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プレスリリース

様々なトップブランドから耳寄りな情報を集めました。

Vacheron Constantin 新生モデル「オーヴァーシーズ」登場&写真家スティーブ・マッカリーとのコラボレーション実現

2016/05/29
今年1月にフルリニューアルしたばかりの新生「オーヴァーシーズ」コレクションに新モデルが登場。

①  オーヴァーシーズ・ワールドタイム
15分や30分の時差にも対応する≪37タイムゾーン≫が表示されるワールドタイム。
リュウズのみで全機能を調整できる実用的モデル。また他モデルと同様、ワンタッチでブレスレットを付属ストラップ(レザー/ラバー)に交換できます。
ブルー/シルバー/ブラウン文字盤の3リファレンス展開。
 
【税抜予価】425万円
【発売時期】今夏予定
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【発売時期】今夏予定

②  ブラウン文字盤モデル
ブルーとシルバー文字盤で展開されていた「クロノグラフ」、「3針」、「スモールモデル」に、
≪ブラウン文字盤≫が新たに追加されました。付属されるレザー/ラバーのストラップ色も≪ブラウン≫です。
 
【税抜予価】3325000円(クロノグラフ)、230万円(3針モデル)、2875000円(スモールモデル)
【発売時期】今夏予定

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■スティーブ・マッカリーが撮影した「オーヴァーシーズ・ツアー」 前半 6 作品を公開

パドレ・テンブレケ水道橋(メキシコ) グランド・セントラル・ステーション(ニューヨーク) チャンド・バオリ階段井戸(インド) 楽山大仏(中国)
鶴の湯(日本) ヴァシュロン・コンスタンタン・マニュファクチュール(ジュネーブ)

ヴァシュロン・コンスタンタンは、伝説の写真家スティーブ・マッカリーを迎え、世界に向けられた彼の独自の視 点を通して、時計に「旅の精神」を体現する、新しい「オーヴァーシーズ」コレクションを描き出します。
ヴァシュロン・コンスタンタンとスティーブ・マッカリーは、世界で 12 のロケーションを選びました。
写真家の レンズがとらえた、その 12 の場所はほとんど人に知られていないほど珍しく、時には近づくことが困難な場所も あり、ヴァシュロン・コンスタンタンの基本的な価値観に即したものです。
ここではまず、「オーヴァーシーズ・ツアー」で訪れた最初の 6 つのロケーションを公開いたします。

旅の精神の不朽のものにするオーヴァーシーズ・ツアー

1755 年にジュネーブで創設されたヴァシュロン・コンスタンタンは、創業者の一人フランソワ・コンスタンタン から受け継がれる旅の精神を一貫して発展させてきました。
18 世紀以来、世界中に活動を展開してきたメゾンは、 その領域を拡大するためにはるか彼方の地平へと目を向けてきました。
歴史的な保存資料を紐解くと、新たに発見 した未知の場所が「ランコントル(出会い)」という名で台帳に記載されていたことも、それを裏付けています。
旅と結びつく価値観は、ヴァシュロン・コンスタンタンの歴史遺産や哲学の一部となっているのです。
カジュアル・ エレガンスと実用性を併せ持つ新しい「オーヴァーシーズ」は、こうした旅の精神が隅々まで表現された理想的な 時計です。
それは、新しい発見を重ねる中で視野がたえず研ぎ澄まされ、豊かになってゆくトラベラーの姿そのも のです。
SIHH2016 で発表された「オーヴァーシーズ・ツアー」を通じて、著名なアメリカ人写真家スティーブ・ マッカリーは、ヴァシュロン・コンスタンタンの伝統に息づく旅の精神を不朽のものにし、さらに豊かなものにしました。

パドレ・テンブレケ水道橋、メキシコ:伝達の時

メキシコの砂漠を貫いて水を運ぶために考え出された堅固で美しい水道橋は、複雑な専門技術と高度な技術的知識 を証明する建築物です。
ローマ文明とコロンブス以前の先住民の文明との出会いから生まれ、1553 年から 1570 年 に建造されたこの記念碑的な水利システムは、ゼンポアラからオツンバを結び、実に全長 45 キロメートルにも及 びます。

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スティーブ・マッカリーの視点
「この水道橋が 500 年も前に完全無比なシンメトリーに建造されたことを知れば、その外観の力強さがよく理解できるはずです。
私にとってそれは、何もない場所の真ん中にまっすぐに置かれた、一種の非常に 空想的な建造物にように見えました」

グランド・セントラル・ステーション、アメリカ合衆国ニューヨーク:動きの時

世界最大級の鉄道駅の一つに数えられる、この珠玉の建築は、西欧で最も活気にあふれる都市の中心地に構えられ ています。毎日何百万人もの旅行者がここを行き交い、その雑踏は絶え間ないダンスを見ているかのようです。
一 日中休みなくマンハッタンが鼓動している場所がまさにこの駅です。ヴァシュロン・コンスタンタンとスティー ブ・マッカリーのチームは、旅行者がまばらで閑散とした深夜にこの神話的な駅の別の一面を発見しました。それ は、またとないチャンスでした。

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スティーブ・マッカリーの視点 「ニューヨークのグランド・セントラル・ステーションに初めて行った時のことをよく覚えています。
芸術作品に中にどっぷり浸かっている気がして、これはただの駅ではないと! 特に私を惹きつけたこ とは、絶え間なく人々が行き交う光景でした。
しかし、何より素晴らしかったのは、一晩中そこで過ご せたことです。私たちは、まるで白昼夢を見ているかのように、この駅全体を手に入れたのです」

チャンド・バオリ階段井戸、インド:魔法のような時

この古代の階段井戸は、伝説として語り継がれ、魔法にかけられたような感覚で魅了する美しい芸術作品で、象徴 的な装飾と錯覚を誘う外観を併せ持っています。
ラージャスターン州のアブハネリ村の寺院近くに位置するこの建 造物は、何世紀にも渡り人々の社会生活の中心地になってきました。
寺院の近くからこの井戸の水面に至るには、 何階層にも分かれる層に設けられた階段を果てしなく下っていかなくてはなりません。住民たちは、井戸を下降す るこの旅路を瞑想への誘いと考えています。

楽山大仏、中国:静かなる時

四川省の岷江(びんこう)に面して 13 世紀も長きに渡ってそびえ立つ大仏は、この川を永遠に守っているかのよ うに見えます。
高さ 71 メートルの大仏は、西暦 713 年から 803 年に岩を削って作られました。
創建の目的は、急 流を行く勇敢な船乗りたちを守ることにあったとされ、今でも一般にそう信じられています。
この記念碑的な大仏 はまた、人間の限界への挑戦でもあります。その簡素な造作や強烈な美によって、大仏はまさしく時を超越した存 在になっています。

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スティーブ・マッカリーの視点 「私は、この大仏が彫られた当時に中国人がもっていた驚くほど豊かな知識を写真で伝えようと試みまし た。
この任務を引き受けたことを光栄に思いました。
特に撮影の最中にすばらしい人々に出会えたのが、 私たちにとって幸運だったからです。
この大仏について印象深かったのは、顔の表情に穏やかで慈悲深い 微笑みが表れている点でした。
世界を見渡し、私たちを温かく見守っている大仏は、私たちすべてを永遠 に守り続けたいと願っているかのようです」

鶴の湯、日本:儀礼の時

日本語の「温泉」という言葉は、“湯が湧き出る泉”を意味します。この言葉はまた、誌的、儀礼的、神聖な場所 とみなされる温浴の場を指します。
秋田の郊外にあるこの温泉の美しさは、水や湯気、自然環境といった手つかず の要素にあり、それらが簡素な佇まいや質素な設備をけっして損なわないように工夫されているのです。
大地から 湧き出た温泉に浸かる者は誰でも、心身を清めるこの平穏な温泉を称える特別な儀礼に従っている気分に誘われず にはいられません。

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スティーブ・マッカリーの視点 「私の撮影旅行の中でも、ここはもっとも感銘を受けたロケーションでした。
到着したときは、3 日間も 雪が降り続いていて、あらゆるものが白一色に覆われ、まるで夢の中にいるかのようでした。冷たい雪と 温かい温泉の幻想的なコントラストを見て、本当に魅了されました」

ヴァシュロン・コンスタンタン・マニュファクチュール、ジュネーブ:感動を呼ぶ時

ヴァシュロン・コンスタンタンのマニュファクチュールには、相反する精神が表現されています。
スイスの建築家 ベルナール・チュミが設計したこの建物は、複雑さと簡潔さ、調和と厳格さ、流れるような空間と閉じられた空間、 現代的なラインと時を超えたラインといったさまざまな要素が溶け合っています。
この光に満ちたマニュファクチ ュールは、ジュネーブ・シールを取得する新しい「オーヴァーシーズ」のあらゆる細部に宿る正確さや創意を物語 っています。

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スティーブ・マッカリーの視点 「この建築の驚くべき形や特異なデザインを目にしたら、まさに芸術作品そのものであり、天才の成せる 業だと気付くでしょう。
私には、美しさと正確さの完全な調和が見て取れました。
ヴァシュロン・コンス タンタンのマニュファクチュールの見事な姿を見て、ただならぬ旅に向けて出発するかのような気がしま した」

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。