<後編>サイズ測定・アフターケア
帽子のタイプを決めたらいよいよ採寸。メジャーで正確に頭のサイズを測定します。59センチ。ピッタリサイズでも1センチ余裕を持たせてもいいとのこと。
同じサイズでも内側の布や革の厚さにより、かぶった時のサイズ感が違うとのこと。専用の測定器で帽子のサイズを採寸。
欧米人と比べ日本人は頭の形が丸いらしく、帽子が浮くような感じがあるときはこめかみあたりの内側に専用テープを貼ればよりフィットするとのこと。
少しサイズに余裕を持って選択した60センチの帽子もテープにより更にフィット。装着感の心地よさはボルサリーノならでは。
最終的に選んだグレーのBEAVER。サイズもバッチリ。上品な風合いがスーツを更にスタイルアップ。かぶりかたもアドバイス。
おでこを出すようにかぶるとカジュアルに。少し斜めにかぶるとエレガントに。
アフターサービスも充実。特に横浜髙島屋など直営店では、専用のスチームを当てながらのブラッシングサービスも。更にツヤが出て形が整います。
BEAVER専用のボルサリーノのボックスに。保管の際は帽子の中和紙などを詰めるといいとのこと。最高のこだわりと技術が詰められたこの箱を開けて、帽子を披露するのが楽しみです。
編集長・慈友さんの、最後にひと言。
「男の憧れ、ボルサリーノ。
まずは一つ揃えるだけで、男ぶりがグッと上がります。本当に格好いい。」
ボルサリーノ 髙島屋横浜店6階
横浜市西区南幸1-6-31
ショップのご紹介
1857年、イタリアのアレッサンドリアにジュゼッペ ボルサリーノがフェルト帽の芸術的職人のみを集めた工場を設立して創業した高級帽子ブランド。
伝統的な機械と道具を使って作り出すその技術は定評があり、一つのフェルトを作り出すのに40以上の工程を経て作られている。
2015~16年の秋冬コレクションには70年代のエレメントとボルサリーノのDNAが融合した“GRIFONE SILCHI”(グリフォーネシルキ)復刻シリーズハットも誕生。
多くの著名人に愛されている。