Challenge of the gentleman

紳士のチャレンジ

THH-Tokyo編

IMG_3892⽇本の貴重な⽂化である着物。
その着物の⽣地を使って創られたドレスブランド、THH-Tokyo のファッションショーに潜入。
レディースアイテムが多いですが、メンズも少しずつ展開し始めています。
会場は西麻布のラウンジRAUL。

 

IMG_4276代表であり、デザイナーの堀⽥貴⼦⽒。
⻭科医師、⼥優、そしてデザイナーという多彩な経歴を持つ彼⼥。
THH-Tokyo のブランドについて語ります。

 

IMG_4285生活様式や人々の営みが変わっても、ずっと受け継がれてきた着物。
その着物を⼀つの素材として捉えることで、異国の⽂化の⽣地やデザインと融合させることが出来ると考えたそう。
形式に捉われることなくクリエイトしていくことで、国境や⼈種を超え、⽇本の⽂化を世界に発信していくことが出来ると。

 

IMG_4321早速ショーがスタート。
次々とモデルが登場。
着物のデザイン要素を活かした斬新なドレスです。

 

Collage_Fotor1
こちらは着物の素材感を⽣かしたワンピース。

 

Collage_Fotor2様々な色合いのドレスが登場。

 

Collage_Fotor3控えめであることを重んじる⽇本⼈は、⼥性の⾃⼰抑制感が⾮常に強いとのこと。
⾃分に似合うもの、好きなものを、⾃分らしくセレクトして⾝につけることで、⾃分を解放し⾃信に繋げていくことができると、堀田貴子氏は語ります。

 

Collage_Fotor5続いてメンズコレクション。
襟部分に着物が。
シャツもなかなかない⾊合いで、シンプルながら洗練されています。

 

IMG_4491着物の可能性にチャレンジし続ける THH TOKYO。
まだ発展途上ながら、その想いが⼒強く伝わってくるショーでした。

 

編集長・慈友さんの、最後にひと言。
「着物は世界に誇る日本の文化。
 試行錯誤を繰り返しながら、世界に日本の魅力を伝えていく素晴らしいブランドになって欲しい。強くそう思いました。」

 

THH-Tokyo
ブランドのご紹介

⽇本の⽂化とも⾔える着物を、⼀つの素材として捉え、新しい⽂化を作り出すことをコンセプトにした着物ドレスブランド。
⾃分を解き放って、⾃由に⾃分らしく⽣きることをモットーに、世界へと「⾃分だけの⼀着」を発信している。

http://takakobh.com

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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