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プレスリリース

様々なトップブランドから耳寄りな情報を集めました。

「ハンドピッキングコーヒー」Pure Work Factory

2017/08/19

【愚直な手作業に真剣なまなざし。日本一の愛情コーヒーを伝えたい】

サムライヌードル株式会社では、札幌市円山に障がい者就労継続支援B型事業所「Pure Work
Factory」をオープンしました。
コーヒー焙煎豆販売所として、障がいをもつ方たちによる「ハンドピッキングコーヒー」(豆を1粒1粒手作業でチェックし、カビや虫食いなどの欠点豆を除いて焙煎するコーヒー)を提供しています。
おかげさまで多くの方にお求めいただいているのですが、現在の小型焙煎機ではとても生産が追いつかないほどになっています。
そこでこのたび新たに、より大きな焙煎機を導入したく、このプロジェクトを立ち上げました。
今回クラウドファンディングという手段を選んだのは、資金調達はもちろんなのですが、あわせて障がいをもつ方々が心を込めて1粒1粒選別したコーヒーそのものの、おいしさを広く知ってほしいという思いがあったからです。
ビジネ スを通じて社会貢献をしたい。
思い立ったのは、カンボジアでの出会いがきっかけでした。

高校卒業後、紆余曲折を経て札幌ラーメン修業の門を叩きました。現在は「炙り味噌ラーメン麺匠真武咲弥」を経営。
ありがたいことに、今ではラーメンガイドでも上位ランクイン、国内4店舗・香港1店舗を構えるほどお店も大きくなってきました。
しかし、私は理念として、ただ儲けるのではなく、ビジネスのインパクトを社会貢献にも繋げたいという思いを大切にしています。
とはいえ、ラーメン屋を開業した当初は、ビジネス一辺倒でした。それが、なぜ福祉や社会貢献に関心をもつようになったのか。少しお話しさせてください。
きっかけは2011年、カン ボジアをビジネスツアーで訪れたことでした。

もともとは、東日本大震災の影響もあり、「これからは日本だけでなくアジアにもビジネスのフィールドを広げていかなければ」という野心で参加したツアーでした。
その合間に、興味本位で、ごみ山に住む子どもたちを見に行ったのです。
衝撃を受けました。
山から煙が上がり、鼻に突き刺さるゴミの匂い。
真っ黒い液体の中を裸足で歩く子どもたち。
家は穴の開いたトタン。
そんな環境状況の中、子どもたちは目をキラキラ輝かせて楽しそうに遊んでいたのです。

私はカンボジアでビジネスを、「金儲け」をしようと考えていました。
幸せをつかむため、人に認められたい、成功したいお金持ちになりたい、そう考えカンボジアを訪れていました。
でも本当の幸せはこの貧しい環境の中にいる、子ども笑顔と瞳の中にあったんです。
この子たちのために何かしたい、その一心で日本に帰りました。

そして、「自店のラーメンが1杯売れるごとに2円をカンボジアの教育支援に寄付する」仕組み、さらに「お客様がお釣りを券売機で寄付できる」仕組みを考えつきました。
こんなコーヒーは飲んだことがない!衝撃を受けた、「ハンドピッキングコーヒー」
そして、より福祉に直接的に関わりたいという思いも強くなり、今年3月、札幌に障がい者就労継続支 援B型事業所「Pure Work  Factory(ピュアワークファクトリー)」を開所しました。

きっかけは、とあるB型事業所で提供しているコーヒーを飲んだことでした。
私はコーヒーは苦手で紅茶派だったのですが、飲み口は豊かな香りと香ばしさ余韻はスッキリしていて飲みやすい。
なんておいしいコーヒーだと衝撃を受けました。
それは、障がい者の人たちが一生懸命、コーヒー豆を1粒1粒手に取り、虫食いやカビのある欠点豆をハンドピックしているコーヒーだったのです。

私が感動したのは、それが障がい者の人が関わっていることに関係なく、純粋においしいコーヒーだったからです。
一般的に障がい者の方の事業所で提供されるものを買う理由は、「頑張っているから」「買ってあげるのが正義」という思いだったりします。
私はそうでした。

でも、このハンドピッキングコーヒ ーは本当においしい。
愚直な手作業に真剣なまなざし。
日本一の愛情がこもったこのコーヒーを、沢山の人に伝えたい。
そこで誕生したのが、「Pure Work Factory」です。

焙煎のときもミルのときも、「おいしくなりますように」と慎重に作業しています。
「Pure Work Factory」では、コーヒーの欠点豆を最小限に排除したハンドピッキングコーヒーを販売しています(店内でもお飲みいただけます)。
また、ラーメン店で培った仕組みを生かして、コーヒー豆を買っていただくごとに、カンボジアへ寄付がなされます「NGO Pay It Forward Cambodia」「公益財団法人CIESF)を通して、プノンペンの孤児院や教育支援に使われています。

店名は、弊社では障がいを持ちながら働く方のことを、純粋な作業者「ピュアワーカー」と呼んでいることからつけました。
世の中から「障がい者」という呼び名や差別ををなくしたいと常々思ってきたからです。

■ピュアワーカーAさんのお話
私は就労先を探していたときにこの事業所を見つけました。
もともとコーヒーが好きだったのと、こつこつと豆を選別する作業も自分には向いていると思いました。
実際、1粒1粒選別するのは大変な作業です。
でも、カビ豆や虫食豆を選別したコーヒーと、選別していないコーヒーを飲み比べすると、味が全く違うんです。
私が作ったコーヒーを手 に取ったお客様が、「何杯飲んでも胸焼けしないね」「友達にプレゼンとします」など笑顔でお話しているのを見聞きするととても嬉しいです。
また、自分が作ったコーヒーから社会貢献ができることもとてもうれしいです。
ただ、今の最大の課題は、焙煎機です。
おかげさまで、3月の開業以来、お客様も増えてきました。

しかし。現在お店には小型の焙煎機が2台ありますが、100gを焙煎するのに30分ほど時間がかかります。
そのため、1日1kg~1.5kgのコーヒーを製造するのが限界です。
ここ最近は、ご予約のお客様のぶんで手一杯で、せっかく店頭にいらっしゃったお客様も全てお断りせざるを得ないほどの状況です。

そこで、新型焙煎機を導入したいと考えています。
新型のものでは、100gを10分で焙煎できるので、単純に焙煎量も増えますし、お客様がご来店してから、より新鮮な焙煎豆をご提供できます。
さらに、焙煎の調整も可能になるので、珈琲の種類を増やしたり、お客様のご希望に合わせることができるようになります。

新しい焙煎機を導入することで、Pure Work Factoryをもっと盛り上げていきたい!
ピュアワーカーさんにも、もっと自信とやりがいを感じていただけるお店にしたい! と思っています。

もちろん、ご支援いただいた方には、当店自慢のコーヒーをお届けします。ぜひ味わってみてください。
みなさま、どうか応援、よろしくお願いいたします。

https://readyfor.jp/projects/icdinc


インクルージョンデザイン株式会社
064-0803
北海道 札幌市中央区南3条西24丁目3-17
TEL : 011 699 5588
mai l: info@icdinc.jp
HP : http://pwf.fun/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。