紳士のための発酵食品入門
001【紳士のための発酵食品入門】発酵ってなぜ体にいいの?
発酵ライフクリエイターの奥田涼子です。
最近、発酵食品が体にいい、と言われていますが、
そもそも発酵ってなんなのでしょうか?
今日は、ずばり
「発酵とはなに?」と
「発酵食品が体にいいわけ」を
書いていきたいと思います。
そもそも、発酵とは・・・
目には見えない小さな生き物(微生物)が
生きているる活動のこと。
つまり、
「発酵」とは
微生物が生きていること、なんです。
では、ここでクイズです。
食べ物が
「発酵している」と
「腐っている」は
なにが違うのでしょうか。
シンキングタイム、スタート!
・
・
・
・
では正解を。
「発酵」は人間にとって
「有効」な微生物が活動すること。
「腐る」は人間にとって
「有害」な微生物が活動すること。
つまり、発酵しているか、腐っているかは
「人間の都合」で決まっているのです。
そして、
「発酵」とは微生物が人間にとって
「イイネ!」なことをしてくれている、ということ。
(「イイネ!」→「美味しいね!」「栄養があるね!」など。)
さて、最近はテレビや本などでも
「発酵食品は体によいから食べよう!」と
よく言われていますよね。
では、なぜ発酵食品は体に良いのでしょうか。
発酵食品は、発酵BEFOREとAFTERで
色々な嬉しい変化があるからなんです。
1)消化吸収しやすくなる
発酵すると、微生物の働きで食べ物が細かく分解されます。
なので、私たちが食べるときには、すでに食べ物が細かくなって
消化吸収しやすくなった状態。
たとえば、私は牛乳を飲むとおなかを壊してしまうのですが
牛乳を発酵させた「チーズ」や「ヨーグルト」なら大丈夫。
発酵食品は、もとの素材よりも消化吸収がよくなるのです。
2)保存性がアップする
お肉やお魚はそのままの状態だとあまり日持ちしませんが、発酵させることによって長期保存が可能になります。
また、生のままではしおれたり枯れたりする野菜も、発酵させてお漬物にすると腐ることなく保存できます。
3)栄養価が高まる
たとえば、大豆を発酵させてできる「納豆」。
納豆には大豆にくらべてはるかに多くの栄養価がアップしています。
元の材料である大豆と比べて
ビタミンB2が6倍・葉酸が3倍・ビタミンK2が25倍・血栓を溶かすナットウキナーゼなど。
4)美味しくなる
発酵の過程で、食品に含まれるでんぷんやタンパク質が「甘味」や「うま味」に分解されるので、発酵食品は美味しくなります。
醤油や味噌、酢やお酒など、発酵食品が調味料として使われているのも納得!
知れば知るほど、嬉しい効果がたくさんの発酵食品。
うまく毎日の食生活に摂りいれていきたいものですね。
2011年、東日本大震災をきっかけに
「発酵」の素晴らしさに目覚め、東京移住。
発酵食品教室で発酵学の講師として伝えているうちに、
「発酵」の仕組みそのものに「人生を幸せに生きるヒント」が
たくさん隠されていることに気づく。
2012年より発酵教室・講師活動を開始。
これまで延べ800名が受講。
そのうち8割以上がリピーター。 (2017年、83%)
■ 雑誌「Veggy」2016年3月号掲載
■ 雑誌「安心」2016年8月号掲載
■ 雑誌「おなかぺたんこダイエット」ムック本掲載
■寄稿「スマートショッピング」【発酵食のプロに聞いた!】醤油・味噌・納豆鉄板おすすめ人気ランキング10選
■講演(東芝グループ様・ペライチ様・サンクチュアリ出版様)
からだを発酵。こころを発幸。あなたのすべてが魅力に変わる「発
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