Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士が知るべきラテンダンディズム

紳士が知るべきレディーファースト

スペイン語講師兼スペイン語ユーチューバー

のサユリマリリーこと、村上サユリです!

現在、ユーチューブでは【ラテン女子がスペイン語を教えてみた - らてすぺ】

と言うチャンネルを運営しており、スペイン語だけではなく、ラテン文化や音楽を教えているチャンネルになります!

現在はチャンネル登録者数2万人を超えました!

この度、私なりの紳士が知るべきラテンダンディズムとして、

記事を書かせていただくことになりました!

こんな素敵な機会をいただけて、とても光栄です!

心から感謝しています。

【レディーファーストとは】

 

みなさん一度は耳にしたことのある言葉ですよね。レディーファースト。

レディーファーストと聞いてみなさんはまず何を思い浮かべますか?

ひとりひとり、様々な捉え方があると思います!

では、今回はラテン女子からみた、ラテン紳士がしているレディーファーストについてお話ししていきます。

【ラテン紳士のレディーファースト】

そもそもラテン的なレディーファーストの捉え方には諸説あり、

面白いものだと、

「ラテン男性は女性のお尻を見るために常に優先してドアを開けて前を歩かせる」

などという逸話もあります。

ラテンらしい欲望全開の素直な理由ですね。

初めて見た時は私も思わず笑ってしまいました。

さて、ここからはラテンにおける一般的なお話に移ります。

ラテン男子は、幼い頃から両親にレディーファーストとはなんなのかを教えてもらいます。

女性は大切に扱うべき対象であり、丁寧に、優しくリードすることは当たり前と教えられますし、

女の子も、男性にはこう扱われるべきと、幼いながらに教えてもらいます。

日本ではそういった習慣がないですが、できると女性からは一目置かれ

印象はとても良く、モテモテになること間違いなしです!

近年では、レディーファーストをする男性の方が良い!

と言う日本人女性の声も多くなりましたよね!

日本ではなぜか、デートの時だけ意識してレディーファーストをする男性は最近増えてきたと思いますが、これは、職場や家庭内でも同様の振る舞いができてこそラテン紳士のレディーファーストだと言えます。

まず、日本の方のイメージでレディーファーストと言うと、女性が通れるように先にドアを開けてあげたり

荷物を持ってあげたりだけと思っていらっしゃる方は多いんではないでしょうか。

他にどんなレディーファーストがあるか一緒に見ていきましょう。

1. デートや待ち合わせの際はなるべく彼女の家の近く、もしくは家に迎えに行く

ラテン系の男性とデートするとみなさん当たり前のように車で玄関まで迎えに来てくれていたり、できなければタクシーを向かわせたり、徒歩で行ったりなどとしてくれました。

男性が私を守ってくれてる、自分を気にかけてくれてるんだと女性はポジティブに捉えることが多いです。

2.会うたびに女性の見た目を褒める

『え?!これもレディーファーストに入るの?』と思う方もいらっしゃると思いますが、

実はそうです!女性の見た目を褒めると言うことは、彼女が費やした時間や努力をしっかり見ている、と言うサインにもなるからです!女性を喜ばせることは、ラテン紳士の最大の喜びなのです。

3.女性のバック以外のものは優しく、何も言わずに持つ仕草をしてあげる

女性のバッグというのは時にはアクセサリーの一部として、洋服をコーディネートしているので、毎回、バッグを持つなどといった仕草は必要ないかと思います。

ですが、それ以外のもの、例えば雨が降ってきてたまたま女性が傘を持っていたらスッと手を差し伸べて、傘を持ちましょう。買い物をしたら、買ったものは極力もつなど

ここで重要になるのは、声を欠けるのではなく、仕草と笑顔で『持つよ』というアピールをすることです!あくまでも自然に行うのがポイントです。

4.アイコンタクトを忘れずに

女性をリードしていく上で、最も重要と言っても過言じゃないのが【アイコンタクト】です!

なぜ、アイコンタクトが大事かというと、先ほどから、何度か『何も言わず…』というふうに

言ってきましたよね?では、それはどうやったらできるのかと言ったらアイコンタクトで合図するのです!

アイコンタクトで合図すると何がいいかといううと、いちいち相手に尋ねたりしないので、しつこさ、図々しさというものがなくなります。なので、わざとらしさがなくなり、より一層紳士的な印象になり、女性の信頼を得て、距離も縮めることができます。

女性にモテるためのレディーファーストになりがちですが、

自分が相手に対して行ったことが、より良い形で違うところから帰ってくるかもしれないですし

自分の隣に素晴らしい価値のある女性がいて欲しいのであれば

相手を思いやりながら行動することがキーワードになってくるかと思います。

村上 サユリ

スペイン語講師兼Youtuber

スペイン語圏の文化やスペイン語を教えているYoutubeチャンネル【ラテン女子がスペイン語を教えてみた – らてスペ】を運営していて、現在は2万人を超える登録者がいる。

ペルーで生まれ、2歳の頃に日本にきました。その後、中学校までは日本で、高校、大学をペルーで通いました。帰国後はフリーランスでスペイン語通訳、翻訳そしてスペイン語講師をして、1年前にスペイン語、ラテン文化を教えるYoutubeチャンネルを開設、運営しています。

2020年に開催されたビューティージャパン東京のコンテストで男子専科賞、WQC賞を受賞しました。

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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