Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべきセレブの生き方

Luc Besson編

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リュック・ベッソン。
フランスを代表する映画監督である彼は、脚本家としても成功を収めている。
彼が撮る作品には特徴がある。
絶世の美女が登場し、主人公を救う。
リュック・ベッソンが描く女神(ミューズ)に何故、人は憧れを持つのか?


レオンのナタリー・ポートマン

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マチルダ役を演じたのは、まだ12歳だったイスラエル出身のナタリー・ポートマン。
リュック・ベッソンは、2000人以上のオーディションから彼女を抜擢した。
成熟とはほど遠い見た目を持っているものの、幼いながらの純粋さと知性を兼ね備えているマチルダ。
レオンは孤独な殺し屋ながら、マチルダに出会い、今まで感じたことがない感情を持つようになる。
マチルダが未熟であることは確かだ。けれど大人と違い、正直になることを忘れてはいない。
ひとりの女性と出会ったことで、冷酷なレオンは見失っていたものを取り戻していく。


フィフス・エレメントのミラ・ジョボビッチ

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身長174センチ、抜群のプロポーションにオレンジ色の髪。
非の打ち所がないヒロイン、リー・ルーは完璧すぎる美女である。
完璧だということをジャン=ポール・ゴルチェが担当した衣装を着こなす姿が証明している。
リー・ルーとコーベンは言葉を交わすことができない。
人は言葉を交わすことで気持ちを伝えるが、惹かれ合うふたりの間に言葉は必要ないのかもしれない。
リュック・ベッソンが16歳の時に考えた物語を題材にしているこの作品はミラ・ジョボビッチの出世作となり、その後リュック・ベッソンと2年間の結婚生活を送った。


アンジェラのリー・ラスムッセン

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マフィアへの借金返済期限が48時間後に迫った主人公が、絶望のあまりセーヌ河へ飛び込もうとすると、突然アンジェラと名乗る謎の美女が表れ、彼女を助ける羽目になるところから物語は始まる。
彼女は絶望の淵に立った主人公を救うために現れたミューズだ。
アンジェラの存在は謎に包まれている。どこから来たのかも、何をしに来たのかも分からない。
けれど、どれだけ人生に絶望を感じても、大切な人に出会ったことで自分の人生に責任を持つようになる。

リュック・ベッソンが描くヒロイン像は、人に衝撃を与える。
彼女たちを一度見ると強烈なインパクトを受け、その存在に惹きつけられる。
この3人は共通して、主人公が見失っていた’’愛”というものを与え、人生に色をつけた。

愛をきっかけに、人生は新たなスタートを迎えるのかもしれない。

 

加藤 優花 / Yuka Kato

Entertainment content Coordinator, SNS marketing Advisor
 Yuka Kato Web site http://www.bigapple-to.tokyo/wp/
Instagram https://www.instagram.com/lindsay6126/
Twitter https://twitter.com/lindsayuka

マイフェアレディー前期メンバー。
 1992年京都府生まれ。幼い頃から祖父の影響でブラックミュージックを聴き始め、大学在学中に大阪を拠点にDJ活動を開始。
大学時代はニュージーランド、NY、中国に留学し、グローバルでの活動の場に必要な語学力を獲得。
卒業後は一般不動産企業へ就職する傍ら、音楽を中心としたエンターテイメントの情報をSNS等を通じて発信。
2015年退職後ニューヨークへ渡米。自身のWebサイトBig Apple to Tokyoを立ち上げ、エンターテイメントと現地の文化やトレンド等を織り交ぜた、現地在住者のみが発信可能な情報を常に心がけ発信。
株式会社ソーシャルメディアマーケティングのInstagramセミナーにてアドバイスと事例紹介に携わる。
一方、定期的に東京に戻り、活躍する若手女性をテーマに活動するランニングチームGradenのメンバーとして、Healthy, Beauty, Yummyをモットーに、自立する女性をさらにモチベートする活動へ参加。
その他、雑誌Rayの読者モデルなど、多岐にわたって活動中。
16年7月に再び渡米し米国から情報発信する予定。

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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