Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべきロックミュージック

第一回 映画「ボヘミアン・ラプソディ」 ~前編~

初めまして。ロックバンドLAST MAY JAGUARのヴォーカルyuricaです。

令和元年より、「紳士が知るべきロックミュージック」のコラムを担当させていただくことになりました。

 

紳士の皆様には、

「実はロック大好き!」

「昔バンドやってたんだよね~」

なんて方も多いのではないでしょうか。

 

古き良きロックをはじめ、今流行っているロック、インディーズだけど一度は聴いていただきたいロックを紳士の皆様にお届けしていきたいと思います。

 

第一回目は、昨年末、世界の映画シーンを沸かせた「ボヘミアン・ラプソディ」。

Queenの曲を聴くだけで、若かりし頃の思い出がフラッシュバックする紳士も多いのではないでしょうか。

力のある音楽には、その時の思い出が刻まれていくものですよね。

 

映画内ではヒューマンドラマだけでなく、楽曲制作シーンが多数描かれていました。

作詞作曲をするわたしにとって、興味深かった楽曲制作について、触れていきたいと思います。

(以下、少々映画内容のネタバレしますのでご注意を・・・!)

映画内には、スタジオで、バンドメンバー全員が集まって楽曲制作をするシーンがありました。

これは音楽業界では「プリプロ(Pre-production)」と呼ばれる作業で、各々曲のアイディアを持ち寄り、実際に演奏してみながら形にしていく作業です。

 

現代だと、楽曲のほとんどは自宅でパソコンを使って作れてしまうので、スタジオで楽曲を作っていくアーティストは減っていると言われています。

(LAST MAY JAGUARも、楽曲制作の95%まではデータのやり取り・アレンジを自宅で済ませて、プリプロはレコーディング前に1回スタジオに入るくらいです。)

映画内では、プリプロでスタジオに入ったものの何も進まない・・・結果喧嘩になる・・・なんてシーンがありました。

(わたし自身、何度か経験があります・・・)

そんな状況の中、喧嘩の仲裁をするかのようにメンバーの一人が思いついて出した音が、メロディではなくて、足踏みと手拍子。

それが

Queen-“We Will Rock You”

https://youtu.be/-tJYN-eG1zk

 

天才はフレディだけではなかった・・・それがQueenを伝説にした理由のひとつだとわたしは思います。

しかもこの楽曲、潔く短くてとっても斬新。

わたしだったら、これをサビにして楽曲を展開したくなってしまいますが、それをしなかったのが天才たちの思うところなのかな…なんて考えながら映画を観ていました。

 

盛り上がること必須の楽曲、覚えてカラオケの定番曲にするのもいいですよね!

(LAST MAY JAGUARのロックな一枚。 Photo by ナヒラユウキ)

 

そんな、映画「ボヘミアン・ラプソディ」が、2019年4月17日にブルーレイ/DVD&デジタル配信で発売開始しました。

映画館ですでに観てきたけど、家でも楽しみたくなる!そんな作品です。

 

ちなみにこのDVD、購入店によってさまざまな特典が付いているのですが、HMV・Loppi限定ではタンクトップ付商品も発売しているそうですよ!
詳しくはコチラ。

https://www.hmv.co.jp/en/artist_%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E6%9C%AA%E5%AE%9A_000000000457097/item_Bohemian-Rhapsody_9748087

(え?いらないって??)

一回の掲載では語り切れないQueenのロック、

次回は、映画のタイトルでもある名曲「Bohemian Rhapsody」についても触れていきたいと思います。

ではまた☆

 

yurica/LAST MAY JAGUAR

 

Official HP http://www.lastmayjaguar.com/

Twitter  https://twitter.com/yurica_Vocal

Facebook  https://www.facebook.com/yuricatokyorock

Music Video https://youtu.be/u7liRWGiAoE

    https://youtu.be/2X6uraxE0D8

 

★Next Live★

「LAST MAY JAGUAR × exist†trace pre. ロックヒロインFESTIVAL #01」

場所:渋谷clubasia

日時:2019年6月21日(金)

OPEN 17:10/START 17:40

出演 LAST MAY JAGUAR/exist†trace /VALSHE(GUEST)

 

 

【追伸:今月の“ロック”】

シングルモルトウイスキー「ザ・グレンリベット12年」

ファンの方から差し入れでいただきました。全体的にすっきりしていて癖が少なく、ほんのり甘い。ウイスキーソーダにしても味が崩れずGood!疲れたときに飲みたくなる“ロック”でした。

2014年12月にビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。

バンドのすべての作詞とほとんどの作曲を担当し、突き抜けるハイトーンVocalと感情を丸出しにしたMCには定評がある。
東京を拠点にライブを展開、2019年4月にリリースした2nd Single‘PRAY’が好評発売中。

yurica twitter;https://twitter.com/yurica_Vocal

Official HP http://www.lastmayjaguar.com/

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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