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様々なトップブランドから耳寄りな情報を集めました。

演出:宮本亜門/衣裳デザイン:髙田賢三 最高のスタッフとキャストで贈る プッチーニのオペラ『蝶々夫人』上演決定!

2019/06/17

 

公益財団法人東京二期会は、ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)とデンマーク王立歌劇場 との共同制作公演で、ジャコモ・プッチーニ作曲のオペラ『蝶々夫人』を上演いたします。 演出には宮本亜門、衣裳デザインには髙田賢三を迎え、最高のスタッフとキャストで、日本のオペラを世界に 発信いたします。

東京二期会は、これまでも各国の歌劇場と共同制作によって、世界水準のオペラ公演を日本で実現させてきま したが、本プロダクションは東京でワールド・プレミエを迎えます!そののちに、ドイツ、デンマークでの上演 を予定しており、今回の『蝶々夫人』は、まさに“日本が世界に向けて発信するオペラ”であるといえるでしょう。 これからの日本におけるオペラ文化を考える上でも、きわめて重要な意味を持つ本プロダクションを、最高の スタッフ、キャストで臨みます!

 

 演出は、宮本亜門。

東京二期会とともに『魔笛』(リンツ州立劇場との共同制作) 『金閣寺』(フランス国立ラン歌劇場との共同制作)と、最新のテクノロジーを駆使 した新感覚の表現方法によってオペラの可能性を拡げ、本場ヨーロッパで高い評価を 得る舞台を生み出してきました。ミュージカルはもちろん、ストレートプレイ、歌舞伎とボーダーレスな活躍を続けていますが、近年オペラ演出家としての評価を揺るぎないものとしています。オペラ史上指折りの名作であり、東京二期会でも、三谷礼二、 栗山昌良が演出して長年オペラファンに愛されてきた『蝶々夫人』のニュープロダク ションにご期待ください!

指揮は、アンドレア・バッティストーニ。

世界的に同世代の最も重要な指揮者の一人と評されており、2011年『ナブッコ』で、東京 二期会が最初に招聘して以来、ダイナミックかつ格調高い演奏で日本でも多くのファンを獲得。2016年には東京フィルハーモニー交響 楽団首席指揮者に就任しました。彼にしか成し得ないプッチーニの音楽を、ぜひご体感ください。

 

さらに、「ケンゾー(KENZO)」ブランドの創始者であるデザイナー髙田賢三が衣裳 デザインを担当することが決定!

髙田は2016年にフランス政府からレジオンドヌール 勲章シュヴァリエ位を授与された世界的デザイナーです。 その他、装置、照明、映像スタッフにも、宮本亜門と名舞台を作り上げてきた国際色 豊かなプランナー陣が顔を揃えました。世界屈指のスタッフが生み出す、新たな『蝶々夫人』をお楽しみに

 

■世界的評価を得ている2人のディーヴァが競演!日本人が演じる、世界の「マダム・バタフライ」を表現!!

『蝶々夫人』はなんといっても、タイトルロール。今回は、2017年の東京 二期会『蝶々夫人』(栗山昌良演出)でもダブルキャストを務めた、大村博美 と森谷真理がふたたび“蝶々さん”を演じます。 フランスを拠点に活躍する大村博美は、世界中のオペラハウスで100公演以上 同役を歌っており、昨年はプッチーニ・フェスティバルで日本人初の同役の プレミエを務めました。(本年夏も『トスカ』題名役出演予定) 森谷真理は、メトロポリタン歌劇場で『魔笛』夜の女王を務め、高い評価 を得て以来、国内外問わず、目覚ましい活躍をみせています。 文字通り、世界を股にかけて活躍する2人のソプラノが、東京発信の新しい 「マダム・バタフライ」像を創造します!!

 

■プロフィール Profile

指揮 アンドレア・バッティストーニ Andrea Battistoni

(東京フィルハーモニー交響楽団 首席指揮者)

1987年ヴェローナ生まれ。アンドレア・バッティストーニは、国際的に頭角を現してい る同世代の最も重要な指揮者の一人と評されている。2013年ジェノヴァ・カルロ・フェ リーチェ劇場の首席客演指揮者、2016年10月東京フィル首席指揮者に就任。 『ナブッコ』、リゴレット(東京二期会)、グランドオペラ共同制作『アイーダ』のほ か、〈ローマ三部作〉、「展覧会の絵」「春の祭典」等数多くの管弦楽プログラムで東 京フィルを指揮。東京フィルとのコンサート形式オペラ『トゥーランドット』(2015 年)、『イリス(あやめ)』(2016年)、『メフィストーフェレ』(2018年)で批評 家、聴衆の双方から音楽界を牽引するスターとしての評価を確立。同コンビで日本コロ ムビア株式会社より9枚のCDをリリース。 ミラノ・スカラ座、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ス ウェーデン王立歌劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ、バイエルン国立歌劇場、マリイ ンスキー劇場、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、イスラエル・フィル等世界の 主要歌劇場・オーケストラと共演を重ねている。2017年には初の著書『マエストロ・ バッティストーニの ぼくたちのクラシック音楽』を音楽之友社より刊行。 Website http://www.andreabattistoni.it/  Facebook https://www.facebook.com/Andrea-Battistoni-159320417463885/ Twitter https://twitter.com/A_Battistoni

 

演出 宮本亜門 Amon Miyamoto

2004年、ニューヨークのオンブロードウェイにてミュージカル『太平洋序曲』を東洋人 初の演出家として手がけ、同作はトニー賞の4部門でノミネートされる。ミュージカルの みならず、ストレートプレイ、オペラ、歌舞伎など、ジャンルを越える演出家として、 活動の場を国際的に広げている。 東京二期会のオペラ演出としては、モーツァルト×ダ・ポンテの三部作として2002年 『フィガロの結婚』(2011、16年再演)、2004年『ドン・ジョヴァンニ』、2006年『コ ジ・ファン・トゥッテ』(文化庁芸術大賞受賞)を精力的に演出。そして2009年に 『ラ・トラヴィアータ』。13年にはオーストリア・リンツ州立歌劇場シーズンオープニ ングとして自身欧州でのオペラ初となるモーツァルト『魔笛』を演出し、連日満席の大 成功を収めた。15年には東京二期会にて同演目のジャパン・プレミエを飾った。 北米でのオペラ進出は、2007年米・サンタフェ・オペラにてタン・ドゥン作曲の現代オオペラ『TEA: A Mirror of Soul』(アメリカン・プレミア)を演出。 2011年、宮本が初代芸術監督に就任した神奈川芸術劇場KAATの杮落とし公演として、 三島由紀原作の舞台『金閣寺』を演出。同年ニューヨーク公演も成功をさせ、その後も 再演を重ねた。 その舞台で培った経験をもとに、次は2018年フランス国立ラン歌劇場(ストラスブール、 ミュールーズ)において黛敏郎作曲オペラ『金閣寺』を新制作初演した。「宮本亜門の 演出は、演劇面における芸術的達成という点でも、公演の成功を完璧なものにした」な ど絶賛を浴び、19年2月、東京二期会での凱旋公演を行った。 近年の活動としては、2018年9月には日仏友好160周年を記念した「ジャポニスム 2018」の一環として、ベルサイユ宮殿オペラハウスにて、皇太子さまとマクロン大統領 をゲストに、能×3D映像『幽玄』を上演した。また2019年7月には、初めてのフィ ギュアスケート演出『氷艶2019~月光かりの如く~』(横浜アリーナ)を手がける。

 

 衣裳デザイン 髙田賢三 Kenzo Takada

兵庫県生まれ。1960年第8回装苑賞受賞。1961年文化服装学院デザイン科卒業、 1965年に渡仏。 1970年 パリ、ギャラリー・ヴィヴィエンヌにブティック「ジャング ル・ジャ ッ プ」をオープン。初コレクションを発表。パリの伝統的なクチュールに対し、日本人 としての感性を駆使した新しい発想のコレクションが評判を呼び、世界的な名声を得 る。 その後ブランドを「KENZO」とし、高い評価を受ける。1984年仏政府より国家功労 賞「シュヴァリエ・ド・ロルドル・デザール・エ・レトル」芸術文化勲章(シュヴァ リエ位)受章。1998年仏政府より国家功労賞「コマンドゥール・ド・ロルドル・デ ザール・エ・レトル」芸術文化勲章最高位の(コマンドゥール位)受賞。1999年2月、 ニュ-ヨ-クで国連平和賞(タイム・ピース・アワード)の’98年ファッション賞を 受賞。 10月パリコレクレションを最後に KENZO ブランドを退く。同年紫綬褒章を受章。 2004年開催アテネオリンピック日本選手団公式服装をデザイン。パリ市よりパリ市 大金賞を受賞。 その後、デザイナー活動及び絵画を手掛けている。絵画展は、フランス、モロッコ、 アルゼンチン、ウクライナ、ロシアで開催。又、ドイツにて 2008年に開催。 現在は、クリエーションにおける異業種とのコラボレート事業を展開。その他、世界の伝統文化を継承する為の活動をライフワークの1つともしている。2016年 仏政府 よりレジオンドヌール勲章「名誉軍団国家勲章」(シュヴァルエ位)を受勲。同年、 8月下旬より限定一年間、日本において、セブン&アイ・ホールディングスの社傘下 のそごう・西武及びイトーヨーカドーのPBブランド「セット・プルミエ」を展開。 2017年12月「夢の回想録」出版。2018年Edition du Chêne より「KENZO TAKADA」を出版。

 

■チケット申込

料金(全席指定・税込):

☆10月3日(木)・4日(金)公演=平日スペシャル料金☆

S15,000円 A13,000円 B10,000円 C8,000円 D6,000円 学生2,000円

☆10月5日(土)・6日(日)☆

S17,000円 A14,000円 B11,000円 C8,000円 D6,000円 学生2,000円

※学生席のご予約は二期会チケットセンター電話のみのお取扱いです。

☆☆6日(日)公演 託児サービス有り!☆☆

発売日:2019年4月13日(土)

〈チケットご予約・お問合せ〉

チケットスペース TEL:03-3234-9999  「チケットスペースオンライン」で 検索

二期会チケットセンター TEL:03-3796-1831 「二期会チケット」で 検索

〈プレイガイド〉

チケットぴあ0570-02-9999 (Pコード148-533) http://pia.jp/

ローソンチケット0570-000-407(Lコード32023) http://l-tike.com/

イ-プラス http://eplus.jp/

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

主催:文化庁 公益財団法人東京二期会  制作:公益財団法人東京二期会

2019-2020シーズン特別協賛企業:GVIDO MUSIC 株式会社 ダイドー株式会社 日興アセットマネジメント株式会社

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。