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4月25日TBSでドラマ化決定! 『64』に連なる「D県警シリーズ」 横山秀夫著『刑事の勲章』を電子書籍のみで発売

2016/04/13

文藝春秋電子書籍編集部では、4月15日(金)より、横山秀夫さんの書籍未収録短編『刑事の勲章』を、電子書籍オリジナル作品として発売いたします。 『刑事の勲章』は、5月、6月に映画化作品が公開される『64』に連なる、「D県警シリーズ」の一作。本作は、仲村トオルさん主演で4月25日(月)に放送される、TBS「月曜名作劇場 特別企画 横山秀夫サスペンス 刑事の勲章」の原作になります。

『刑事の勲章』表紙 3.7

■『刑事の勲章』内容紹介
D県警で「陰の人事権者」の異名を恣にしているエース、二渡真治。
その懐に食い込んでいると自負していた上原勇三が、N署の刑事官に任命される。抜擢人事には違いないが、警務畑一筋の上原勇三にとって、畑違いの刑事部門への異動は放出と感じられるものだった。
しかもN署では殺人事件の捜査本部が置かれている真っ最中で、上原は一課の刑事たちから蔑ろにされ、更に元刑事OBらが集まる会の圧力に晒され、追い詰められていく……。

■仲村トオル主演でドラマ化
映画「64」の公開に先立ち、TBS「月曜名作劇場 特別企画 横山秀夫サスペンス」として、ドラマ「陰の季節」が4月18日(月)、「刑事の勲章」が4月25日(月)に放映されます。
主演はいずれも二渡真治役の仲村トオル。ドラマ「陰の季節」の原作は「陰の季節」「黒い線」(文春文庫『陰の季節』所収)。「刑事の勲章」の原作は『刑事の勲章』(文春e-Books)、「動機」(文春文庫『動機』所収)となります。

■ドラマ「陰の季節」「刑事の勲章」会見より 主演・仲村トオルさんのコメント
警察署内の人事を担当する警務課調査官・二渡役を演じました。
刑事役は何度か経験しましたが、主に警察署の中で仕事をする警察官の役は初めて。
最初は全くイメージが湧かなかったのですが、撮影が終わってみたら、すごく面白い役柄だなと感じました。
事件を解決する、犯人を逮捕する、という風に白黒つけるのではなく、義理人情でさじ加減を変え、グレーの決断を下してもいいんだ、というところが新鮮でした。
二渡を演じるにあたって、何を考えているか分からない人物に見えるように意識しました。ジャケットのボタンは全て閉めて、基本的にリラックスせず、誰に対しても心を閉ざしているように見せました。
横山作品とこのドラマの魅力は、登場人物一人一人にとって大切なものが描かれていること。
世間からは些細なことのようにみえるかもしれないが、当事者にとっては重要なことを、ちゃんとすくい上げて見つめています。
「この人にとって大切なものは何だろう?」と考えながら見ると、ラストシーンで「これだったのか」と分かる、面白いドラマになっています。

■ドラマ「陰の季節」「刑事の勲章」会見より 監督・榎戸耕史さんのコメント
横山作品のドラマ監督は、この2本を入れて10本目になります。
横山さんの作品は、警察の中の刑事ではない人物が主役になっていることが多い。
また、物語の主軸は、警察機構の中の人間関係や、それぞれの部署の競争関係です。
今回も、刑事ドラマというよりは、人間ドラマのつもりで撮影しました。
ドラマの撮影が始まるとき、仲村さんに「どの人とも同じ距離で話してください」と要求しました。
仲村さんが凄いのは、昔からどの人とも距離感が変わらないところ。
ドンピシャの配役だったと思います。

■書誌情報
『刑事の勲章』
著者:横山秀夫
価格:200円(※電子書店により異なる場合があります)
発売日:4月15日(金)
主要販売電子書店:Kindleストア、楽天Kobo、iBooks Store、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を販売している主要書店

■関連URL
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692030700000000000O
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榎戸耕史監督 仲村トオルさん

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。