに関する模索は止むことなく、時としては、本来の姿を留めず、描かれたイメージと作り上げられた物質との判別が難しくなるほどまでに分散したプロセスを経て生まれた巨大な物質の集合体として結実することもある。

ヴァンディ・ラッタナ
1980年、カンボジアのプノンペン出身
居住地及び活動拠点はプノンペン、パリ、台北
フォトジャーナリズムのインスピレーションを受け、自ら見て行動することを旨とするラッタナは、天災と人災の双方を対象に、母国の過酷な状況を撮影するプロの写真家。
抽象的な写真による表現の実験やビデオの使用なども模索。
1975年から1979年の共産軍クメール・ルージュの統治下で行われた文化破壊活動で多くの重要文化財が失われたカンボジアにおいては、記録の収集と保存は極めて痛切な課題となっていることを踏まえ、回想とは覆す行為の一形態であるという文脈における活動を展開。

単に犠牲を描くのではなく、生存、回復、癒しまでのプロセスを写真に収めるラッタナ。
これにより、先端技術が破壊と同義であり、自然の回復が進歩の一形態であり、伝統的・風土的様式が時として革新を凌駕し、日々の営みが英雄的行為となる、といった現代性のある一面が見えてくる。
国際的に活躍するラッタナの最近のプロジェクトには、ニューヨークのアジア・ソサエティ美術館における個展『Bomb Ponds』、日本の東京都現代美術館における2015年のグループ展『Time of Others』、香港のアジア・ソサエティにおける2013年のグループ展『No Country: Contemporary Art for South and Southeast Asia』などがある。

ヤン・シングァン(楊心広)
1980年、中国河南省長沙市出身
居住地及び活動拠点は北京
長沙市出身のヤン・シングァンは2007年に中国の中央美術学院(CAFA)を卒業後、中国と香港の様々な個展及びグループ展に出展。最近の活動としては、中国北京の北京公社における個展『Yang Xinguang』、香港のギャラリー・イグジットにおける2013年の個展『Immeasurably Fair』などがある。
グループ展への参加としては、中国上海の民生現代美術館における『The System of Objects』、中国北京にある中央美術学院美術館における2015年の第2回『CAFAM Future Exhibition – Observer – Creator. The Reality Representative of Chinese Young Art』が挙げられる。

日々の生活を叙述した作品とも、政治を扱った抵抗的な作品とも距離を置くヤン。
その内省的な活動は、見る者の体との現象学的関連性を求めるという意味においてはアメリカのミニマリスト的彫刻を思わせ、物質と空間に対する開放性を希求するという意味においてはアルテ・ポーヴェラを連想させる。
作品の素材として木/土/石をしばしば使用。製作過程はプロセス重視に見えるが、主眼はあくまでも最終製品に置かれている。

■ヒューゴ ボスのアート・プログラムについて
アートとファッションは相互に関連し合う価値観を共有しており、本質的に革新性と創造性に導かれるもの。
いずれも何か新しい可能性を求め続け、時代の精神を表現しようという強い意志に突き動かされる営みです。
この2つの分野の交流を奨励すべく、ヒューゴ ボスは、企業文化の重要な一翼を担う存在として1995年にアート・スポンサーシップ・プログラムを創設。
芸術の中でも特にコンテンポラリー・アートに焦点を定め、人々を鼓舞し、有能なアーティストたちに活躍の場を与えるべく、数々の著名な展覧会を後援してきました。
その具体例としては、ゲオルグ・バゼリッツ(1995と1996年)、デニス・ホッパー(2001年)、オラファー・エリアソン(2005年)、ジョセフィン・メクセペル(2007年)、ジェフ・クーンズ(2012年)、コンスタンティン・グルチッチ(2014年)などが挙げられます。
更には、類希なる才能を支援し、その人材のアートへの貢献を賛美すべく、2つのアート賞を独自に創設。1996年にニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム財団及び美術館とのコラボレーションにより設立されたヒューゴ ボス賞は、コンテンポラリー・アートへの先駆的貢献を讃える賞としては世界で最も権威あるものの1つに数えられるに至っています。
ヒューゴ ボス アジア・アート賞は、アジアの新進気鋭の若いコンテンポラリー・アーティストを支援する試みに焦点を当てたもので、上海外灘美術館の企画・運営を得て2013年に創設されました。

■ヒューゴ ボスについて
ヒューゴ ボス・グループは、プレミアム及びラグジュアリー・セグメントにおける世界有数のアパレル企業の1つで、メンズ及びウィメンズ用のプレミアム・ファッションとアクセサリーの製造・販売を中心に活動しています。
製品ポートフォリオは、メンズウエア、ウィメンズウエア、キッズウエア、そしてライセンス契約によるフレグランス、アイウエア、ウォッチ、子供用ファッション、ホーム・テキスタイルなど、幅広く展開。

■RAMについて
この5年間、RAM(上海外灘美術館)は、その独特な博物館を舞台に世界規模のプログラムを展開するなど、成長を続ける中国のコンテンポラリー・アート・シーンにおいて先駆的役割を果たしてきました。
最高級品質を誇る専門博物館であるRAMは、絶えず拡大を続ける上海の文化シーンでも特異な地位を確立。上海の外灘地区に位置する、建築家のデヴィッド・チッパーフィールドがオープニング前の2010年に改修したアールデコ調の歴史的建築物に居を構えています。
博物館が誇る管理・教育・研究を目的としたプログラムの数々は、中国及び世界における新進気鋭のアーティストと著名なる芸術家の双方を扱い、現地及び地球規模の差し迫った社会課題の多くに対応し、その要求を反映した内容となっています。
1年に3つの大胆かつ先駆的な展覧会を開催しており、そこでは、極めて野望に充ち溢れたアーティストによるプロジェクトの可能性を追求しつつ実現を果たし、彼らの展示を外灘美術館及び上海という文脈に沿ってアレンジするための支援を行いつつ、時として大多数の新作を提示するという方針を展開。RAMは独自に企画・制作・運営を手掛けるほか、最高品質を誇る国際的なアート・プラグラムを厳選してコラボレーションするという活動も同時に行っています。更なる情報は、www.rockbundartmuseum.orgでご覧ください。

お問い合わせ先:03-5774-7670

 

 

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。