オーダースーツにチャレンジ
<前編>サローネ・パルテンツァ「生地選び、デザイン選び、採寸」
こちらは小伝馬町にあるサローネ・パルテンツァ東京本店。
非常にグレードの高い生地と、仕立ての技術力に定評があります。
今回はデートとして来店。
女性の意見も取り入れながら、オーダースーツにチャレンジします。
店内の様子。
ジャケットやネクタイなど、様々なアイテムが色鮮やかに並んでいて、見ているだけでも楽しい!
店内に並ぶコートや、ジャケットなどの中にも気になるアイテムが沢山。
早速オーダーするスーツのイメージの相談に入ります。
好みの色や、素材、柄、どんな時に着たいのかなどを伝えます。
今回は、パーティーの時などにパッと映える様な、華やかなスーツを作りたいと思います。
たくさんの生地のサンプルが。
国産からインポート服地まで、常時1,000種類以上の生地を取り扱っているのだとか。
最初に、生地を選んでいきます。
サローネ・パルテンツァでは、日本屈指の高級毛織物メーカー「御幸毛織」の生地を使い、伝統的な製織技術で”ジャパン・メイド”のテキスタイルを作り上げているそう。
タイプの異なる2つの生地をおすすめしてもらいました。
一つはネイビーの迷彩で、タキシード仕立てにしたもの。
もう一つは華やかな紫ベースのストライプ。
続いてボタン。
メタルや水牛など、様々な質感のカラフルなボタンの中から、生地に合うものを探します。
こんな風に、一緒に選ぶのもデートの楽しみのひとつ。
ツヤ感のあるボタンなど様々な種類の中から、自分好みのセレクトをしていきます。
ボタンが決まったら、裏地を決めていきます。
裏地は少しアクセントがあって遊び心を持たせるのが粋。
「明るい色味や、ペイズリー柄も素敵!」と、女性の意見が。
表地がストライプ柄なので、裏地の柄はシンプルに。
その代わり、艶やかで深みのある赤にしました。
ちらっと見えた時に色っぽい。
冬物なので総裏地に。
ベストを合わせる時はベルトを着用しないのが、装いのルール。
そのため、脇で絞ることによって、綺麗なシルエットを保つことが出来ます。
今回は最新トレンドでもあるツータックの尾錠付きに。
昔のツータックではなく、あくまで細くスタイリッシュなツータックにすることで、素材の表情や光沢、質感も相まって断然オシャレです。
サイズ調整用の服で実際に補正をしていきます。
ウエストの部分は少し摘んで、ラインが美しく見えるように。
胸周りがしっかりとしている場合は、あまり絞りすぎるときつくなって動きづらくなるので、注意が必要とのこと。
動きやすく、美しいデザインに。
ちょうどいい具合に絞ってもらい、ウエストラインが非常にスッキリしました。
裾はダブルの幅広で5センチほどに。
丈は短めにして、幅は膝から下部分で調整していきます。
少し細めにして、ふくらはぎの太さをカバー。
動きやすさとスタイリッシュさにこだわり、細かく採寸、補正してもらいました。
このオーダーシートを元に、全て直縫いでスーツが作られていきます。
デートで来店して、女性と一緒にワイワイ選んでいくのも非常に楽しいものです。
仕上がりが待ち遠しい!
サローネ・パルテンツァ東京本店
東京都中央区日本橋小伝馬町15-19ルミナスビル
ショップのご紹介
品質の高いカスタムオーダーを得意とした専業ファクトリーを構え、各縫製工程に熟練の職人を組織することで、製品レベルの安定化を徹底している。
ミシン製造工程では、補正やパーツ型入れなど最新コンピュータ(CAD/CAM)を組込むことで生産性を向上させ、ファクトリーの持つ機能を生かし、常に高品質なオーダースーツの提供をしている。