Taste of the gentleman

紳士のたしなみ

紳士のたしなみでは、紳士道を追求するにあたり、
是非学びたい気になるテーマについて学んでいきます。

紳士のためのエスコート英会話

“How did I get this lucky?”


プレゼン英会話講師の田形まこです。生徒様からは「まこ先生」の愛称で呼ばれています。この度、「エスコート英会話」と称して、海外女性をエスコートする上で必要な英会話をお伝えしていこうと思います。

記念すべき第一回目は” How did I get this lucky?” です。まずこの意味を考えてみてください。

正解は、「何でこんなに僕はラッキーなんだろう。」です。これが何で海外女性のエスコートに役立つのか、お分かりでしょうか。

 上質なエスコートとは、目に見えるマナーやスマートさだけでなく、女性がHappyな気持ちでデートが出来るように導いてあげる事ですよね。上記に挙げた恥ずかしくなる様なベタなフレーズや“やりすぎ”な褒め言葉でも、それらに慣れっこな海外女性は素直に喜んでくれるでしょう。

 海外男性、特に西欧の男性達は、好みの女性をどんどん褒めます。どんな小さな事でも、大げさに、身振り手振りで、「この世に女性はあなただけ!」といわんばかりに、誇張して褒めちぎります。「言わずとも分かる」という、日本の美学も大切かとは思いますが、褒められて嫌な女性は日本にだっていません。ましてや、西欧女性となれば、おおげさすぎるぐらいの表現でちょうどいいのです。

 「そんな恥ずかしい事言えるか!」というクサい台詞でも、案外英語ならサラッと言えてしまうのでぜひ挑戦して頂きたいと思います。ということで、今回は「クサい台詞で女性を褒めちぎる」ためのフレーズをご紹介します。

まずは、簡単な褒め言葉からご紹介しましょう。

 

You have beautiful eyes/a great smile/pretty hair.
(美しい目/すばらしい笑顔/きれいな髪をしているね。)

 I like your haircut/earings/jacket…..

(君の髪型/イヤリング/ジャケット好きだな。)

 You look gorgeous today as usual.

(今日もいつも通りゴージャスだね。)

 The dress looks perfect on you.
(そのワンピース/ドレス、君に完璧に似合ってるよね。)

 外見を褒めることは、西欧人男性にとっては朝飯前のようで、道を歩いているだけで、見知らぬ男性がいきなり服を褒めてきたりします。

上記のような褒めフレーズであれば、気軽に使えますね。慣れてきたら、もう少しステップアップしてみましょう。下記のフレーズは、私が女の友達から聞いた男性にいわれて嬉しかったフレーズです。

 How did I get this lucky?

(どうして僕はこんなにラッキーなんだろう。)

 I don’t deserve you because you are too wonderful .
(君は僕にはもったいないぐらいの人さ、きみはすばらしすぎるから。)

 Thank you for being you.
(君でいてくれて、ありがとう。)

 最初は、照れくさくて言えないかもしれませんが、一度勇気を出して使ってみると、思いのほか良い反応が得られると思います。

 それに、簡単な褒め言葉であれば、エレベーター内でたまたま一緒になった、見知らぬ女性へも使えます。実際、私の男友達は、エレベーター内で

 I like your shoes.
(君の靴好きだよ。)

 といって、金髪のキレイな後ろ姿の女性に声をかけたそうです。

 Thank you.
(ありがとう。)

 と彼女が振り向いてびっくり、あの世界的に有名なモデル兼テニス選手のシャ◯ポワさんだったとか。

 ぜひ、女性は思い切って大げさに褒めてあげてください。もしかすると、彼のような棚ぼたもあるかもしれませんから。

 

追記
現在話題の「ラ・ラ・ランド」、鑑賞してきました。春休み中の学生カップルに囲まれながら、ミーティング終わりに急遽映画館に来た私は、一人での鑑賞だったのですが、なりふり構わず号泣してしまいました。アラサー女子が一人で映画という時点で相当イタイのに、号泣なんて(笑)

 私のイタイ話は置いておいて、頻繁にCMで使用されている印象的なシーンといえば、ライアンゴズリング扮するセバスチャンがヒロインと共にタップダンスを踊るシーンなのですが…私はタップダンスを踊った後のセバスチャンの何気ない行動にキュンッとしました。

 ヒロインがダンスをする際に脱ぎ捨てたハイヒールを、セバスチャンが拾って、彼女の車まで運んであげるのです。そして、当たり前のように、運転席のドアをそっと開けてあげます。彼女が座ったら、当たり前のようにドアを閉めてあげ、当たり前のように、そのハイヒールを彼女に渡して見送った後、当たり前のように、遠いところに置いてある自分の車まで歩いていくのです。「お姫様か!」とツッコミをいれたくなるかもしれませんが、ヒロインも、当たり前かのごとくその行為を受け入れ、セバスチャンもポケットに手を突っ込んだまま、ドヤ顔をする訳でもなく、何食わぬ顔でやってのけたのでした。

 その時に、セバスチャンがたまらなくセクシーに見えたのです。何気ないジェントルマンって、実はとってもセクシーなんだなって思いました。

 まあ、実際のところは役者のライアンゴズリング自身がセクシーなだけだったのかもしれないけれど。

田形まこ

Skype英会話コンサルタント。ビジネスマンに対する「実践プレゼン英会話」、忙しい経営者に向けて英語初心者でも出来る「1日15分英会話」を開講。中学1年生の文法もままならなかった生徒がたった1ヶ月半で30分の英会話が可能に!近年は、医療業界にも裾野を広げ、「看護師英会話」「救急英語」プロジェクトを進行中。米国高校・大学在学中に、オックスフォード大学留学, フランス留学を経験。大学卒業後は、アメリカのNYマンハッタンにて、貿易会社で営業として働く。TOEIC975点、TOEFL(ペーパーベース)630点。「人の中心にある想いを伝える」お手伝いをしたい一心で起業。

WEB:http://englishforleader.com/
FB:https://www.facebook.com/tagatamako

ダンディズムとは

古き良き伝統を守りながら変革を求めるのは、簡単なことではありません。しかし私たちには、ひとつひとつ積み重ねてきた経験があります。
試行錯誤の末に、本物と出会い、見極め、味わい尽くす。そうした経験を重ねることで私たちは成長し、本物の品格とその価値を知ります。そして、伝統の中にこそ変革の種が隠されていることを、私達の経験が教えてくれます。
だから過去の歴史や伝統に思いを馳せ、その意味を理解した上で、新たな試みにチャレンジ。決して止まることのない探究心と向上心を持って、さらに上のステージを目指します。その姿勢こそが、ダンディズムではないでしょうか。

もちろん紳士なら、誰しも自分なりのダンディズムを心に秘めているでしょう。それを「粋の精神」と呼ぶかもしれません。あるいは、「武士道」と考える人もいます。さらに、「優しさ」、「傾奇者の心意気」など、その表現は十人十色です。

現代のダンディを完全解説 | 服装から振る舞いまで

1950年に創刊した、日本で最も歴史のある男性ファッション・ライフスタイル誌『男子専科』の使命として、多様に姿を変えるその精神を、私たちはこれからも追求し続け、世代を越えて受け継いでいく日本のダンディズム精神を、読者の皆さんと創り上げていきます。

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