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野村グループ presents  マリインスキー・バレエ 2018年来日公演

2018/10/05

ロシアで最も伝統あるバレエ団、世界の至宝<マリインスキー・バレエ>が11月に来日いたします。

これまでもマリインスキー・バレエは、『白鳥の湖』「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」など、現在のバレエ界になくてはならない作品を上演し、日本公演においても、最高のキャスト陣による感動の舞台で多くの観衆を魅了しています。今回は、日本で22年ぶりの上演となる『ドン・キホーテ』、 “プティパ の家”ともよばれるマリインスキー劇場の究極の美しさを誇る演目『白鳥の湖』は、プティパ 生誕 200年に寄せて上演されます。そして、ダンサーの魅力をご堪能いただけるガラ公演『マリインスキー・バレエのすべて』の3演目でお楽しみいただきます。特に、マリインスキー・バレエ初の日本人ダンサー石井久美子と、正式入団したばかりで主役や重要な役を次々と与えられている永久メイ、2人の日本人ダンサーの活躍も見どころです!

■バレエの最高峰 ~由緒ただしき歴史~

マリインスキー・バレエ(キーロフ・バレエ)は、18 世紀半ばに創設された帝室バレエ学校(現在のワガノワ・バレエ学校)を発展させる 形で組織され、1783 年エカテリーナ二世によって設立された帝室劇場で公演を行うようになりました。その後、偉大な振付家プティ パとその弟子イワーノフによる「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」など、現在のバレエ界になくてはならない作品を上演。 「クラシック・バレエの殿堂」としての地位を確立し、その栄光は今もなお世界に輝きを放っています。パヴロワ、ニジンスキーなど伝説 の踊り手、ウラーノワ、ヌレーエフ、マカロワ、バリシニコフ、ルジマートフなど黄金のスターたちもこの劇場の舞台で踊ってきました。 ダンサーたちにからは、「マリインスキー劇場のダンサーであるという誇り」という言葉がよく出てきますが、18 世紀から続く「伝統の舞い」 「マリインスキーのオーラ」は、脈々と受け継がれ、私たちに芸術の喜びを伝えてくれるのです。

■美しく気高い・・・ロシア芸術の都に咲く高貴な華のように

今年の秋、日本で披露されるマリインスキー・バレエの演目は、現地で大人気の舞台でありながら、日本では22年ぶりの上演となる 「ドン・キホーテ」、プティパ生誕 200 年に相応しい美しすぎるほど美しいマリインスキー劇場の決定版!「白鳥の湖」そして、進化す る伝統と斬新さを放つ「マリインスキーのすべて」。いずれの作品でも、“マリインスキー・バレエの現在”をお楽しみいただきます。

■マリウス・プティパ生誕 200 年

「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」等々、今日上演されている古典バレエの名作の大半は、19 世紀にバレエ史上の 最重要人物マリウス・プティパが、マリインスキー劇場で生み出したものである。したがって、マリインスキーは自らを「プティパの劇場」と 呼び、その作品を劇場の基盤となる宝として大切に継承してきた。 今年はプティパの生誕200 年にあたるため、マリインスキー劇場は、プティパの誕生日である 3 月11 日の「プティパ生誕200 年記念 ガラ」を中心に、プティパの生んだ古典を連続上演。生誕200 年を祝った。 プティパの古典作品は、20世紀以降様々に手を加えられているが、今回は 1999年にオリジナル演出がほぼ完全に復元されその後 しばらく上演されていなかった、プティパの最高傑作、原典版「眠れる森の美女」が蘇演された。1890 年の初演の際、皇帝がふんだ んに制作費を提供し、のべ 1000 人が出演した豪華な作品。 このような国をあげてのバレエへの情熱が、現在の高水準のロシア・バレエを築き上げたのである。(文:村山久美子 舞踊評論家)

■スター誕生!永久メイ

マリインスキー・バレエに入団したばかりの日本人、まだ 18 歳という永久(ながひさ)メイは、すでにバレエ団からも観客からも大きな注 目と喝采を浴びている。マリインスキーの舞踊監督ファテーエフは、3 年前、モナコのプリンセス・グレース・アカデミー留学中から彼女に 目をつけて観察していたというが、期待通りの成長ぶりで、かつまだまだ伸びしろがあり、重要な役を与えたくてたまらない、という。 この 3 月には「白鳥の湖」のパ・ド・トロワ、「眠れる森の美女」のフロリナ王女のパ・ド・ドゥという大役を踊り、続けて 4 月には、「くるみ 割り人形」を主役デビューを果たした。 「メイの踊りは観客に光を投げかけてくれる」と監督は語っていたが、彼女の踊りを見ると、愛らしくて上品で柔和で、幸せな気持ちに なる。そんな感覚をもたせてくれるのは、顔の表情もさることながら、柔らかく美しい足さばきや腕の動き。つまり、踊りの実力と表現力 が観客に幸福感をもたらすのである。どこまでもどこまでも伸びて行って欲しい、そして一緒にその成長を見守り楽しみたいバレリーナ である。(文:村山久美子 舞踊評論家)

 

■ マリインスキー・バレエ  公演情報

会場:東京文化会館

【ドン・キホーテ】
11月28日(水) 18:30、29日(木) 14:00、12月5日(水) 18:30
【マリインスキーのすべて】
2月2日(日) 18:00/3日(月) 18:30
【白鳥の湖】
12月6日(木) ・ 7日(金) 18:30、8日(土) 12:00・ 18:00 、9日(日) 14:00

特別協賛:野村グループ 

日本公演特設サイト:https://www.japanarts.co.jp/mariinsky2018/index.html

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。