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プレスリリース

様々なトップブランドから耳寄りな情報を集めました。

dunhillの2019年春夏コレクション発表

2018/06/27

A model walks the runway during the Dunhill London Menswear Spring/Summer 2019 show as part of Paris Fashion Week on June 24, 2018 in Paris, France.

A model walks the runway during the Dunhill London Menswear Spring/Summer 2019 show as part of Paris Fashion Week on June 24, 2018 in Paris, France.

A model walks the runway during the Dunhill London Menswear Spring/Summer 2019 show as part of Paris Fashion Week on June 24, 2018 in Paris, France.

A model walks the runway during the Dunhill London Menswear Spring/Summer 2019 show as part of Paris Fashion Week on June 24, 2018 in Paris, France.

 

dunhillの2019年春夏コレクションが発表された。

今回の春夏コレクションには、英国のファッション文化が本質的にもつ 相対する要素のコントラスト が感じてとれる。緻密さと破壊的志向、実用性とエレガンス、両方の感覚を併せもつマークは、典型的なマスキュリンの規範を再構築することで、格式張った伝統とそれにとらわれないカジュアルさとの自由な融合を図っている。

今回のコレクションでは、文化的、階級的境界を超え、英国ファッションのイデオロギーにある種の皮肉をこめた賛美をおくる。 年代に代表されるパワードレッシングと現代的なスポーツウェア、相対する両概念が現代的に融合している。ゆったりとリラックスしたシルエットのテーラリングが伝統的なダブルブレストジャケットに取って代わり、パワードレッシングにしなやかなエレガンスの息吹を吹き込んでいる。スプリット ヘム トラウザーズは、 年代のカジュアルな装いを感じさせる。 年代後半に多くみられたロゴ使いも復活し、 年代のキャンバスバッグに着想を得てロゴを大胆にあしらった。フォーマルなイヴニング ウェアに多用されるモアレ シルクは、工業用ファブリックがごとく実用的に姿を変えた。

相対する要素は、現代に即したものに昇華された。エグゼクティブな装いとレイブカルチャーが共存するマーブルプリント、実用的にデザインされたラグジュアリーなレザー、またモッズに愛され今日に至るまで伝統的な紳士服の真髄を成しているエレガントなモヘア。ここではポップさと荘厳さがいとも簡単に隣り合い、タイムレスな遊び心に満ちた洗練の英国ファッションが称えられている。

#dunhillSS19  #PFWM

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。