紳士が知るべき不動産投資
不動産投資で成功するための「テクニック」にフォーカスした情報をお届けします。オススメの書籍紹介から、サブリースやイールドギャップ、耐震基準等のまとめ
不動産投資は専門用語が多く、様々な手法があるため、中々ハードルが高く感じる方も多くいらっしゃると思います。今回は不動産投資についてより深く理解したい方のために、テクニックにフォーカスした記事をご紹介させていただきます。
一言に不動産投資の勉強といっても、ネットやセミナー、書籍など教材になるものは多種多様にあります。初心者向けの基礎知識が習得できる教科書はもちろん、不動産業者の営業目線で学べる基本知識や、エクセルで収益を計算する方法など、様々な角度から不動産投資を把握できる情報や知識を習得していくといいでしょう。
不動産投資において実用的で役立つ資格は「不動産実務検定」と「宅地建物取引士」です。不動産や投資に関する知識を把握することで業者との交渉力にもつなげられます。一方で、マンション管理士やFPのような専門領域が不動産投資にやや関わる程度の資格はさほど必要ありません。これらの資格は取得を目的にするのでなく、いかに投資に活かすことができるのかを念頭に勉強していくようにしましょう。
効率的に不動産を学ぶために有料勉強会を利用するという選択もありますが、教材になる物件の情報が現実的でなかったり、場合によっては高額な物件を業者から提案され購入の流れに乗せられる場合があります。比較的高額な授業料に見合うインプットが得られるかは事前に検討する必要があります。
参考不動産投資ローンは繰り上げ返済すべき?メリットとデメリットを検証
繰り上げ返済には期間を短くする方法と、返済額を減らす方法の2種類があります。繰り上げなしの場合よりトータルの返済金額を減らすことができますが、リスク対策や頭金のための資金と見合わせて返済の方法は計画的に選択する必要があります。
参考不動産投資の強み?レバレッジのメリットとデメリットとは?
レバレッジ効果をうまく活用できれば投資の成功にも直結します。少ない資金で大きな利益を得られる投資効率の良さや保険効果は不動産投資では見逃せないメリットです。一方で、借入に伴う返済リスク、金利の上昇による影響力が大きい点も踏まえる必要があります。
不動産投資にローンを利用する投資家にとって借入の金利と投資物件の利回りの「差」を見ることは、収益性を判断する上で利回り以上に優れた判断基準となります。さらにローン期間を考慮した数字を求める場合は、ローン定数を用いた計算式で算出しましょう。
1981年6月1日以降の建築確認から適用されるようになった新耐震基準は、震度5が基準の旧耐震に対し震度7を基準にした構造物の建築を求めるものです。耐震基準の差は実際の地震の倒壊割合でも顕著に出ており、物件の資産性の点からも旧耐震だとローンの審査が通りにくくなっています。投資物件としても新耐震の物件の方が良いので、建築確認済証の交付日が新耐震基準適用の日にち以降のものか確認しましょう。
サブリース契約は収益面でリスクを回避ができるとみられそうですが、管理会社を借主とする契約のため、オーナー側には不利な契約であることは念頭に置くべきです。家賃を保証するはずの管理会社からは一方的に解約できるのに対し、オーナー側からの解約には期間や条件が伴います。リスクを抑え計画的な投資を継続するためにも、サブリースがなくとも十分に収益が見込める物件を選定した方が良いでしょう。
参考不動産投資における赤字と損益通算、減価償却による節税について分かりやすく解説!
不動産投資は赤字収益が出ると損益通算によって節税がもたらされますが、あくまで黒字収益を目的として取り組むべき投資です。同様に減価償却費も経費として計上することで節税は見込めますが、赤字になることで投資自体が立ち行かなくなる危険もあります。キャッシュフローの黒字を念頭にしつつ、節税の仕組みも把握しておきましょう。
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