Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士の心と身体メンテナンス

第1回「エレガントに鍛えるメソッド」

 

見た目や身体には、その人の生き方や習慣、価値観が自然とにじみ出るものです。

日々の過ごし方が、表情や姿勢、立ち居振る舞いに反映され、いわば「人生を映す鏡」と言えるのかもしれません。

だからこそ、自分自身をどのように整えるかということは、年齢を重ねた大人にとって、深みや品格を語るうえで欠かせない要素になるのではないでしょうか。

「身体が変われば、人生が変わる」という言葉がありますが、それは単なるキャッチコピーではなく、多くの人が実感している真理でもあります。

運動によって得られる変化は、外見の変化にとどまらず、内面的な影響にも及びます。

継続的な運動は、自信や自己肯定感を高め、ストレスに対する耐性や、感情の安定にもつながっていきます。

 

 

 

また、運動によって自律神経のバランスが整い、加齢とともに減少していく成長ホルモンや男性ホルモンの分泌が活性化されると、細胞レベルでの若返りにも期待が持てます。

何かに取り組もうとする意欲や集中力が高まり、日々の充実感が深まっていく――そのような変化を感じる方も少なくありません。

 

 

 

特に成長ホルモンは、20代をピークに年齢とともに減少していきますが、運動を習慣にすることでその分泌を保ち、体力や代謝、回復力といった面での若さを後押ししてくれるのだと言われています。

そう考えると、ある程度年齢を重ねた今こそ、自分の体と向き合うことが、より豊かでしなやかな生き方につながるのではないかと感じます。

一方で、人との関わりにおいて「見た目」が与える影響も軽視できません。

米国の心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」では、人が他者から受け取る印象のうち、言葉が占める割合はわずか7%にすぎず、残りの93%は、声の調子や表情、身だしなみなど、言葉以外の要素で決まるとされています。

特に視覚から得られる印象が55%を占めるというのは、非常に興味深い事実です。

私自身、20年以上にわたり格闘技、とくにプロ・キックボクサーとして15年のキャリアを積んでリングに立ち続けてきたなかで、常に意識していたのは「自分の身体を自分でコントロールすること」でした。

体脂肪率を810%、体重を70kg以内に保つことは、自分の生活を律する事であり、日夜プロとして、ハイパフォーマンスでい続けるための指針でした。

 

 

4週間の減量プログラムを実行したビフォーアフター

 

 

たとえば、健康や減量を指導する立場にある人が、自身の体をないがしろにしていれば、言葉に説得力を持たせるのは難しいものです。

それは、仕立てのよいスーツを語る店員が、だらしない着こなしをしているようなもの。

大人としての信頼や説得力は、言葉の前に「佇まい」に表れるのかもしれません。

キックボクシングというと、激しい競技を想像されるかもしれませんが、実は全身を効率よく動かして燃焼させる、極めて効果的なエクササイズでもあります。

有酸素運動と無酸素運動、そして筋力トレーニングを兼ね備え、心身のリフレッシュにも抜群に効果的です。

試合に出る必要はありません。

運動として、趣味として、生涯を通じて楽しむスポーツとして、紳士のたしなみにもなり得る。

そんな風に捉えていただけると、新たな可能性が広がるのではないでしょうか。

近年では、さまざまな健康法やダイエット情報が飛び交い、どれが正しいのか迷う場面も少なくありません。

しかし、本質は案外シンプルです。

最も大切なのは、「摂取したエネルギー」と「消費したエネルギー」のバランス。

つまり、どれだけ食べ、どれだけ動くか。

その基本に立ち返ることこそが、時代は変われど、変わることのない原理原則であり、できる大人の選択とも言えるのではないでしょうか。

 

 

 

年齢を重ねるということは、身体と心により深く向き合う時期を迎えるということでもあります。

運動は決して若作りの手段ではなく、人生そのものを丁寧に整えるための行為。

内面の成熟と外見の品格とが静かに調和したとき、大人としての本当の魅力がにじみ出る——そんな姿を目指していけたら素敵だと、私は思います。

丹羽圭介 Keisuke Niwa

キックボクシングREBELS初代63kg級日本チャンピオン

2025年2月9日にKNOCIOUT後楽園大会で、15年のキャリア集大成として引退

都内を中心に出張型・戦う経営者の限界突破トレーニング【ケイトレ】代表

追手門学院大学経営学部卒業

日本拳法三段、キネシオテーピング協会認定資格、高齢者運動指導士

40代、50代、60代の戦う経営者を中心に、5歳のキッズから70歳を越える高齢者まで、その方の運動レベルや、ご希望に合わせたオーダーメニューで【格闘技で人生を豊かに生きる】アスリートが引退しても、社会を明るくする活動として、【アスリートの命の価値を上げる】をモットーに、パーソナルトレーナーや、講演活動、小中学校での体育や、夢を叶える道徳授業をしている。

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丹羽圭介トレーニング体験申込み(約60分)

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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