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企画展「生誕120年 宇野千代展―華麗なる女の物語」

2017/06/14

宇野千代(1897~1996)は、98年の生涯において、小説家としてのみならず、雑誌編集や着物のデザインなど多彩な活動を行いました。
数々の恋愛や交友を糧に歩んだ人生は起伏の多いものでしたが、常に前向きで自由闊達な姿勢が、今を生きる人びとをはげましつづけています。
宇野千代の生誕120年を機に開催する本展は、作品原稿や挿絵原画、自らデザインした着物や愛蔵の品々など約250点の資料によってその生涯と活動を展観するものです。
宇野千代という比類ない女性作家の魅力を広く伝えつつ、その文学的業績をあらためて見つめ直します。
※同時開催=常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち 第2部 芥川龍之介から中島敦まで」→詳細

【会期】
2017年(平成29)5月27日(土)~7月17日(月・祝)
休館日は月曜日(7月17日は開館)
【開館時間】
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
【会場】
神奈川近代文学館第2展示室
【観覧料】
一般400円(300円)、65歳以上/20歳未満及び学生200円(150円)、高校生100円、中学生以下無料
*(  )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料(詳しくはお問い合わせください)
【主催】
県立神奈川近代文学館、公益財団法人神奈川文学振興会
【特別協力】
藤江淳子
【企画協力】
樋口友康
【編集協力】
尾形明子
【協力】
龍村仁事務所、株式会社宇野千代
【後援】
NHK横浜放送局、FMヨコハマ、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
【協賛】
集英社、相模鉄道、東京急行電鉄、神奈川近代文学館を支援(サポート)する会
【広報協力】
KAAT 神奈川芸術劇場

<展示資料紹介>

晩年のころ  写真提供・藤江淳子

愛蔵の人形
阿波人形浄瑠璃の人形師・天狗屋
久吉の作。左から「天網島時雨炬燵」
のおさんと「傾城阿波の鳴門」のお弓。
70年間人形作り一筋の久吉の姿に心を打たれた千代は、その聞き書きを「人形師天狗屋久吉」 (「中央公論」1942年
〈昭和17〉11、12月)にまとめた。個人蔵

「おはん(その三)」原稿 「文體」1949年7月号に掲載
最初の発表からおよそ10年の歳月をかけて1957年に完結させた代表作。ふ
たりの女の間をゆれ動く男の胸中を、独得の〈語り〉の文体で描く。個人蔵

<関連行事>
文芸漫談シーズン4 in YOKOHAMA
6月3日(土) 「宇野千代『色ざんげ』」 出演:奥泉光、いとうせいこう
講座
6月24日(土) 「しなやかな抵抗の人・宇野千代の文学」 講師:尾形明子
文芸映画を観る会

7月14日(金)、15日(土) 「色ざんげ」
ギャラリートーク
6月4日、18日、7月2日、16日(いずれも日曜日) 14:00~ 参加無料・申込不要(要展示観覧料)
会場=展示館1階エントランスホール
お問い合わせ
公益財団法人神奈川文学振興会
〒231-0862
横浜市中区山手町110 県立神奈川近代文学館内
TEL045-622-6666  FAX045-623-4841

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。